Google AnalyticsによるHP分析の方法
皆様こんにちは!
ミライスタイルディレクターの聡です。
今回はWEB運用をする上でアクセス数の分析ツールとしてお馴染みとなったGoogle Analyticsについてお届けします。
Google Analyticsは弊社でも導入しており、数字を資料に転記して月別に並べ、アクセス数の伸び率を示す目安としてお客様にご紹介しています。
それぞれの詳しい指標は後に紹介しますが、Google Analyticsでは様々な種類の検索流入数のデータを計測出来ます。
どういった種類のアクセスが入っているかを提案することでどういった集客施策をすればいいか、WEBサイトの改善を提案できるようになります。
Google Analyticsの利用目的
Google AnalyticsによるHP分析の方法は次の3段階のプロセス(手順)を経ます。
「取る」「見る」「使う」です。
まずは「取る」ですが
これはデータの計測とデータの取得のプロセスを指します。
このプロセスにおいては次の種類(チャネル)の計測と取得を行います。
1. 自然検索流入(Organic Search)
広告ではなくGoogleやYahooなどの検索エンジンの検索結果からの流入
2. 直接流入(Direct Search)
お気に入り(ブックマーク)若しくはアドレスバーに直にURLを入力(紙媒体からアドレスを知りURLをアドレスバーに直接入力する)
3. 参照元からのリンク(Referral)
個人ブログなど他サイトからのセッション
4. SNS経由(Social)
Twitter, FacebookなどのSNSからのセッション (GoogleがSocialの決めたサイトもこれに含まれる)
5. 広告流入(Paid Search)
検索連動型広告からのセッション、検索連動広告とはGoogle Adwardsやyahoo広告の事でAnalyticsとAdwards両方の管理者になっていれば、Adwardsの管理者を追加して連携する。
6.ディスプレイ広告(Display)
これも広告の一種で画像、Flash, バナーなどがこれにあたる。GDN(google display network)
YDN(yahoo display network)からのセッション。
これらの数字をまず取得します。
次に取得した数字を見ます「分析」
1. 自然検索流入(Organic Search)
この数字の意味は、例えば布団メーカーの数字を分析する場合、ユーザーが「布団、メーカー」と検索窓に打ち込んで出てくるURLの流入数の数字を拾います。この指標はとても重要です。というのもここの数字が大きければ「分析の対象とするHPの検索順位が高い」また「この検索キーワードでのSEO対策が上手くいっている」という事を示すからです。逆に言うとここの数字が低ければ検索キーワードでSEO対策が上手くいっていないという事を示すのでキーワード調査をしてコンテンツ多く載せて検索にかかるキーワードを増やすなどの工夫をします。
2. 直接流入(Direct Search)
お気に入り(ブックマーク)若しくはアドレスバーに直にURLを入力(紙媒体からアドレスを知りURLをアドレスバーに直接入力する)ここが多いと紙媒体やSNSによるPRが上手くいっていて企業の認知度が高いという事なので好材料と判断できる。逆にここが少ない場合は紙媒体の宣伝を増やす、SNS経由のPRをするなどの施策で強化していくことが考えられます。
3. 参照元からのリンク(Referral)
ここは個人ブログなど他サイトからの流入なので、少ない場合は他サイトから被リンクを増やしもらい流入を増やすという施策が考えられます。
4. SNS経由(Social)
ここが少ない場合はサイトが連携しているSNSの情報を強化させるなどの施策を考えます。
5. 広告流入(Paid Search)
ここの流入が少ない場合リスティング広告の運用において施策を施せば多くの流入を得られます。
6.ディスプレイ広告(Display)
ここの流入が少ない場合、Display広告の運用を強化すれば流入が増えます。
この様に分析をすることによって課題が浮き彫りになり、施策を打つ項目を理解することが出来ます。
最後のプロセスである「使う」はミエルカした課題に対して施策を考えていくというプロセスがそれに当たります。
いかがでしたでしょうか。
このように情報を数値化できるGoogle Analyticsはとても利便性の高いツールです。
ここの数値をまとめれば営業のツールにもなり、お客様へ説得力のある説明ができます。