リフォーム会社の広告手法と成果を出すポイント10選

広告媒体が多様化する中、リフォーム業界の広告運用は年々複雑化しています。
「広告を出しているのに、なかなか反響が得られない」
「ターゲット層に届いているのかわからない」
こういった悩みを抱えているリフォーム会社のご担当者様も多いのではないでしょうか。
新規顧客を獲得するうえで、広告は重要な手段です。しかし、いくら広告費をかけても、媒体の選び方やアプローチの方法が適切でなければ、期待通りの成果を得ることが難しくなってしまいます。
そこで今回は、広告手法ごとの特徴と、成果につなげる運用ポイントを「ミライスタイル」の知見を交えて解説します。
自社に合った広告媒体を適切に選びたい方や、広告運用で成果を出したい方は、建築業界のWEB制作・WEB集客を全面的にサポートしているミライスタイルまでお気軽にご相談ください。
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目次
リフォーム会社に広告がおすすめな理由

地域密着型のリフォーム業界は、競合が多いため安定的な集客が大きな課題です。広告の運用は、そんなリフォーム業界において効率的かつ効果的に見込み客へとアプローチできる方法です。
はじめに、リフォーム会社に広告がおすすめな理由をわかりやすく解説します。
今すぐ検討している顕在層に直接アプローチできる
「顕在層」とは、リフォームを具体的に検討している見込み客のことです。
そして、広告はこの顕在層に直接アプローチできる点が強みです。
特にWEB広告は、検索キーワードや閲覧履歴などをもとに、リフォームへの関心が特に高いユーザーに絞って広告を表示できます。
たとえばリスティング広告では、「外壁塗装 費用」や「キッチン リフォーム会社 おすすめ」など、具体的な検索をした人に広告を表示します。
こうしたキーワードで検索する人は、すでにリフォームを検討している可能性が高く、成約につながりやすい傾向があります。
エリアや属性を絞って効率よく集客できる
WEB広告の大きな利点のひとつとして、配信先のエリアやユーザー属性を細かく設定できるターゲティング機能があげられます。
たとえば、店舗から半径〇km以内のユーザーや、過去に住宅関連の情報を検索した人、リフォーム関連の商品を購入したことがある人など、「リフォームに興味を持ちそうな人=成約率が高そうな人」に絞って広告を表示させることが可能です。
また、広告を出す地域を限定することで、実際に対応可能なエリアの見込み客に集中してアプローチできるため、広告費の無駄も抑えやすいのが特徴です。
短期間で反響を増やしやすい
WEB広告は、閑散期やキャンペーン期間など、短期間で反響を伸ばしたいタイミングにも最適です。
広告配信を開始すればすぐにユーザーに届き、短期間でも問い合わせや資料請求などの反応が得られやすいためです。
また、クリック数や表示回数などの数値をリアルタイムで確認できるため、広告の成果を見ながら柔軟に配信内容を調整することができます。
たとえば、特定の地域で反応が良ければそのエリアに広告を集中させたり、反対に効果の薄いターゲット層を除外したりなど、データをもとにした最適化が可能です。
リフォーム会社が行うべき広告手法(オフライン)

WEB広告は、ぜひとも実施しておきたい集客手段ですが、一方で地域密着型のリフォーム業界ではオフライン広告も依然として効果的です。
以下は、代表的なオフライン広告です。オフライン広告の運用を検討する際は、それぞれのメリットとデメリットを比較し、自社に合ったものを選定しましょう。
チラシ・ポスティング
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メリット |
デメリット |
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・狙った地域に効率的にアプローチできる |
・反響の計測が難しく改善しにくい |
チラシ・ポスティングは、昔ながらの定番でありながら、今でも高い効果に期待できる広告手法です。
中でも、インターネットをあまり使わない高齢層には紙のチラシが届きやすく、目に留まりやすい傾向があります。そのため、高齢者が多い地域で高い効果が期待できます。
ただし、配布後にどれほどの反響があったかを把握しにくい点や、デジタル広告と比べて即効性やデータ分析の面で劣る点は課題といえるでしょう。
オフライン広告とオンライン広告の効果の違いについて知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
〈関連ページ〉〈リフォーム会社の集客媒体〉チラシ・イベント・SNS・ホームページの効果を徹底比較
新聞・雑誌広告
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メリット |
デメリット |
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・信頼性があり安心感を与えやすい |
・紙面のスペースに限りがあり、情報量が制限される |
