第一回 オフライン会議@東京|初の取り組みです | ミライスタイル

第一回 オフライン会議@東京|初の取り組みです

昨日、エンジニア部とディレクタ部が東京の秋葉原に集まり、「オフライン会議」という1日会議室にこもっての合宿形式のMTGを行いました。

在宅ワークを推進している当社が普段ZOOMのコミュニケーションでは生まれない、オフラインの場を重視するための取り組みの第一回目になります。

1日の動きとしては午前中は総務部を交えて会社全体の仕組み改善についてのMTGを行いました。

午後から各案件の改善MTGを特に6案件ほどピックアップして、WEBマーケティングを俯瞰した位置から具体的なUI改善提案のアクションを決め、また私やディレクタがオフラインでお伺いする案件などについても議論しました。

新しい期が始まり、今この状況・このタイミングだ!!と思って開催をしたのですが、結果としては大きな収穫がありました。今後もルーティン化することになります。

そこで話し合った内容だけではなく、「これまでに感じなかった空間」ができたことで、化学反応のような現象が生じた事が大きいと思いました。

エンジニア部からのサイト改善の意見、社長の私・清水専務を中心に全員で物事を決めていく一体感等、短い一日の間で凝縮された意味がありました。

当社は現在の受注ペース・採用ペースについて、現在のスピードは5名の増員/年で会社が大きくなっていくペースとなっています。労働分配率50%以下で売上総利益が増えるスピードを考えるとそうなります。総務部が先行して1段階土台ができてきたので、次はディレクタ部・エンジニア部の入社を進めていきます。

1年後は正社員約20名、2年後は25名、3年後は30名、、となります。受注ペースによってはより加速していく可能性があります。早晩20~50名くらいのサイズの会社になるスピードで成長しています。

社長はB/S、専務以下社員がP/Lという考え方で分離して考え、社員にはP/Lの原点となる、サービスを提供して料金をいただくまでの一連の流れや付加価値とは何かについて考え、具体的な既存クライアントの営業改善を共有する場としていきます。また、より先を見て一つの物事を意思決定する目、木を見て森を見る目を持てるように、職位に沿って求められる目線を高くしていきます。


例えば社長の財務の仕事はまず一番は資金繰りです。3年後の現預金残高まで見通し、最低限半年後の残高が正確に言え、それが月商何か月、固定費何か月分のラインなのかといったシュミレーションと、自社としてどこまで現預金残高が下がると危険水域なのかを把握して会社を進めていきます。それを元にして、いつどのように資金調達をしその根回しを未来から逆算して現時点からどのように行っていくか等が私の仕事です。

その上で雇用を守るために現在の受注好調に胡坐をかかず、新しい商材を仕込み、プロモーション戦略を仕込んで受注活動をしていきます。売れている理由を分析し、商材の強みの設計とリソース配分を行います。組織成長は自前での採用・育成なのかM&Aによって成長する展開を踏むのかを検討します。20年後・30年後の未来まで見据えて事業承継と株価コントロールに対する投資方針を進めたりしていきます。

マネージャー・取締役は目の前のクライアントへの付加価値行動を行いながら採用を進め、提供する一つのWEB施策もこの先半年後・1年後をイメージして何が起こるか、組織としての商材・仕組化を見据えての意思決定にすべきです。

チーフは会社を担っていく、直近の新入社員やこれから入社予定社員を育てていくためにミッション・クレドを身にまとった一つ一つの動きを求めたいと思っています。

といった具合で、職位によって遠く先を見通せるようになり、その眼の高度を鳥の方向に高くしていくのが、その人の仕事における成長の定義と考えています。

人数としては1室8名くらいの単位で行ったのですが、これがまさにぴったりのサイズ感だったかと思います。最後のほうは各メンバーから自由闊達な意見があふれるように飛び出していました。ZOOMでのうなずきのタイミングのずれからくる、同期性が若干感じられないコミュニケーションには生まれない感覚だと思います。

8名/1チームのサイズ間でこの先は社員が16名くらいになった段階で、さらにP/Lを担う2チーム×8名の図式に分岐させるイメージができました。


 

先々の会社の姿について

当社はこの先、在宅ワークの生産性を獲得しながら同時にオフラインの良さを取り入れます。P/Lを担うグループを複数に分岐させて土台を作っていき、収益力の高い・高品質サービスを支える強固な組織を作っていく事を決めています。このような在宅ワークの組織構築自体が、手段ではなく当社の目的の一つと位置付けています。

先々の夢としては、重厚長大な産業の会社の始まりのように「自由闊達な議論をする技術者の会社」を必ず作り、建築業界・地域社会と繋げていきます。ホスピタリティの高い技術者を育成し、クライアント社長・WEB担当の方が「相談しやすい」会社を目指します。

当社のある地域の雇用をより大きなスケールで、若手から生み出していきます。

「IT系で目指すなら、将来あの会社に入りたい」と若者が集まってくるような会社を目指します。

そのための布石をひとつづつクリアしていきます。

この先組織の作り方自体を財産にして、その先は場づくり、コミュニティづくり、地域づくり、街づくりと広げていきたいと思っています。

 

オフラインMTG後はみんなで夕食会を行い、ここでもざっくばらんに自由で楽しい話が社員とできました。

確実に一歩組織が前に進めた一日になったかと思います。

当社は1次会を早めにお開きで、サクッと解散のスタイルが個人的にとても気に入ってます。秋葉原に来るといつも立ち寄るお店で、子供にシュークリームを買って帰りました。

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