ブランディングについて
おはようございます。ディレクター部です。
本日は、少し真面目な話で、ブランディングについて、自分の経験も踏まえ書かせていただきます。
あくまで経験ベースとなりますので、1つのケーススタディとして見ていただけますとありがたいです。
まず、ブランディングとは。Google検索してみました。
ブランディングとは、独自のブランドを作り、世間に浸透させる活動です。
ブランディングは、マーケティング戦略の1つで、自社の価値向上や他社との差別化を目的としています。
ふむふみ、なるほど。
上記の意味合いでいきますと、今回は、自社の価値向上を目的としたブランディングとなります。
某企業に勤めていた時の話です。
その時は以下のような状態でした。
現状:商品は、プロモーション会社のおかげで売れている
課題:自社がどういった会社かきちんと言語化できておらず、社員の意識がバラバラ
何をどういうふうに伝えれば、社員の意識を統一できるのか、
上司からの十人十色の言葉に社員が納得せずに首を傾げているシーンを何度も見ました。
見かねた上長が、外部に委託し、まず社内のブランディングから始めました。
社内のブランディング➡︎社員の意識統一➡︎社員の外部へのアウトプットが統一化➡︎企業ブランディングが内側からしっかりと根付いていく
と考えたからです。
まず、業務の第一線のコアメンバーを各部署から集め、
そもそも何をブランディングするかを議論しました。
社内の人なのか、商品なのか、それとも採用のための企業認知かなど。
この時は、我々はどう言った会社なのか、何者なのかを徹底的に議論していました。
それらをどうまとめるかまでも話し合い、最終的に、パワーポイントにまとめていきます。
それらを各部に持っていき、各部の意見をコアメンバー持ち帰り、
自社ブランディングについて細部を詰めていきます。
ブランディングの方針が固まったら、どのように広報していくのか議論していきました。
その時の結論としては、
毎週、社員会をオンライン上で開き、業務にストレスなく、ラジオ感覚で聞くというものです。
内容としては、その会社がどのような会社なのかの説明も稀にありますが、各部署の業務内容の説明や、イベントに出席した時の感想、新たな取り組みの話など、ざっくばらんとした内容ではありましたが、会社のことを知る、意識の統一化を数年かけて形にしていきました。
その後の結果はというと、大きく変わるということはありませんでしたが、
少なくともどういった会社か、社員一人一人が話せるようになっていました。
その時、自分が思ったことは、商品を理解することも大事ですが、
この会社がどういった会社なのか、なぜこの商品が、どういう意識で生まれたのか知り得たことは、
より商品を深く知るきっかけになりました。
長文御読み頂きありがとうございました。