建築会社のオウンドメディア作りに必要なもの
こんにちはWEBディレクターの本郷です。今回は建築会社がオウンドメディアを作り運営する際に必要なことをまとめます。
オウンドメディアとは
そもそもオウンドメディアとはWEBサイトの1つの種類です。これまで動きがない静的なホームページが主流でしたが、最近では社内のニュースやブログをWEBサイトで更新することで、カスタマーに対しての認知度も上がり、検索上位対策としても有効なため、最近ではただHPを作るのではなく、オウンドメディアとして運営するところが多くなってきています。今日はそんなオウンドメディアを作る上でまず必要なことを解説します。
目的やコンセプト、ターゲットを明確にする
当たり前のことかもしれませんが、まずサイトを作る目的、コンセプト、ターゲット、この3つを明確にしましょう。この作業がとても大切で、一番時間をかけても良い部分かもしれません。考える際に『サイトのコンセプト』で難しければ『自社のコンセプト』として考えても構いません。この部分が後に説明するキーワード(SEO対策)にも直結し、他者との差別化にも繋がります。下記のようにフレームワークとして紙に書いて考えるととても直感的で考えやすいかもしれません。
キーワードを設定する
ここで言うキーワードとはSEO対策用のキーワードです。GoogleなどのWEBブラウザで検索した際に上位に来るような対策です。例えば自社が都内で狭小住宅をメインに販売しているのであれば、『東京 狭小住宅』のような単語で検索した際に上位に来れば宣伝効果は高く、多くの人に見てもらえます。このようなキーワードを決めて、それに関するブログやコラムを投稿し続けることでそのような単語での集客が望めます。
このキーワードは上記で説明した目的やコンセプト、ターゲットを参考にしながら、自社の顧客の特徴や自社商品を比べて進めていきましょう。
必要素材を集める
サイトのコンセプトやキーワードなど大枠な部分が決まったら、必要な素材を集めましょう。WEBサイトは本やパンフレットと同じです。見せたいものの写真や文章が必要になります。自社の紹介文や企業情報、今までの建築事例…などなど。特に建築会社の場合、迫力のある建築写真を大きく掲載することで説得力があり、美しいサイトになります。
管理チームを決める
自社でサイトを更新する人、部署などを決めましょう。ブログの投稿に関して理想的なのは社内全員で様々な角度から記事を更新していくのが良いかもしれませんが、会社によってはそうもいかないかもしれません。また、しっかりと運営しようとした場合、WEB上でサイトの認知度を上げるにはかなりの長期間が必要になり、PV数など費用対効果も分析できる専門の管理チームが必要のため、WEB運用会社に依頼する方が人件費や費用対効果と比べてコスパが良いこともあります。
このように準備を丁寧にすることで、オープン後のオウンドメディアの方向性がぶれることなく運営できます。弊社が行なっているWEB運用サービスは主にこのようなオウンドメディアを対象に行なっており、SEO対策やそれに合った記事の投稿などをより深く専門的に提供しております。詳しくは建築業界向けセミナーの際や、直接WEBサイトよりお問い合わせ下さいませ。