新聞の折り込みチラシや、雑誌への広告掲載は、リフォーム業界で長年活用されてきた信頼性の高い広告手法です。紙媒体ならではの「しっかり読まれる」「保存されやすい」といった特徴があり、特に中高年層へのアプローチに効果的です。
新聞折込では、配布エリアを細かく指定できるため、リフォームの対応地域に絞った集中的な訴求が可能です。地元の情報に敏感なシニア層や主婦層などに届きやすく、地域密着型のリフォーム業界と相性が良い点も特徴といえるでしょう。
紙面スペースや効果測定の範囲に限りはあるものの、WEB広告と併用することで幅広い層にアプローチできます。
リフォーム会社が行うべき広告手法(オンライン)

次に、オンラインでの広告手法を紹介します。
近年、リフォーム業界でもWEB広告を活用した集客が主流となりつつあります。
WEB広告をまだ導入していない企業様や、集客に伸び悩んでいる企業様は、各媒体の特徴と自社の強みを照らし合わせながら、最適な広告手法を選ぶ参考にしてください。
リスティング広告
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メリット |
デメリット |
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・検索意図が明確なユーザーに直接アプローチできる |
・検索行動をとっている顕在層にしか届かない |
リスティング広告とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、ユーザーが入力したキーワードに応じて検索結果の上部に表示される広告です。「検索連動型広告」とも呼ばれ、検索意図に合った訴求を届けやすいのが特徴です。運用次第では、費用対効果の高い集客につながります。
たとえば「浴室リフォーム 費用」など具体的なキーワードで検索しているユーザーは、すでに検討段階に入っている可能性が高いと考えられます。こうした顕在層に広告を表示することで、高い確率で反響が得やすくなります。
テキスト(文字)ベースの広告なので、画像や動画などを使った広告よりも視覚効果は落ちますが、即効性のある集客を求めるリフォーム会社にとって、有効な選択肢のひとつです。
ディスプレイ広告
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メリット |
デメリット |
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・画像や動画で視覚的にアピールできる |
・クリック率はリスティング広告より低め |
ディスプレイ広告とは、WEBサイトやアプリの広告枠に画像やバナー、動画などの形式で表示される広告のことです。GoogleやYahoo!の広告ネットワークを通じ、ニュースサイトやブログ、動画サイトなど、幅広いメディアで配信されます。
この広告の特徴は、ユーザーが検索していなくても、興味・関心・閲覧履歴などに基づいて広告を表示できる点です。これにより、まだリフォームを具体的に検討していない潜在層にもアプローチでき、認知拡大に効果を発揮します。
ただし、リフォームに関心が薄い層にも広告を表示するため、無駄打ちが出やすくなるというデメリットもあります。
SNS広告
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メリット |
デメリット |
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・少額から始められる |
・SNSを活用していない層には届きにくい |
SNS広告は、Facebook、Instagram、X(旧Twitter)、LINEなどのSNSプラットフォーム上に表示される広告です。ユーザーの年齢・性別・居住地・興味関心など、登録情報や利用履歴をもとに精度の高いターゲティングが可能です。
総務省の発表によると、2024年には60代のSNS利用率が91.1%にまで高まっており、全体では94.9%がSNSを利用しているとされています。SNS広告が多くの人に届きやすい背景がうかがえる集計結果です。
さらに、SNS広告は視覚的な訴求力が重要なリフォーム業界と相性が良く、ビフォーアフターの写真や施工事例、ルームツアー動画などでユーザーの興味を引きやすいのが強みです。
すでにSNSアカウントをお持ちの企業様、特にInstagramのアカウントをお持ちの場合や、ビジネスツールとして本格的に運用したい場合は、以下の記事をお役立てください。
〈関連ページ〉〈建築業界のSNS活用術〉インスタ集客に便利な機能やポイント・注意点を徹底解説
動画広告
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メリット |
デメリット |
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・静止画やテキストでは伝えきれない情報を直感的に届けられる |
・動画制作に専門的なスキルや外注費が必要 |
動画広告は、YouTubeをはじめとした動画配信プラットフォームや、SNSのフィード、WEBサイト上の広告枠などで配信される、動画形式の広告です。
