建築業界の転職は自社求人サイトの有無をチェック|おすすめ異業種も検討
建築業界内で転職を考えるとき、収入や勤務体系などの条件に加えて、人間関係や会社の雰囲気など気になるポイントはたくさんありますよね。
せっかく時間や労力をかけて転職するのですから、今より良い環境・条件の会社に行きたいと考えるのは当然です。
そこで一つおすすめするのが、転職を検討する会社の自社サイトの有無をチェックする方法。
今回は建築業界で転職先を探す方法や、良い条件で転職するコツなどを解説していきます。
目次
■令和時代の建築転職事情
■建築業界の転職方法
■建築業界の転職は自社採用サイトをチェックすべきワケ
■建築会社の自社採用サイト実例
■建築から異業種に行くならWEB業界もおすすめ
■令和時代の建築転職事情
もともと残業時間が多い傾向の建築業界では、転職を考える方も昔から少なくありません。
2020年4月には働き方改革関連法の一部が施行されましたが、建設業に対しては2024年4月1まで猶予期間が設けられるなど、他業種とくらべて労働環境の改善は遅れている状況です。建築業界では、「転職したらまたブラックだった…」という話も良く聞きますよね。
しかし2024年を見据え、早くから働き方の改善に努めている会社もゼロではありません。転職は人生の中でも大切な節目となりますから、しっかり吟味して安心して働ける会社を見つけましょう。
■建築業界の転職方法
まずは建築業界で転職先を見つける一般的なツールや方法について、それぞれの特徴やメリットなどを見ていきましょう。
・求人ポータルサイト
無料で情報を閲覧できる求人ポータルサイトは、さまざまな企業を見つけて比較しやすい点が大きなメリットです。
建築ジャンルの中でも、工務店やハウスメーカー、建材メーカーや職人などさまざまな仕事の募集が見つかります。
建築業界内の別ジャンルやまったくの異業種など、自分が思いつかない仕事を見つけられるのも求人ポータルサイトの特徴。未経験可の仕事や資格を活かせる仕事など、希望条件に合わせて検索しやすいのも魅力的です。仕事探しのはじめの一歩として、視点を広げて情報を増やすときに活用するのが良いでしょう。
・転職エージェント/スカウト
最初に面談を実施し、今までの経験やスキルに見合った仕事を紹介してくれるのが転職エージェントサービスです。ポータルサイトなどで非公開の仕事もあるため、専門性やスキルを活かした転職をしたいときに効果的です。
提示できる実績や資格などがあるなら、企業からのスカウトを待つという方法もあります。企業から見て「この人が欲しい」というアプローチなので、採用率が高く条件の交渉などもしやすいのがメリットです。
・紹介
今までの仕事で築いた人脈を活かし、直接企業を紹介してもらうのも一つの方法です。求人を出していない会社に入れる可能性があり、職場の雰囲気や業務内容を事前に把握できる点も魅力。
ただし今の会社とのつながりがあると、転職後の人間関係に影響する可能性があります。ライバル会社に転職するということは少ないと思いますが、転職前に上司や会社に話を通しておくとトラブルが少ないでしょう。
・企業の自社採用サイト
最近はホームページを持つ企業が増えたことで、併設の自社求人ページを見かけることも多くなりました。
中にはポータルサイトへ出稿せず自社サイトだけで募集をかけている企業もあるため、意外な転職先が見つかるケースもあります。
■建築業界の転職は自社採用サイトをチェックすべきワケ
上でいくつか転職情報の収集方法を紹介しましたが、良い転職先を見つけるならなるべく自社採用サイトをチェックするのがおすすめです。
・求人や社員育成に力を入れている
わざわざ費用をかけて自社ホームページを整備しているということは、新しい人材の確保と育成に力を入れているということの表れでもあります。
逆に考えれば本業の利益がしっかり上がっているから、求人に予算を回せるということも言えますね。
・正確な情報や条件が分かりやすい
文字数やページレイアウトが自由な自社求人サイトは、募集の条件や業務内容を把握しやすいのもメリットの一つ。
サービス内容など顧客向けのページと照らし合わせることで、仕事内容もつかみやすくなります。
・会社の雰囲気が分かる
先輩社員のインタビューや業務内容など、社内の雰囲気が分かるコンテンツがあると自分に合った会社を選びやすいです。
会社の雰囲気を自らアピールできるということは、働きやすい環境をつくれているという自信の表れでもあります。
■建築業界の転職先一例
あくまで一般的な一例ですが、建築業界内の代表的な転職先をいくつかご紹介します。
・ゼネコン/建設会社
道路・橋梁・ビル・トンネルなど大規模なプロジェクトを扱えるのが、ゼネコンや建設会社の特徴です。地域密着の建設会社から大手ゼネコンまで規模はさまざまですが、学校や病院なども手掛けられる社会的意義の高い仕事です。
土木施工管理技士や建築士などの資格があれば、未経験から入社するチャンスもあります。
・設計事務所
建築士資格を活かして住宅や施設のデザインに関わりたいなら、設計事務所が選択肢に入ってきます。
アトリエ系・組織系などさまざまな営業形態があり、個人住宅や商業施設など扱いたい対象によって選ぶ必要があります。
経験を積めば独立するチャンスもあるため、将来的に夢のある転職先といえるでしょう。
・ハウスメーカー/工務店
一般住宅を扱うハウスメーカーや工務店は、未経験での募集が多く比較的ハードルが低い点が魅力的。建築業界としては募集件数もかなり多いので、自分に合った会社を見つけやすいのも特徴です。
未経験から建築の世界に入り、資格を取ってステップアップしたい方にもおすすめです。
・公務員
建築士や施工管理の資格を活かし、地方自治体で公務員として働く選択肢もあります。建築指導や公共事業、都市計画などさまざまな仕事があり、地域貢献も大きい職種といえるでしょう。
民間企業とくらべてホワイトな働き方ができるケースが多く、家族との安定した生活を望む方にも向いています。
■建築から異業種に行くならWEB業界もおすすめ
建築からほかの業界への転職を考えている方におすすめなのが、WEB業界という選択肢です。
おすすめ理由① 建築の知識と技術を活かせる
異業種への転職はスキルがムダになってしまうイメージがありますが、WEB業界は知識と技術を活かしやすいのでとてもおすすめです。
すでに感じている方も多いと思いますが、世の中全体が紙媒体からインターネット媒体へ移行する流れとともに建築業界でもWEB広告の需要が非常に高まっています。
建築知識を活かしたホームページ制作やWEB施策は、ハウスメーカーや工務店にとって非常に価値があり、ライバルと差別化することができます。
顧客とのヒアリングやプラン作成で培ったコミュニケーション能力も、クライアントとの打ち合わせに有効です。
関連コラム⇒【令和版】ハウスメーカーから転職するならWEB業界がおすすめな理由
おすすめ理由② WEBスキルを得て異業種に展開しやすい
ホームページ制作のディレクターやエンジニアとしてのスキルがあると、それを軸にしてさらに異業種に展開しやすいのもこれからの時代に向いているポイントです。
例えば建築分野のWEB制作を主戦場としつつ、自分が興味ある分野やこれから伸びそうな業界に複数展開することも可能です。
仮に一つの業界が衰退してもほかの分野で食いつなぐことができるのは、WEBスキルを持つ大きなメリットといえるでしょう。
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建築業界で培った知識や技術を大いに活かすことができますので、転職を考えている方はぜひ選択肢の一つとして検討してみてください。
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