集客力を高めるリフォーム会社のサイトづくりとは?方法やポイントを丸ごと解説
リフォーム会社を経営している方にとって、「集客」は一番頭を悩ませる問題でしょう。
なぜなら、今や“リフォーム業界の戦国時代”、無数の会社がひしめき合っているからです。
受注を獲得するために、工事費用を無理に安くしたり、工期を急いだりした経験のある方も少ないでしょう。
しかし、健全な会社運営や顧客満足を実現させるためには、そのような戦い方は最善の方法とは言えません。
ここで重要となってくるのが、会社のサイト運営です。
そこで、今回はリフォーム会社のサイトづくりに関するポイントについて解説します。
WEBサイトの充実化が重要な理由についてもお話ししてきますので、「受注を拡大したい」「集客の不安を少しでも解消したい」という方は、ぜひ参考にしてください。
目次
■ 今まさに住宅リフォーム業界の最盛期
■ 数ある会社の中で勝ち残るには“サイトづくり”がポイントに
■ 集客力を高めるサイトづくり“7つ”のポイント
■ まとめ
目次
■ 今まさに住宅リフォーム業界の最盛期
日本は、昔から地震や台風などの災害と常に隣り合わせであったことから、「建てては壊してまた建てる」というスクラップ・アンド・ビルドの考え方が根付いていました。
しかし、建築技術の向上や環境への配慮から、その考え方が変わってきています。
今ある住まいを直しながら長く住み続ける“長期優良住宅化”が定着してきているからです。
国土交通省の試算によると、2030年には新築住宅着工件数が年間70.5万戸まで減少する見込みであり、一方で住宅ストック(余っていて中古住宅として売り出される物件)は、総世帯数に対して約2割ほどにまで増加すると予測されています。
また、国土交通省では、SDGs実現に向けて住宅のリフォームを強く推進しており、補助事業を立ち上げるなど、ユーザーの購買感情を後押ししています。
つまり、まさに今こそリフォーム業界の最盛期ということなのです。
しかし、一方で中小規模のリフォーム業者は増え続ける一方で、平成25年の時点でも様々な業態の会社が住宅リフォーム業界へ参入してきてます。
この数多あるリフォーム会社の中から確実に受注を得るためには、他社との差別化を図ることが重要ですし、また、少しでも顧客に会社の情報をリーチさせることこそが最優先と言えるのではないでしょうか。
〈関連コラム〉
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■ 数ある会社の中で勝ち残るには“サイトづくり”がポイントに
今や老若男女問わず、情報収集の主な手段はインターネットです。
会社紹介ポータルサイトや、会社の個別ホームページなど、インターネットにはリフォーム会社を紹介するサイトで溢れかえっています。
ライバルがひしめき合う中で、確実に受注につながる引き合いを増やすために必要なのが、やはり「WEBサイトの充実」です。
実際に、一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会の調査によると、「実施して効果があると実感した」集客方法は、インターネットによるものがダントツの一位で、従来主体であった折込やポストインによるチラシ広告との差は歴然です。
しかし、ここで注目しなくていけないのが「実施しているが効果があまりない」と回答した割合も他の方法より多いという点です。
つまり、手当たり次第ポータルサイトへ会社情報を掲載したり、とりあえず会社のWEBサイトを作るだけでは、思ったような効果が得られないということです。
■ 集客力を高めるサイトづくり“7つ”のポイント
では、集客力の高いサイトを作るためには、どのようなポイントを押さえればいいのでしょうか?