視覚と聴覚の両方に訴求できるため、テキストや画像だけの広告と比べ、はるかに多くの情報を短時間で伝えられるのが大きな特徴です。
代表的な例としては、YouTube動画の再生前や途中で流れる15〜30秒の広告(CM)があげられます。
動画制作には相応のコストやリソースが必要ですが、「まずは自社のサービスを知ってもらいたい」「企業イメージを伝えたい」という場合に有効です。
ポータルサイト掲載
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メリット |
デメリット |
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・リフォームを具体的に検討しているユーザー層にリーチできる |
・競合他社が多く価格競争に巻き込まれやすい |
ポータルサイトとは、ネット上に散らばっているさまざまな情報を、一か所にまとめたサイトのことです。大手検索エンジンの総合ポータルサイトや、不動産業界や転職業界などそれぞれの分野の専門ポータルサイトなど、さまざまな媒体があります。
リフォームの広告を掲載する場合は、リフォーム会社の情報や施工事例、口コミなどを比較でき、問い合わせにつながる専門ポータルサイトを選定するのが一般的です。
すでにリフォームを検討しているユーザーとリフォーム会社をマッチングさせる仕組みを持つため、高い集客力に期待できます。
ただし、運用設計を適切に設定しないと十分な成果につなげられず、手数料や掲載料の負担が大きくなってしまう可能性もあるので、しっかりとした戦略のもとで運用したり、他の広告と併用したりするのがおすすめです。
見積サイト掲載
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メリット |
デメリット |
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・リフォームの意思が強いユーザーからの問い合わせが多い |
・他社との比較・価格競争に巻き込まれやすい |
見積もりサイトとは、ユーザーが希望するリフォーム内容を入力すると、複数のリフォーム会社から一括で見積もりを取れるサービスを提供しているサイトのことです。ポータルサイトとの違いは次の通りです。
・ポータルサイト…消費者は、企業を比較したうえで問い合わせできる
・見積もりサイト…消費者は、複数社への見積もりを一括で依頼できる
見積もりサイトには「具体的にリフォームを進めたい」「複数社を比較したい」と考える顕在層が集まりやすい傾向があるため、短期間での反響に期待しやすいのが特徴です。
ただし、複数の会社が同時に見積もりを提示するため、価格競争が激しくなりやすく、利益率が下がるリスクもあります。
リフォーム会社が行うべき広告以外の集客手法

広告以外にも、SEOやMEOといった集客方法があります。これらは特に、WEB上で自然な流入を増やしたい場合や、長期的な集客基盤を構築したい場合に役立ちます。
それぞれ詳しく解説するので、オウンドメディアをお持ちの企業様や、実店舗をお持ちの企業様は、集客のヒントにしてください。
SEO対策
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メリット |
デメリット |
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・長期的に安定して問い合わせを増やしやすい |
・効果が出るまで数ヶ月〜1年かかる |
SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」と訳されます。
検索エンジンの検索結果に、自社のサイトやランディングページなどを多く表示させるための施策で、費用をかけずに成果が見込める可能性がある点が特徴です。
狙ったキーワードで自社サイトやコンテンツを上位表示させることができれば、認知度の向上にもつながりやすくなります。
ただし、上位表示を実現するには時間がかかることが多く、運用にもテクニックや知識が必要な点がやや難点です。
SEOの基本的なやり方について知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
〈関連ページ〉自分でできるSEO対策の基本|初心者向けにやり方を解説
MEO対策
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メリット |
デメリット |
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・地元のユーザーに発見されやすく、来店・問い合わせにつながりやすい |
・口コミ数や評価が少ないと効果が出にくい |
MEOは「Map Engine Optimization」の略で、日本語では「マップエンジン最適化」と訳されます。
Googleマップ上に自社の店舗情報を上位表示させるための施策で、特に「リフォーム 埼玉市」などのローカル検索に最適な集客方法です。
SEOに比べて競合が少ないため、比較的短期間で成果が出やすいのが特徴です。
