【動画解説】採用マーケティングの効果的な手法5選｜重要視される背景やメリット、進め方
ミライスタイル スタッフ
求人媒体や広告に依存する採用は、すでに限界を迎えつつあります。
企業が本当に欲しい人材や優秀な人材を引きつけるには、「採用マーケティング」が不可欠です。
そこで今回は、全国各地の建築業者様へWEB制作・WEB集客代行を提供している『ミライスタイル』が、採用マーケティングの効果的な手法5選をご紹介します。
採用マーケティングの基礎知識や進め方も解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
限られた予算と時間で効果を発揮する集客ノウハウを身につけ、安定した受注獲得を目指したい方は、ミライスタイルへお問い合わせください。
ミライスタイルは、建築業界専門のWEBマーケティング会社です。
【お問い合わせ】建築業界WEB活用オンライン個別相談を、毎日開催しています。
目次
採用マーケティングとは
「採用マーケティング」とは、その名の通り、採用活動にマーケティングの手法・考え方を取り入れることです。
一般的なマーケティングは「自社のサービス・商品が顧客に売れる仕組みをつくること」ですが、採用マーケティングは「顧客」を「求職者」と捉えて考えます。
つまり、採用マーケティングは「自社が欲しい人材に対して自社の魅力を認知してもらい、採用につなげる仕組みをつくること」だと言い換えられます。
採用マーケティングが重要視される背景
採用マーケティングが重要視される理由は、以下のとおりです。
- ・労働人口の減少：採用市場の競争が激化している
- ・情報の入手方法の増加：情報を届ける手段の工夫が求められる
- ・求職者の価値観の多様化：さまざまな切り口から企業情報を発信する必要がある
建築業界では「人手不足」を経営課題として挙げている企業は、工務店・設計事務所をはじめとして非常に多いのが現状です。
たとえば、国土交通省のデータから、2008年と2024年の一級建築士（所属建築士）の年齢構成の変化を確認すると、以下のように30〜40代が大幅に減っていることがわかります。
引用：国土交通省｜建築分野の中長期的なあり方に関する懇談会（第2回）配布資料「資料4建築分野の担い手の動向について」
このような設計事務所の担い手不足を解消する際に、鍵を握ってくるのが優秀な人材に自社を選んでもらう仕組みをつくる「採用マーケティング」です。
人材不足を解消する建築業界のDX・BIM導入を、こちらの動画で解説しています。
採用マーケティングの効果的な手法5選
続いて、採用マーケティングの効果的な手法5選をご紹介します。
採用オウンドメディア
採用マーケティングの効果的な手法の1つ目は、「採用オウンドメディア」です。
「採用オウンドメディア」とは採用を目的として企業が所有・運営するメディアのことで、以下のような情報を掲載します。
- ・社員インタビュー
- ・リアルな仕事内容
- ・企業情報
- ・企業の文化・価値観
また、採用オウンドメディアを運用すると以下のメリットがあり、採用力の強化につながります。
- ・認知度の向上：検索の上位に表示されるコンテンツを作成する
- ・ミスマッチの防止：求職者が企業について理解してから応募する
- ・コンテンツの蓄積：毎年ゼロから始める必要がない
ただし、採用オウンドメディアを成功させるには、継続的な記事の作成、そしてアクセス解析やサイトの改善を行う手間・専門知識が必要になります。
「スムーズに採用オウンドメディアを運用したい」とお考えであれば、マーケティング会社に相談しましょう。
マーケティングを外注するメリット・デメリットを、こちらの動画で解説しています。
ダイレクトリクルーティング
採用マーケティングの効果的な手法の2つ目は、「ダイレクトリクルーティング」です。
「ダイレクトリクルーティング」とは、企業が以下を活用して第三者を介さずに直接求職者にアプローチする能動的な手法です。
- ・人材紹介会社などの人材データベース
- ・SNS
- ・イベント
- ・紹介
ダイレクトリクルーティングは、欲しい人材にピンポイントで働きかけられるのが最大の特徴で、効率よく採用を進められます。
また、人材データベースを利用するには費用が発生しますが、人材紹介サービスの成功報酬よりも低いケースが多く、採用コストを減らせるのも大きな魅力です。
ただし、ダイレクトリクルーティングは、スカウト文の作成や候補者の選出に時間と労力がかかるのが前提となります。
ダイレクトリクルーティングは、「特定の資格を持っている人」など希望する人材の解像度が高い企業におすすめです。
リファラル採用
採用マーケティングの効果的な手法の3つ目は、「リファラル採用」です。
