読書、、起業3年目までの教科書 はじめてのキャッシュエンジン経営
また、クライアント経営者の方々・
同世代の起業家にお勧めの本を見つけました。
起業3年目までの教科書 はじめてのキャッシュエンジン経営は、受託開発をはじめとする「キャッシュエンジン事業」で体力をため込んでから、スケールする事業を行うという内容から始まります。
ゆくゆくは組織経営型に移ることを前提にした個人事業経営は、多くの人に当てはまるのではないかと感じました。
マネジメントの細かな方法論まで体験を元に書かれているので、とても参考になります。
(株)ミライスタイルでも、常日頃経営的に意識している方法と合う部分もあり、
また大きな気づきがいくつも得られました。
<新しい気づきを得られた点>
・キャッシュエンジン経営の方法
・スケールする事業を取組むタイミングについて
・凡人から強みを引き出し、弱みを無意味にするのが組織の役割(ドラッカー)
・人は城、人は生垣、人は堀(武田信玄)
・企業文化を作るために、「一緒に働きたい人」を雇う(→この「一緒に働きたい人」が優秀である可能性も高い)
・面接では、キャリアの転機になった際の「動機」について聞くと、その人の意思決定軸が見える
・1人の人間が見られる部下の数の限界は30人~40人
・人を育てる時間的余裕
・人を育てる資金的余裕
など、何より筆者の思いがこもったとても読み応えある1冊でした。
巻末には人事や経営の具体的な方法論も乗っており、迷わずお勧めの1冊です。
また自分も、このような気づきを元に
「経営に寄り添う技術開発」という事を
従業員一同で実践してゆきたいと思います。