内製化をすると一口に言っても

投資を掛けていく社長にとっては、WEBマーケティングの内製化を進めたい会社は有ります。
その際により「内製化」という言葉にについて具体的に考えると、WEBマーケティング上のタスク細分化して解像度高く考える事が重要なのではないかと思います。
上記のようにWEBマーケティングの現場仕事をよく見てみると、内製化が可能な個所・不可能な個所に区分け出来る事に気づきます。
例えばMEO対策をする際に口コミをお客様から獲得してくる動きは社内で行うべきですが、ナレッジパネルの書き込みやGOOGLE検索での上位化の底上げについては、集客ノウハウを知っているWEBマーケティング会社に頼んだ方がよほど早く、コストパフォーマンスが良いです。つまりMEOは全て内製化するより、社内外を連携させた方が有利であると考えています。
また、良い・中小企業住宅会社様の現場に即したエンジニアを採用するには、ざっくりとエンジニアとひとくくりにしても、必要なスキルセットは個別具体的でローカライズの必要があり、現実には至難の業です。
これらは例えるなら住宅・建築でいうと建築コストを抑えたい施主がCM分離発注をするか・元請けに施工を一括で頼んでしまうかといった意思決定と同じような感覚かと、個人的には思います。具体的には、元請けを飛ばして施主が直接職方さんに発注した方が確かにコストダウンは出来ますが、コントロールする力量や人のつながりが無い施主が全てこれらをマネージングするには莫大な勉強量と労力がかかるし、合理的ではないと思うからです。
このような局面はWEBマーケティングでも都度発生します。
「●●したい、とはいっても・・・」という見方は、「複数の視点で物事を見る」という事になりますが、事業をやっている・重要な意思決定に多額の投資をする自分自身にとっては、とても重要です。
必ず目の前の機会について、即断すれど現場も見て意思決定してゆければと思います。