ロングテールについて | ミライスタイル

ロングテールについて

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こんにちはディレクターのSです。

突然ですが、皆様はパレートの法則をご存知でしょうか。

パレートの法則は別名(80-20の法則)と呼ばれます。

売上の80%は上位(売上の高い)20%の商品から生まれるという現象から命名されました。

最大限(80%)のリターンを、最小限(20%)の努力で得るという理論です。

今回紹介するロングテールは、

この現象のアンチテーゼとして名づけられた現象を指します。

ロングテールとは直訳すると「長いしっぽ」となります。

これは売上を縦、商品を横にとったグラフから名づけられました。

売上が高い商品から売上が低い商品を左から並べると、

高い点にある売上が左から右へ展開すると落ち込み、

点を結ぶと横直線に近いなだらかな形となります。

このグラフ全体を恐竜に例えると、このなだらかな線は長い(long)しっぽ(テール:tail)

となることからロングテールと名づけられました。

最初にロングテールの現象が起こった事例はAmazon.com でした。

Amazon.comはオンラインのサービスで、そこには書店には到底及ばない数の蔵書があります。

そこには当然「死に筋」の商品があります。

「死に筋」とは月に1冊しか売れないような商品です。

しかしそのような本でも、書店とは比べものにならないほど大量に蔵書されている為、

チリも積もればで、合算するとベストセラーを上回る売り上げとなります。

1000冊売り上げるベストセラー本と比較して、

1冊しか売り上げが無い本でも1000種類売れれば、

同等なくらい売上に貢献しているという理屈です。

Amazon.com内ではマイナーな本の売り上げはなんと

全体売上の半数を超えていることが発見されたのです。


これは、ビジネスを構成するのは少数の売れ筋商品であるという、従来の常識の全く逆の現象でした。

ロングテールが成立するのは店舗ではなく、オンラインの世界です。ロングテールは死に筋商品を大量に並べて、

売れ筋を上回る利益を得るという事なので、大量の死に筋を店舗並べきるのは不可能です。

筆者はこのロングテール、ウサギとカメに例えることが出来ると思いました。

従来の社会では圧倒的にウサギ(パレート)がリードしていた訳ですが、

店舗からオンライン化が進むにつれて、

カメ(ロングテール)が追い付いて来ていると捉えることが出来ると思います。

(S)

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