WEBサイトのコンバージョン率は流入経路によって異なる
WEB運用をしていて、コンバージョン率(:問合せ率)は何パーセントくらいになるのですか?
という質問が有ります。
これには受け皿側、LP側の品質が大きく影響してくるという事がまず前提としてありますので、まずは1次情報である会社の商品サービスを作り込みます。
集客の前に、基礎となるWEB制作を行います。
そして、SEO対策やリスティング、SNSなど各種プロモーションのチャネルに費用と人工をかけ、実施していきます。
毎日WEB運用をしている中で、コンバージョン率のデータを取っています。
その現場の数字を見てわかる事として、
★ 施策経路により、コンバージョン率は異なる
といえます。
例えば、
①SEO対策でまだまだ客系のユーザーが打ちこむキーワード、コラム記事などからの流入のコンバージョン率:概ね1000~3000分の1
②リスティング広告で購入したCPC100円以上の今すぐ客が打込む競合性の高いビッグキーワードからの流入のコンバージョン率:概ね1000分の1以下
といった具合に、流入経路によって異なります。
SEO対策ですそ野を広げ、5000、10000、20000アクセス/月と数字が増えてくると、まず初めにコンバージョン率の低いユーザーが相対的に多くなります。
この場合当然ですが一時的にコンバージョン率は低く、アクセスが増えたのに問い合わせがなかなか増えないな、と感じる時期が有ります。
しかし、ここで答えを出すのはまだ早いと考えて舵取りします。
SEO対策で集めたアクセスは「まだまだ客が多く含まれる(:なぜなら検索クエリは明確に指定はできない。意図したキーワード以外でも流入が有るから)」為、1年・2年スパンで長い事検討していずれ問合せをしてくるといった現象が起こります。SEO対策で集めたWEBアクセス・ユーザーはいずれ問合せをしてくれる可能性が有ります。
この組み立てでWEB運用を続けていると、時期が来ると問合せが「爆発する」時間帯があります。今まで来ていなかった問合せが堰を切ったように来ることが有ります。
このタイミングをいつ迎えられるか・どれだけ早められるか、というのがWEB運用を続ける一つの目標となります。
WEB運用を積み重ね、あきらめずに良いコンテンツを作り続けます。
そうするとSEO対策ではじめは薄かったユーザーが、MEO・SNS、また農耕型マーケティングによって温められ、問合せが一気に来始めます。
各WEBサイトによって答えはまちまちですが、確実に言える事としては
★コンバージョン率は流入経路によって異なる
★SEO対策からの問合せ率は初めは低いが、積み重ねを行うと一気に来始める
といった点です。
各WEBサイトによって状況が異なりますので、各クライアント様の定例会・数値報告会で、詳細をお伝えしています。
WEBアクセスに何が起こっているかその実態をご説明させて頂き、その時・その状況で最も効果的な施策を打っていきます。