メンバーの成長=会社の成長

毎週土曜日・日曜日は、少しスローペースにかつ自分の出来る学びに投資をしています。
その中でゆっくりと会社の事を考える時間をとっています。
当社は、これからの中小企業の模範となるような高生産な会社・ビジネスモデル・思想を発信する事を目指しています。
その中で、最近感じる事としては「人の成長=会社の成長」という事です。
そう思うのは、当社の1年前を思い返すと、確実に自分の仕事に変化が生まれていると感じるからです。
ちょうど1年前に社員の離脱が相次いだ時、自分の力の無さと情けなさを感じました。半年前は、もっと現場の仕事に忙しかった。そして1年前はもっともっと現場の仕事に忙しかったと思います。
ただ今は1年前と、明らかに感覚が違う。
コアメンバーとともに1年間会社経営を積み重ねた結果、新たなメンバーも加わり、社長本来の経営の仕事の時間が増えつつある変化を感じています。
その正体は、おそらく「メンバーの成長」にあるのではないかと思っています。
この1年で、正社員・マネージャー・取締役は各自が着実な成長をしました。
仕事の中で大事な事を共有し、苦しくも楽しみながら共に歩いてきました。
自分の仕事は当社のミッション・クレドを体現し、それをメンバーに伝えていく事。
目の前の仕事を誰よりも顧客目線で一生懸命に行う事。
毎日を積み重ね、自分にしかできない経営の仕事を習慣化する事で競争優位を図る事。
私が社長として采配を振るい、より社長にしかできない仕事ができるかは、メンバーそれぞれの仕事に向き合う視点が1段階づつ上がっていく事が答えなのではないか、と思い始めています。
一般社員がマネージャーの視点を持てるか。
マネージャーが取締役の視点を持てるか。
取締役が社長の視点を持てるか。
こういった各自の成長が会社を次のステージに押し上げるのではないかと思います。
メンバーが成長するにはどうすれば良いのか。
自分が社長として成長すれば、メンバーも成長できるのではないか。
そんなことを考えながら、少しづつ各メンバーが確かな成長をしてくれいている今が、とてもうれしいです。
答えは決して見えてはいませんが、ただできる事は毎日前を向いて積み重ねる事。
まだ何も見えなくても、積み重ねればきっと何かに辿りつくと思います。
この先、会社を前向きにやり続けていればメンバーはそれぞれが、どこまでも成長していける。
人の成長こそが、会社の成長なのではないか。
最近の経営をしていて、そんな感覚が有ります。