WEB運用日記〜WEB担当者は置くべき?〜
こんにちは、ディレクターの斉藤です。
9月に入り、8月の猛暑から少し和らいだ感じがしますが、みなさん夏バテなど大丈夫でしょうか??過ごしやすい季節になると同時に急激な温度差で体調を崩しやすい時期でもありますので、体調管理には気をつけていきましょう。
今回「WEB担当者は置くべき?」というテーマで、実際にお客様のWEBサイトを運用して日々感じている部分や取り組み事例などを紹介していこうと思います。
目次
多くの中小工務店の例(1〜10人未満)
全国約20000社あると言われている中小工務店の大半が、自社サイトの更新や発信を専任の担当者を置いているところは少ないかと思います。従業員1人〜10人未満規模の工務店だと、社長が営業マンで設計、現場監督、経理など実務担当者で構成されており、WEBサイトは作った当初のままでたまにイベント時に更新する、ような感じのところは多いかと思います。
主な連絡手段は電話、メール、FAXで行い、チラシやDMを主広告とした郊外型の中小工務店に多い形態です。まだまだ郊外ではチラシは有効なツールであり集客力もありますが、合わせてWEBサイトも閲覧される傾向になってきています。そこでWEBサイトがあまり更新されていなかったり、デザインが「一昔前の」ものだったりすると、一次取得層の30代家づくり検討者の購入意欲が一気に削がれてしまう要因になります。
対策として、まずはWEBサイトのリニューアルをオススメいたします。チラシの集客力はポンプのような働きをしますので、そこの受け皿のWEBサイトをリニューアルすることにより、70%くらいは改善されるかと思います。
最近チャットツールでやり取りを始めた例(10〜50人未満)
年間棟数20〜40棟、従業員10〜50人規模の会社でWEB担当者が1人いる事例です。もともとは社長がWEB更新や発信を行っていましたが、経営業が忙しくなるタイミングでWEB担当者を置き、WEB担当者を通じて社内決裁を取り次ぐ仕組みに変わりました。WEB担当者がいるだけでもありがたく、何か変更点や改善点が発生した時にすぐに確認や修正点をやり取りできるので、スピード感に大きな差がでています。さらにチャットワークというチャットツールを連絡手段として取り入れることで、今までメールでのやり取りだったレスポンスが格段に早くなり、シームレスな連携をとることでWEB改善スピードが早まり、集客も1.5倍速で目標達成する見込みが立ちました。
ポイントとしては、①社長から任命を受けたWEB担当者がいること②チャットツールで早いレスポンス、の2点が功を奏していると思います。トヨタの「カイゼン」みたいに、動きながら改善していく、という流れが上手く作れている事例です。
当初よりチャットツールでやり取りをして存分に発揮している事例(50〜100人未満)
リフォームメインで新築も行っている、年商25億円、従業員100名規模の会社でWEB担当2名いる事例です。4つのWEBサイトを運用しており、弊社が社員の一員のような立ち位置でWEB改善と運用のお手伝いをさせていただいております。当初よりチャットツールでやり取りを密に行い、次々と発生する改善タスクをGoogleスプレッドシートにて管理してお互いに見落とし内容にチェックする体制を構築しました。
「改善スピード=集客スピード」を体現しているような関係を築き上げていき、成功事例として他の企業様にも参考にしていただいております。会社の体制として、WEB担当者の与えられている権限が大きい点があり、社長決裁を取らずに決定できる範囲が大きいため改善スピードが早いという特徴もあります。WEB上でできる体制を最大限活用し、社内体制の連携や権限もフル活用することでの相乗効果が見事に合わさり、コストパフォーマンスが最大限活用できているかたちとなります。
まとめ
従業員数や広告にかけられる予算、実務の状況によって「できること・できないこと」をメリハリつけることが大事であり、私たちのお手伝いできる範囲も変わってきます。社員の一員としてのスタンスは変わらずにITを駆使した「御社ならでは」の集客力を向上していきます。
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