建築業界WEB運用×リスティング広告コラム④:ロングテール効果を目指したスモールキーワード選定

皆様こんにちは!

ミライスタイルディレクターの聡です!

 

突然ですが皆様は「ロングテール」という言葉をご存知でしょうか。

 

ロングテールとは小売業で死に筋の商品でも大量に並べれば、売れ筋商品の売れ行きを上回るという現象を指して、その現象をグラフ化したとき恐竜のしっぽに似ているところから名付けられました。

 

実際の店舗には死に筋の商品を並べるスペースは無い事から、ロングテールは無限に商品を並べることができるECサイト Amazon.com内で最初に発見された現象でした。

無限にスペースのあるAmazon.com内には月に1冊しか売れないような商品が大量にあります。

 

しかしそのような本でも実際の店舗を持つ書店とは比べ物にならないほど大量に蔵書されている為、そこで1000冊を売り上げるベストセラー本と比較して、1冊しか売り上げが無い本でも1000種類売れれば、同等なくらい売上に貢献しているという理論です。

 

Amazon.com内ではマイナーな本の売り上げは、全体売り上げの半数を超えていることが発見されました。この瞬間「ロングテール」という現象がオンラインにおいて初めて成立しました。今回はこのロングテールをリスティング広告に応用した際のキーワード選定についてご紹介します。

 

さて、先日の記事で皆様にご紹介した通り、建築業界のWEB運用というフィールドでリスティング広告を用いてエンドユーザーにPRするという仕事に取り掛かっているディレクターSは、ペルソナ→キーワード選定という流れを考え、次のキーワードを思いつきました。

 

都内

土地

注文住宅

自然素材

湿度コントロール

サブリース

二世帯住宅

店舗併用型住宅

 

しかし、SEO対策に明るい読者の方はピンと来たかもしれませんが、これらのキーワードは検索する人が非常に多い、検索ボリュームが大きいキーワード(ビッグキーワード)となります。

 

先述のAmazon.com内で発生したロングテール現象に当てはめ、例えるとこれらのキーワードいわば「ベストセラー」です。

 

ディレクターのSが取り組んでいる仕事はリスティング広告の土俵でロングテールを応用し、広告の効果を高め、より多くのコンバージョンに辿り着くことです。

 

よって選定するキーワードは検索ボリュームが少ないニッチなキーワード(スモールキーワード)で、そのキーワードを千単位、万単位で集め、リスティング広告を打っていく必要があります。

 

スモールキーワードを登録するロングテールの施策を打つことは、検索数自体は少ないけど少数派の高モチベーション層を獲得することができる可能性があるというメリットがあります。

 ここで出番になるのが、関連キーワード取得ツールです。

 

これはGoogleキーワードプランナーに代表されるキーワードの検索エンジンにおける月間検索数と関連するキーワードを示してくれるツールです。

 

このツールに先述したビックキーワードを入れると、そのキーワードと関連キーワードが月間検索数順にズラッと並びます。

 

この中から月間検索数1000以下のキーワードをピックアップしていきます。

 

ここでもAIと人の考えが組み合わさった仕事が展開されます。

関連キーワード取得ツールに”都内”というキーワードを入れて検索してみます。

 すると以下の関連キーワードが出てきました。

都内 一戸建て 983

都内 イベント 明日983

都内 おすすめ983

都内 カレー 983

都内 回転寿司 983

都内 カプセルホテル983

都内 気温 983 

上はキーワード + 関連キーワード + 月間検索数という並びです。

月間検索数は1000以下なので皆スモールキーワードです。

これらのキーワードを選定していく際に、人間の考えを入れたAI時代の働き方をすることができます。

 繰り返しになりますが今回のお客様は

「東京都内で注文住宅を販売しているハウスメーカーA社」です。

 上のキーワードを見たとき例えば、「都内 カレー」や「都内 回転寿司」「都内 カプセルホテル」「都内 気温」というキーワードはハウスメーカーとは全く関係がありませんが、AIにはそれが判断できません。

ここに人間の考えを働かせたディレクターのSは「都内 カレー」などの関係の無い文字列を見た瞬間にキーワードリストの中から削除します。 

こういったお客様とは関係のないキーワードやネガティブなキーワードを削除する作業を繰り返していき、得られたスモールキーワードの質をブラッシュアップしていきます。ここにお客様像、ペルソナを考え、想像し、意識した人間の仕事が出来ているとみることができます。

これはまさにAI時代の働き方と言えるでしょう。

 

平野 聡

 

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