建築会社はホームページ必須|0から始めるホームページ運用法
建築に関係する会社では、ホームページをもっているケースがほとんどですよね。他社と比べたときに、新しくホームページを作ろうと考える方が多いのではないでしょうか。
とはいっても、どこから手を付けていいのかわからずお金を払って解決しようと考えてしまうのも事実。
そこで今回は、自社内で0からホームページを運用する方法についてご紹介します。
これからホームページの制作を考えている方の参考になれば幸いです。
目次
建築会社がホームページを作る手順
建築会社がホームページを作る全体的な流れは
- サーバーと契約をする
- ドメインを取る
- 作り方を決める
- コンテンツを作る
- 公開する
になります。それぞれ詳しく説明します。
1.サーバーとの契約をする
まずは、サーバーとの契約が必要です。サーバーとは、簡単に言うと「ホームページを公開する『場所』」。例えるなら、インターネット上に『土地』つくるイメージですね。
サーバーは、無料のものと有料のものがあります。特におすすめなのは有料のものです。
無料のサーバーの種類はいくつかありますが、商用利用ができない可能性が高いです。そのため、長く使える保証がありません。また、一時的なアクセス数や表示するスピードなどの制限があるので、ホームページを見るお客さまにストレスを与える可能性があります。その結果、ホームページを見てもらえない可能性があります。
有料の場合、法人向けのレンタルがあるので企業やビジネスサイトに必須のセキュリティと安定性があります。サーバーの不具合が少なく、万が一の場合でもサポートやバックアップなどの支援を受けることが可能です。
つまり、法人でサーバーを契約するには
- セキュリティが高い
- 安定性がある
- 表示スピードが早い
- トラブルが少ない
ものを選びましょう。
上記の条件を満たしたサーバーは
などが特におすすめです。費用がかかりますがサーバーによって価格が変わるので予算と比較しながら決めましょう。
2.ドメインを取る
ドメインとは、『mirai-style.net』などのURL(アドレス)のことです。簡単に言うと、店舗の場所を示す住所になります。
ドメインは、ブログなどの個人で運用する場合でも取ることができます。とはいえ、商売でホームページを持つ場合、ほとんどの企業がオリジナルの「独自ドメイン」を取っています。そのため、独自ドメインは取ることで、信頼感を高めることが可能です。
ドメインを取るには、
などのサービスを利用します。
なお、独自ドメインは年間で約1,500円ほどの管理費が発生します。予算の中からサーバー代と合わせて適切なものを選ぶことをおすすめします。
3.作り方を決める
ホームページの作り方を決めましょう。作る方法は、
- 自分でHTMLとCSSを書く
- 制作会社に依頼する
- WordPressを使う
などがあります。
自分でHTMLとCSSを書く場合、専門の知識が必要なのでこれから始める初心者の方にはむずかしいです。
予算がある場合は、制作会社に依頼することも可能です。費用は大体20万ほどを考えておきましょう。とはいえ、時間をかけずに作るのであればおすすめです。
WordPressを使って作る場合、操作が簡単で多少の知識を身に付けることで作ることができます。慣れればすぐに使うことが可能です。
なので、WordPressでホームページをつくることをおすすめします。
WordPressをおすすめする理由
WordPressをおすすめする理由は、操作しやすく低価格で簡単にホームページを作成できるからです。
ほとんどのサーバーでWordPressが無料で利用できるので、ホームページを作るのにかかるコストを少なくすることができます。
WordPressの準備は簡単?
サーバーをレンタルしたあとは、WordPressをインストールするだけで利用できます。
そのため、インストールして細かい設定をするだけでホームページの作成が可能です。
WordPressはデザインの変更が楽
WordPressのデザインは、テーマを適用するだけで簡単に変更できます。テーマとは、一言でいうと、HTMLとCSSがすでにできているデータの固まり(テンプレート)です。
自社のイメージに合ったものを選ぶだけで、デザインを簡単に変更することができます。
なお、ここからはWordPressを使うことを前提に説明します。
4.コンテンツを作る
ホームページに載せるコンテンツを作りましょう。WordPressでは、固定ページ(常に表示されるもの)や投稿(1つずつ表示されるもの)など、目的に合ったものを選んでコンテンツの形式を設定できます。
編集する画面が表示されるので、文字を打ち込んだり画像を入れたりするのが簡単です。
コンテンツを作り、ホームページに載せる情報を決めましょう。
5.公開する
完成したコンテンツを公開しましょう。公開するボタンを押すだけで、ホームページに表示されます。
あとは都度、コンテンツを作ったり編集したりしてサイトを育てるだけです。
かっこいいホームページを作るのに必要なもの
かっこいいホームページを作るには、
- デザイン
- 他社をリサーチ
- 読みやすい文章
が大切です。それぞれ紹介します。
デザイン
デザインは、凝りすぎずシンプルなものを使うのがおすすめです。
- 広告
- バナー
- アイコン
- 画像
- ボタン
などを多く設定してしまうと、お客さまは情報に圧倒されてしまます。その結果、ホームページを見てもらえません。
フラットデザインや余白をうまく使うことで、お客さまへ的確に情報を届けることができます。伝えたいことに洗い出して、シンプルなデザインを採用することをおすすめします。
リサーチ
Webデザインのリサーチをしましょう。Webデザインは、トレンドが常に変化します。トレンドを知るためには、Webサイトをリサーチする必要があります。
リサーチした際に、サイトの何が気になるポイントなのかを考えてみましょう。その情報を基に、自社のホームページが改善できるかをチェックすることが大切です。
読みやすい文章
読みやすい文章を書くことを意識しましょう。目安はホームページをみたお客さまが読むだけで情報を理解できるレベルです。文章を読んだ際に、不思議に思う点を減らすことで文章のクオリティを上げることができます。
例えば、白い背景にクリーム色のテキストで文章を書いた場合。似た色になってしまうため、文章が読みにくくなってしまいます。
色のコントラストを強くするだけで、読みやすい文章に近づけることが可能です。
ホームページのおすすめテンプレート
WordPressでホームページを作る際に、おすすめのテーマは
- Luxeritas(ルクセリタス)
- Cocoon(コクーン)
- Simplicity2(シンプリシティ2)
です。それぞれ紹介します。
1. Luxeritas(ルクセリタス)
Luxeritas(ルクセリタス)は、ページを表示するスピードが速いテーマです。ページを表示するスピードが速いと、お客さまが快適にサイトを見れるため、エンジン検索の順位が上がりやすくなります。その結果、ホームページを見てくれるお客さまを増やしやすくすることが可能です。
2. Cocoon(コクーン)
Cocoon(コクーン)は、とても速いデータ処理と多くの機能が使えます。拡張機能はLuxeritasより多く、データを処理するスピードはほぼ同じです。
3. Simplicity2(シンプリシティ2)
Simplicity2(シンプリシティ2)は、シンプルで使いやすいのが特徴です。無料とは思えないクオリティの高さが人気です。
ホームページを作って売上アップを目指そう
今回の記事では、建築関係におけるホームページについてご紹介しました。お客さまが見やすいホームページを作ることで、自社の特徴や信頼性を高めることができます。
ホームページを作るには時間やコストがかかる印象がありますが、手順を理解することで手軽に作ることが可能です。まずは自社がどんなホームページを作りたいのかを洗い出すことから始めるのをおすすめします。
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