最近読んだ本『SFマンガで倫理学 何が善くて何が悪いのか』
こんにちは。
エンジニア部です。
最近読んだ本をご紹介します。
この『SFマンガで倫理学 何が善くて何が悪いのか』は
・なぜクローンやキメラを作ってはいけないのか?
・「不死=幸福」か?
・虫と人の生命は平等か?
など、幅広い年代のSFマンガの中で
投げかけられてきたテーマを通し
現実の倫理について考えてみようという書籍です。
マンガという入りやすいテーマから
本格的な倫理学へと導いてくれる、
倫理学の入門書といってもいい一冊でした。
UIデザインを考えるとき、
「このUIには倫理的な問題があるのではないか?」と悩むことがあります。
例えば
「少数派のデバイスを無視してしまう設計はどうだろう?」
「ワンクリックで意図しない動作をさせてしまうUIは?」
などなど…
倫理的な視点を持つことで、より多くのユーザーに配慮した
UIデザインができるのではと考えるとエンジニアとしても
倫理学は無関係な学問ではないと思うのでした。
興味を持った方は、ぜひ本を手に取ってみてください。
(2月1日のスタッフブログで取り上げたflierでも要約を読むことができます!)
それでは。