社員研修 戦略的ポジショニングと組織能力

先日、猪苗代にて社員研修を行いました。
社員達は現クライアントについて「最も付加価値が上がるWEB運用の組み立て」を深掘りして議論をしてくれました。「クライアントのWEBサイトが、いかにコンバージョンを取るか」というゴールから逆算し、どこにどのような付加価値:人の仕事を充てるか、どのように費用をリバランスするかという議論を展開しました。
私のほうでは社員のプレゼンを聞きながらどうすれば最適解となるかというアドバイスをまず考え、更に個別の施策を会社の戦略レベルに昇華させるのはどのようにするかを並列で組み立てを行います。
会社が独自性のある優れた戦略を産み出すには
★ 戦略的ポジショニング・組織能力
という2つに目を向ける事です。
先日の社員研修にて、社員が議論しているのはこのうちの「組織能力」の部分の話でした。
一方でポジショニングについては「誰に対して、どこで売るか」といった戦略的なものになり、私のほうで組み立てを行っていく必要があると思います。
具体的には、
①他社と異なる戦略的ポジショニング
②他社と異なる組織能力
を組み合わせて、競争優位を図ります。
競争優位とは「他社との違い」を出す事で、優れた経営戦略とはこの競争優位の状況を作る事で結果的に「利益が上がる理由」を作る事です。
社員が20名に差し掛かる中で、これまで他社との違いが出せて利益を獲得してきた組織能力(:属人的要素)を組織に展開して発揮する必要が有ります。この組織能力はWEB制作品質やWEB運用の数値結果に直接影響します。
クライアントへの提供品質については、この先3年以内に50名・5年以内に100名という規模を目指す過程で会社が大きくなっても確実にやり切る事を私の中で目の前の約70社の二人三脚クライアント様に約束しており、絶対に外せません。
「組織能力」を社員が一丸となってを社員研修のような機会も活用しながら日々鍛えてもらい、私のほうで「戦略的ポジショニング」を取る事で競争優位を獲得します。
「戦略的ポジショニング×組織能力」で永続的に高い利益が出せる体質の出る会社にしていきます。