「リファラル採用」とは、従業員や取引先など、社内外の信頼できる人脈から人材を紹介してもらう手法です。
リファラル採用は、業務内容から社風まで自社を深く理解している方からの推薦なので、マッチングの精度を高められます。
ただし、リファラル採用で不採用となった結果、従業員と紹介された友人の関係性が悪化してしまうリスクがあるため、注意しましょう。
リファラル採用を実践する際は、「採用のルールや採用基準を全従業員に対して事前に周知する」といった準備が不可欠です。
ソーシャルリクルーティング（SNS運用）
採用マーケティングの効果的な手法の4つ目は、現代では欠かせない「ソーシャルリクルーティング」です。
「ソーシャルリクルーティング」とは、以下のようなSNSを使って企業が求職者に直接アプローチする手法です。
- ・X（旧Twitter）
- ・YouTube
SNSの運用は基本的に無料で、費用を抑えながら幅広い層に訴求できるのが大きなメリットとなります。
また、ソーシャルリクルーティングはSNSならではの以下のような特徴もあり、入社後のミスマッチを回避しやすくなります。
- ・動画や写真で視覚的に企業の雰囲気を伝えられる
- ・求職者とコミュニケーションをとれる
- ・求職者がどのような人物かを知れる
SNSでの発信内容によっては企業のブランドイメージがマイナスになってしまう場合もあるので、運用ガイドラインを作成してブレのないSNS運用を目指しましょう。
また、ソーシャルリクルーティングを成功させるには、定期的に更新したり、求職者に響くコンテンツを作成したりする手間・準備がかかります。
社内でリソースを確保できるのが理想ですが、専門知識も求められるため、代行業者への依頼も視野に入れて検討しましょう。
SNSマーケティングの基礎知識と手法を、こちらの動画で解説しています。
イベント・セミナー
採用マーケティングの効果的な手法の5つ目は、「イベント・セミナー」です。
イベント・セミナーでは求職者と直接コミュニケーションがとれるので、強い関心を引き出しやすく、信頼関係も構築できます。
近年では、オンラインで開催する採用イベント・セミナーも増えてきました。
オンラインのイベント・セミナーは求職者の参加負担が少なく、企業としても多くの求職者と接点を持ちやすくなります。
イベント・セミナーの開催には計画を立てたり、トラブルに備えたりする必要があるため、一定の労力がかかることを念頭におきましょう。
採用マーケティングの手法を実践するメリット・デメリット
ここでは、採用マーケティングの手法を実践するメリット・デメリットを解説します。
メリット
採用マーケティングの手法を実践する場合、以下のようなメリットがあります。
- ・ターゲット層について理解が深まる
- ・自社が求める人材にアプローチできる
- ・入社後のミスマッチを回避しやすい
- ・従来の採用活動と比較するとコストを抑えられる
上記のような特徴から、採用マーケティングは「新入社員の定着率を上げたい」「求める人材に効率よくアプローチしたい」とお考えの企業に向いています。
デメリット
採用マーケティングの手法を実践するデメリットは、以下のとおりです。
- ・成果が出るまでに時間がかかる場合がある
- ・マーケティングの専門知識が求められる
- ・SNSの更新やイベントの開催にリソースが必要になる
手法によっても異なりますが、採用マーケティングは成果が出るまでに一定の時間がかかる可能性があるので、長期的な計画を持って取り組みましょう。
採用マーケティングの進め方
採用マーケティングの進め方は、以下の5ステップです。
- ①自社を分析して採用の強み・弱みを明確にする
- ②採用のターゲットを設定する
- ③ターゲットを踏まえてマーケティング手法を決める
- ④コンテンツを作成して採用マーケティングを実践する
- ⑤効果を分析して活動内容を改善する
多くの企業のなかから自社を選んでもらうためにも、最初の段階で見つける「自社の強み」は競合他社や市場から見た強みであることが重要になります。
また、最初にマーケティング手法を決めてしまうと、発信した情報が求める人材に届かない・響かない可能性があるので、手法の選定の前にターゲットを設定しましょう。
まとめ
採用マーケティングの効果的な手法5選として、「採用オウンドメディア」や「ソーシャルリクルーティング」などをご紹介しました。
従来の採用活動に採用マーケティングの手法をプラスすることで、自社に合う優秀な人材を獲得しましょう。
ミライスタイルは、建築業界に特化したWEB制作会社です。
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