建築業界の3Kは新3Kに!労働環境を整える取り組みのポイント | ミライスタイル

建築業界の3Kは新3Kに!労働環境を整える取り組みのポイント

建て方をする大工

「キツイ」「汚い」「危険」の3Kといわれてきた建築業界。ネガティブなイメージが強く、人材が定着しない原因とされてきましたが、新3Kといわれる従来のイメージとは全く異なる取り組みが発足していることをご存知ですか?
今回は、新3Kの定義や取り組みの背景など、変わりつつある建築業界の今についてご紹介します。

 


コラムのポイント
・「キツイ」「汚い」「危険」といわれてきた3Kはすでに古く、今は新3Kといわれる新たな価値観の定着が図られています。
・「給与」「休暇」「希望」の理想を実現するためには、労働条件や処遇など、今までの当たり前を覆し、新たな文化を根付かせていくことができます。自社でできる取り組みを進めながら、労働環境を整えていきましょう。


 

■「キツイ」「汚い」「危険」と言われ続けてきた建築業界
■新3Kは「給与」「休暇」「希望」
■新3Kの定義と取り組み
■新3Kを実現させるために導入したいこと
■新3K実現に向けた労働環境を整えよう

 

「キツイ」「汚い」「危険」と言われ続けてきた建築業界

建築業界の3K

国土交通省の調査によると、建設業許可業者数が最も多かった平成12年3月末時点と比較すると、令和4年3月末の業者数は125,687 業者となり、20.9%減少しています。

建設業許可業者数調査の結果について(概要):国土交通省
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001478909.pdf

 

様々な原因が挙げられますが、「キツイ」「汚い」「危険」という長い間建築業界で使われてきた3Kという言葉が全てを語っているのではないでしょうか。

3Kが原因となり、建築業に携わる人口の減少、若者の業界離れ、離職率の高さ、低水準の給与、少ない休日、など建築業界は様々な問題を抱えています。しかし公共工事や家づくりなど、私たちの暮らしになくてはならない以上、衰退させてしまうわけにはいきません。

そこで国土交通省が主体となり取り組んでいるのが「新3Kを実現するための直轄工事における取組」です。

 

 

新3Kは「給与」「休暇」「希望」

建築業界の3K

新3Kとは、「給与」「休暇」「希望」のことをいいます。労働条件や処遇など、今までの当たり前を覆すこと、そして新たな文化を根付かせていくことで、建築業界は生まれ変わることができます。
そのために必要な、中長期的な建設業の担い手を確保し、地域の安全・安心や経済を支える基盤づくり。国土交通省は、発注する工事から総合評価や成績評定での加点や減点などを実施し、労働環境改善を目指し始めました。

新3Kを実現するための直轄工事における取組:国土交通省
https://www.mlit.go.jp/tec/content/001368311.pdf

 

 

新3Kの定義と取り組み

建築業界の3K

新3Kの「給与」「休暇」「希望」を実現するために、求められる改革や取り組みを見てみましょう。

 

給与

建築業就業者の多くは日給制です。そのため、とにかく働くことで収入を増やすことはできますが、一方で安定させるのは難しいのが現実です。天気に影響されるのはもちろん、怪我や病気などで働けなくなることも考えると、長く働き続けるのはストレスになってしまうでしょう。
そうした現状を変えていくために、発注方法から見直そうと改革が進められています。

建築業界の3K

新3Kでは、日本建設業連合会が表明した「労務費見積り尊重宣言」を踏まえ、関東地方整備局が発注する工事では、総合評価方式や工事成績評定においてインセンティブを付与するモデル工事を試行しています。
また、一般土木においては、建築キャリアアップシステムを活用し、目標の達成状況に応じて成績評定を行うモデル工事の発注を進めています。

下請企業からの労務費見積を尊重する企業を、総合評価や成績評定において優位に評価することで、技能に見合った労務費を確実に支払い、元請も共同で好循環を促進することができます。

