ミライスタイルタイムズ vol,1 お客様事例(中村建硝様)
目次
月間3000アクセス/月が対策後13000アクセス/月まで増加。
繁忙期のお問合せ数が15件~20件/月、その半数が受注に。
リニューアル前は塩漬け
茨城県取手市の建具リフォームに特化した会社 (株)中村建硝の代表、中村貴社長が当社のWEB活用セミナーにお越しいただいたのは、2017年10月の事。その後、4つ持っていたサイトのうち一つのWEB運用をお任せいただきました。 旧制作会社さんとのやり取りにおいて、コンテンツマーケティングをもう少し強化したいというご要望を持たれており、私たちが提案したのは「CMSの移し替え」でした。CMSとは「コンテンツマネージメントシステム」の略で、管理画面付きのホームページツールの事。もともとの仕組は、商用利用可能な、世界的に普及しているCMS「Movable Type」でした。スマートフォンへのデバイス変化により、かつて主流だったこのMovable Typeに代わって、同じように商用利用が可能なCMS「Wordpress」というツールに置き換えられるようになり、その典型的なリニューアルパターンとなりました。既存のアクセスが約3000/月程度有り、多数のURLが生成されて各URLが集客力を持っている構成になっていました。そのURL構成が全て.htmlが末尾にある構成だったので、リニューアルにおいてCMSが変わる事によりこのURL構成が変わる部分に、アクセスを落としてしまうリスクが存在します。この部分をケアしながら、元々のURLと新しいリニューアル後のページのURLを照合させ、ここで検索評価の転送処理を行い、アクセスの下げ幅を一時的なものに抑えるというリニューアル方法を取りました。
運用しながらのUX改善
リニューアル後に集客を改善するために主に①UXの改善、②コンテンツSEOの2つを行います。前者については、週に1度の打ち合わせにて、中村社長の事業の動きとご要望をお聞きし、エンジニアと連携して改善してゆきました。問合せを取得する見積もり機能等、各種の差別化できるUXを導入してゆきました。WEBサイトは公開した時が始まりで、長い時間をかけて運用しながら作りこんでゆく必要が有ります。その際に必ず事業が進んでゆきますので、事業展開に合わせたWEB運用をしてゆく必要があります。このWEB運用をして作り続けてゆくことが、他社との差別化になり、結果的に集客を生むという流れになります。
SEOコンテンツ対策
UXの改善と並行して、検索上位対策を強化してゆきました。この部分についてもどれだけマメに対策を行えるかが決め手となりますので、週に1度の打ち合わせ時に、アクセス数をお伝えし、数字の背景にあるWEBの状況をお伝えしてゆきます。目標となる問合せ数から逆算して、どのくらいのアクセス流入が必要かを割り出し、そのアクセス数到達への展開を設計します。コンテンツSEOにはWEBへのインデックス(検索上位化)に時間がかかるので、仕込みをしておいてそれが徐々に上がってくるという変遷になります。全体の受注に対して大きな役割を担えるのは、およそ1~2年後となります。
アクセス・問合せの増加
(株)中村建硝さんのケースの場合、約1年の時間を要してWEB運用を行った結果、繁忙期である年末12月のアクセス数が既存の3000/月→13000/月となり、問合せ数は15件~20件となり、年末の商戦に間に合わせる事が出来ました。 継続している現在もこの数字は伸び続けています。今回の成功事例は、当社のWEB運用の代表的な実例ですが、お客様のWEBサイトにかける思いとお客様自身がマーケットを見ながら事業戦略を検討してどんどん動いて頂いた事が成功の要因となります。
中村建硝様もサイトリニューアルと弊社の運用を通して、ここまで変わるとは思っていらっしゃらなかったと思います。自社の何が強みなのか?を一緒に見つけながらサイトをリニューアルし、「強み」をさらに強くするための運用を行なってきますので、二人三脚で達成した結果になります。
まずは、塩漬けとなっている自社のサイトを見直して、自社の「強み」を一緒に発見していくことをオススメいたします。