競合調査について思う事

企業のマーケティングのフレームワークに3C分析というものがあります。

 

顧客(Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)の3つの頭文字のCを分析するという商品・サービスの改善の為の思考の枠組みになります。

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3C分析
・3Cとは、Customer(市場・顧客)・Competitor(競合)・Company(自社)の3つの言葉の頭文字であり自社や事業部等がどのような経営環境に置かれているのか現状を状況を分析し経営課題発見、戦略代替案の発想などに活用するフレームワークである。

・例えば、Customer(市場・顧客)・Competitor(競合)の外部環境分析から、その事業でのビジネスのKSF(key success factorの略 成功要因)を発見し、続いてCompany(自社)分析によって自社の現状とKSFとのギャップを捉えて戦略を策定し、主にマーケティング分野等で活用されていたものが広く経営分析ツールとして広がった。

引用元:3C分析とは – コトバンク (kotobank.jp)

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特に「他社を知る」というのは、意外と忘れがちになります。

 

何か新しい事を始める時、気づいたら「えいや」で走り出している例も多く、本来取れるべき情報が少なくて、詰め切れてないというケースも多いのではないでしょうか。

 

自分の場合は毎朝5時~9時の時間が他社動向を調べる時間となっており、自社の強み・弱み、商品・サービスの魅力、価格等を色んな角度から見て、改善できるところはないかをチューニングしています。

 

他社調査の落とし穴

ただ最近、もやもやと思っている事が有りました。

 

果たして、他社は知れば知るほど良いのかどうか?

 

他社を知れば知るほど、となりの芝生が青く見えます

つまり、真似したくなります(笑)

 

そこには引力みたいなものが働いていて、自社サービスの展開も他社に引っ張られる感じになる事が多いと思います。

 

そこで意図的に、「待てよ」と思うようにしてみました。

 

他社調査をして満足している自分がいると、「おい平野君、何かきな臭いぞ。。」と。

 

自社のサービスを考えると、他社を意識していなかった(正確に言えば調べ切れていなかった)時のほうが、顧客目線だった部分もあったように感じる事が多かったからです。

 

何となく、心がザワつく感じ。

あれ、、嘘だ。やり込めばやり込むほど良くないのかな?と。

 

他社の調べすぎと、調べなさすぎについて

他社を調べれば調べるほど、気づかないうちに、自分の脳内に思考の枠ができて、自分で発想の限界を作ってしまうような感じになっている事に気づきました。
 

逆に他社を意識しないほど、自分の心の声に沿ってオリジナリティの高いものが出てくるのではないかと思います。

 

一方で会社経営は情報が全てと言えるほど重要と思っています。という事で、やはり他社は調べていないと経営者の自己満足や慢心につながり、会社は沈没してゆくと思います。
 

結論としては、他社は調べたほうが良い面、とらわれ過ぎてはいけない面、どちらの側面もあるんじゃないかな、と。
 

3C分析には順序がある


あれこれ悩んでいるときに改めてこの3Cについて調べていると、最も重要なこの分析の「順序」について見落としている事に気づきました。

顧客(Customer)、競合(他社)(Competitor)、自社(Company)の3つを考える際には「顧客」→「競合(他社)」→「自社」という順序があるというものです。
 
まずは目の前の顧客・マーケットを見て何が価値かを考える。次にどんなプレーヤーがいるか、競合(他社)を調査する。情報量が高まった状態で、最後に自社のポジショニングと商品・サービスを考える。
 
更に進める上で、自社内の情報しか無いなと思ったら競合を調べてみる。競合(他社)に引っ張られ過ぎているなと感じたら、自社のキャラクターに立ち返ってみる。おっとこれは自社の都合・売り手の論理しか見えてないな、と思ったら顧客という原点に戻る。みたいな感じでこの3Cを扱ってゆくと、とても有用な事に気づきました。
 
何となくわかったような気になっていましたが、危なかった。まだ確信ではありませんが、少し道が開けたような。。
 
ただ、バランス感覚ですね。他社を意識した時に思考の限界ラインができやすいのと、競合、競合、と意識している時点で進め方が良くないのかもしれませんし。
 
後で振り返ると「あの日の僕は、そんな事も知らなかったのか、、」という一日になるかもしれません。
 
本日も、茨城は雲一つない青空が広がっています。
 
今日一日、精一杯自社とクライアントの前進の為に頑張りたいと思います。

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