 

休暇

労働時間の長さも、建築業に携わる人にとっては大きな負担になります。工期によっては、無理なスケジュールで仕事をしなければならないことも珍しくありません。さらに、悪天候や自然災害などで仕事ができない日が続くと、遅れをカバーするために休日返上で仕事をしなければならないため、結果として人が離れていく原因になります。

建築業界の3K

これらの原因を防ぐために、週休2日を確保できているかどうかによって、労働費用を補正し、成績評定を行う「週休2日対象工事」の発注が進められています。
また、適正な工期設定指針となるように、施工実施日数だけでなく準備や後片付けにかかった期間、休日、天候等を考慮し、余裕のある工事日程になるよう考慮しています。

結果、週休2日対象工事の実施件数も、平成28年は165件(全工事件数10,107)だったのが令和元年は4,835件(全工事件数9,632)と改善しています。今後も益々この取り組みは強化されるでしょう。

 

希望

現場に携わっている人がどれだけ誇りを持って仕事をしていても、これから建築業界に入る人や若い人にとって「キツイ」「汚い」「危険」というイメージのある仕事を選ぶのは、やはり抵抗があります。若い人が建築業という仕事を選び、定着を促すためには、今までのイメージを覆し、希望を持てるような職場に改善していく必要があります。

そのために推し進められているのが、業界外の人にも魅力を感じてもらえるようなリブランディングです。リブランディングとは、顧客や求職者、就業者などからの「見え方」や「思われ方」を変えていくことです。

建築業界の3K

従来の価値観を変えて建築現場の生産性を向上するために、i-Constructionを推進し情報通信技術の活用が進められています。必要経費の計上とともに、総合評価や成績評定を加減点するためのBIM/CIM活用、規格の標準化、施工時期の平準化、新技術の活用なども行っていきます。IT化が進み労働環境が改善することで、中長期的な発注見通しを公表することでより仕事のスケジュールを立てやすく、誇りややりがいを持って仕事ができるようになるのです。

 

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新3Kを実現させるために導入したいこと

建築業界の3K

国は新3Kを浸透させるために施策を講じていますが、給与アップや週休2日などまだまだ定着していないのが現状です。しかし、今後より良い働き方を定着させていくためには、根付いた文化を変えていく必要があります。そのために大切なのが、新たなシステムの導入です。

 

i-Constructionの導入

3Kのひとつ、「希望」を実現するために推進されているi-Construction(アイ・コンストラクション)。これは、建設現場に情報通信技術を活用しようとする取り組みで、国土交通省が進めているものです。

・建築現場でのドローンの活用
・規格を標準化して業務効率化を図る
・施工時期の平準化

など広めていくことで、業務内容が改善され、生産性を向上させることができます。

i-Construction:国土交通省
https://www.mlit.go.jp/tec/i-construction/index.html

 

建築キャリアアップシステムの導入

建築業に関わる技能者の現場就業履歴や保有資格、社会保険勧誘状況などを登録・蓄積することで、適正に技能者を評価し、建築事業者の業務負担を軽減するための仕組みを建築キャリアアップシステムといいます。

仕組みを整えることで、

・若い世代がキャリアパスや処遇に見通しを持つことができる
・技能や経験に応じて給与を増やすことができる
・技能者を雇用し育成する企業が成長できる

などが期待されます。
こちらも導入することで、自社の業務効率化や労働環境改善など様々なメリットがあります。

 

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■新3K実現に向けた労働環境を整えよう

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「給与」「休暇」「希望」の理想を実現するためには、労働条件や処遇など、今までの当たり前を覆し、新たな文化を根付かせていくことができます。

労働環境を整えるためには様々な方法がありますが、web運用を推し進めることで不要な労働を減らし、休息もとりながらやるべき仕事に集中できるようになります。うまく活用しながら、労働環境を整え、利益も上げていきましょう。

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