ここでは、主に7つのポイントについて紹介します。
その① 会社の“強み”が一目で分かるサイトデザインにする
インターネットで情報収集することに慣れていると、GoogleやYahooなどの検索エンジンで気になるキーワードを検索し、上位表示されたサイトから順にチェックしていく人がほとんどです。
そして、数あるサイトに目を通すため、その会社サイトのホーム画面を見ただけである程度“良し悪し”をつけてしまう人は少なくありません。
つまり、いくらコンセプトや強みを長々と書き連ねたり、サイトの構成を複雑に作り込んでも、消費者の目に入らない可能性は高いのです。
ですから、まずはサイトのホームページは会社の強みが一目で分かるような、キャッチーなデザインと端的な言葉でまとめてみましょう。
ホームページで注意を引きつけ、そこからサイト全体を見てもらえればいいのです。
その② できるだけたくさんの施工事例を用意する
リフォーム会社の実績は、ずばり施工事例の数で表せられます。
どんなデザインを得意としているのかや、どれほど工事のレパートリーがあるかなど、消費者は施工事例から様々な情報を引き出します。
事例を用意するには時間がかかりますし、施主の理解を得なくてはいけないため、どうしても数が揃えられない会社も目立ちますが、施工事例はその会社の“作品集そのもの”です。
施工事例が充実していると、顧客からの信頼や安心感も得られます。
その③ 工事費目安となる費用情報も盛り込む
リフォームについてインターネットで調べる理由は、「会社選び」だけではありません。
工事にどのくらいの費用がかかるのかを検索する人が多いため、工事費の目安となる情報をサイトに盛り込むことはとても重要です。
具体的な料金表でなく、施工事例に総工事費を掲載するだけでも、消費者にとっては有益な情報になります。
消費者にとって知りたい情報が載っているサイトほど、検索時に上位化しやすい傾向があるため、是非費用情報も盛り込むようにしましょう。
その④ スタッフの人柄が垣間見える構成にする
リフォームは、家の中、つまり日常生活を全てさらけ出すため、顧客にとってどんなスタッフに頼むのかはとても大切なポイントです。
顔写真付きのスタッフ紹介ページなどを設けると、読み手にとって一気に親近感が増し、他社との差別化をはかれます。
ちょっとした日々の出来事の写真をサイトに載せてみるのも効果的です。
その⑤ コラムやブログを取り入れて頻繁に更新する
せっかくサイトを作ったのに、何年も内容が更新されないというサイトも少なくありません。
これでは「稼働してない会社」と判断され、顧客が仕事を依頼しようという気持ちにならないでしょう。
また、SEOの観点でも更新頻度が低いサイトは上位表示されにくい傾向があります。
しかし、施工事例やお知らせなどはそれほど頻繁に掲載できないでしょう。
そこでおすすめなのが、スタッフブログやリフォーム関連のコラムです。
日々感じたことやちょっとした出来事をブログにまとめたり、リフォーム業界のトレンドや最新情報をコラムにまとめてエンドユーザーに届けて、リフォーム意欲を掻き立ててみるのも良いでしょう。
大事なのが、地道に継続させること。
内容も大事ですが、継続させることこそ成功のポイントです。
その⑥ 口コミや顧客ニーズを意識する
WEBマーケティングで無視できないのが、SEOやMEO対策です。
SEOとは、検索エンジンで会社のサイトをできるだけ上位表示させて、閲覧者を増やすための対策を意味し、MEOはGoogle MAPなどの地図検索エンジンにおいて上位に表示させるための施策のことです。
人は、インターネットで知りたい情報を検索した時、当然のことながら上から順にサイトへ訪れます。
ですから、SEOとMEOを徹底したサイト運営が重要なのです。
具体的には、お客さまからの口コミの数を増やしたり、顧客の知りたいであろうキーワードをサイト内に散りばめることが効果的とされています。
その⑦ “安さ”ではなく“安心感”をアピールする
ひと昔前までは、リフォームというと「トイレの交換」など、デザイン性よりも安さやスピード勝負の会社が多かったですが、最近では高い技術力が必要な“リノベーション”が主流です。
ですから、顧客も「とにかく安い会社」というよりも「安心して任せられる会社」を選ぶ傾向が強く、値段と合わせて工事保証サービスなどを重視する人も少なくありません。
他社よりも安く施工できる場合は、値段だけを全面に押し出すだけではなく、「なぜ安くできるのか」を明確にすることで、顧客の信頼を獲得できます。
リフォームを検討する人は、業者が考えているよりもずっとシビアで、色々なことを求めてきます。
だからこそ、値段勝負ではなく、施工力やデザイン力などの総合的な強みで受注につなげることが重要なのです。
■まとめ
住宅リフォームの市場は新築住宅の市場と比較しても明らかに拡大傾向にあるため、多くの業態がどんどんと参入してきています。
そのため、ライバルと差をつけた集客方法こそ受注拡大のカギとなるのです。
そこで必須なのが、「WEBサイトの充実化」。
エンドユーザーが知りたい情報を分かりやすく掲載し、検索エンジンで上位表示されることが何よりも重要なポイントとなります。
ミライスタイルは建築業界専門のWEB制作・運用会社です。
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