アンパンマン哲学 | ミライスタイル

アンパンマン哲学

アンパンマンミュージアムにて

こんにちは!制作部 TOITAです。

今回は、日々の暮らしの中でふと気づいたこと書いてみます。
きっかけは、子どもが小さかった頃、毎日のように一緒に見ていたアンパンマン。

子ども向けアニメだと思って何気なく流していたのですが、大人でも「なるほど」と唸ってしまう場面が意外と多くて、気がつけば子どもより私のほうが夢中になっていました。

 

実は、身内間で小さな雑誌を発行していて、それぞれが研究対象や日々のあれこれを綴っています。

その中で私は「アンパンマン哲学」という不定期連載を書いていました。

アンパンマン哲学より 

今日はその中から、特に印象に残っている気づきを紹介させてください。

「愛と勇気だけが友達」の本当の意味

アンパンマンといえば、テーマソングの「愛と勇気だけが友達」というフレーズが有名です。
でも、これを聞いたとき「え、どういうこと?」と思いませんでしたか。

あんなにキャラクターがたくさんいるのに、友達は愛と勇気だけ。正直、初めて歌詞の意味を考えたとき、ちょっと切なすぎないかと胸がざわついたのを覚えています。

アンパンマンの大きな特徴といえば、自分の顔を分け与えて飢えている人を助けること。

原作の絵本には、顔をあげた後に首のない状態で飛んでいるアンパンマンのイラストもあって、「これ、子ども向けにしてはかなりスゴイ描写だな」とびっくりしたことも。

アンパンマンは、やなせたかしさんが戦時中の経験をもとに生み出したキャラクターです。

お腹が空いているときに、食べ物が向こうからやってきたらいいのに。
その切実な思いが原点にあるそうです。

アンパンマンは食べない

テレビのアンパンマンを見ていて気づいたことがあります。

アンパンマンはアニメの中で何かを食べているシーンがないんです。

誰かに食べ物を与えてばかりで、自分は決して食べない。
みんなが楽しそうに食事をしているのを、ニコニコ立って見ているだけ。
しかも椅子にすら座っていない。

アンパンマン哲学より

そこで気づいたのは、あんなにたくさんのキャラクターに囲まれていて、いつもニコニコとしている顔をしていますが、アンパンマンは実はとても孤独な存在だということ。

アンパンマンにとって仲間や友達は、一緒に遊ぶ対象ではなく、「守るべき存在」

アンパンマンはなんて孤高の存在なのでしょうか。

むしろ、悔しがったり怒ったり落ち込んだりするばいきんまんのほうが、よっぽど人間味がある。

その逆説的な構造に気づいた瞬間、子ども向け番組とはいえ思わず奥深いなぁと思いました。

 

日常の中にも、ふとした瞬間に深い気づきが隠れているものです。

何気なく見ているものの中に、大人の心を揺さぶる哲学が潜んでいる。

そんなことを教えてくれたのが、アンパンマンでした。

 

この後、ばいきんまん編、ジャムおじさん編と私の考察は続きますが、それはまた別のおはなし。

 

ちなみに、私の推しキャラはクリームパンダちゃんです!笑

 

(写真は「横浜アンパンマンこどもミュージアム」にて)

アンパンマンミュージアムにて アンパンマンミュージアムにて

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