また、Google上に表示される口コミや評価、写真によって企業の信頼性を可視化できるため、ユーザーに安心感を与えやすい点もメリットといえるでしょう。
無料で始められる点も魅力ですが、定期的な写真更新や口コミ対応など、地道な運用が求められます。
ここまで、オフライン・オンラインでの主な集客方法について解説してきましたが、以下の記事ではセミナー・相談会・無料点検・現場見学会といった、イベントでの集客方法についても解説しています。
〈関連ページ〉リフォーム会社の集客方法22選!集客のコツも解説
リフォームの広告で成果を出すポイント10選

広告は、出稿したからといって必ず成果につながるわけではありません。反響を得るためには、押さえておくべきポイントがあります。
ここでは、広告効果を高めるための実践的な10個のポイントを紹介します。
1.ターゲットを明確にする
ターゲットがあいまいなまま広告を出しても、誰の心にも響かず、結果的に広告費だけが消化されてしまう恐れがあります。
たとえば、30代の共働き世帯と、定年後の60代夫婦とでは、住まいに求めるものも、情報収集の方法も異なります。あらかじめターゲットを明確にしておくことで、「どの媒体に」「どんな内容で」広告を出すべきかが見えてくるのです。
ターゲットを明確にするには、以下の表のようにペルソナ(ターゲットとなる具体的な人物像)を設定しましょう。
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ペルソナの一例 |
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性別 |
男性 |
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年代 |
40代 |
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属性 |
会社員 |
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家族構成 |
妻、長男(8歳)、次女(2歳) |
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ニーズ |
親から継いだ旧耐震の自宅を新耐震にリフォームしたい |
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疑問 |
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ターゲットを明確にするのは広告設計の出発点であり、すべての施策の精度を高める重要なポイントです。自社の強みや魅力をしっかり届けるためにも、まずは「誰に伝えたいのか」を具体的に洗い出してみましょう。
2.対応エリアを絞って無駄打ちを減らす
実際に対応できる商圏を明確にし、地域の特徴を把握しましょう。
たとえば、戸建てが多いエリアとマンションが中心のエリアでは、求められるリフォーム内容が異なります。世帯構成や年齢層、人口動態など、地域ごとの特性をデータで分析するのもおすすめです。
また、地域を実際に歩いて観察することで、住民の雰囲気やライフスタイル、住宅の築年数など、数値には表れない生の情報も得られます。
これらは、広告の無駄打ちを避け、費用対効果を高めるのに有効です。
3.強みが伝わる訴求に整理する
多くの消費者は、複数のリフォーム業者を比較してから依頼先を決定したいと考えます。そのため、広告で成果を出すには「この会社を選ぶ理由」を明確に伝えることが不可欠です。
そこで重要になるのが「USP(Unique Selling Proposition)」という概念です。
これは「自社ならではの独自の売り」を意味し、他社では提供できない価値や提案を明確に打ち出すための考え方を示します。
たとえば、「二世帯住宅専門のリフォームで地域No.1の実績」「年間300件以上の水回りリフォームを手がける専門チームが対応」など、具体的でユーザーがイメージしやすい表現は、反響につながりやすくなります。
以下のポイントを押さえて、自社の強みを明確にしましょう。
・顧客目線で「何がメリットになるか」を明確にする
・数字や具体例を用いて、説得力を持たせる
・競合と比較し、差別化できる点にフォーカスする
4.価格の目安を提示して不安を減らす
「トイレのリフォーム:15万円〜」
「外壁塗装:80万円前後(30坪)」
このように、広告やWEBサイトであらかじめ価格の目安を提示しておくことで、ユーザーは安心して情報収集や問い合わせができるようになります。
費用に幅がある場合には「〇〇円〜」や「〇〇円前後」といった表現を使うと、見込み客に安心感を与えつつ柔軟性を持たせることができます。
5.実績や口コミで信頼感を補強する
「年間300件以上の施工実績」や「創業20年以上、地域密着で展開」などの数字を交えて紹介し、自社の実績や信頼性をアピールしましょう。
また、実際の施工事例を写真付きで掲載すれば、サービスの具体的なイメージが湧きやすくなり、検討段階のユーザーの背中を押す材料になります。
お客様の声や口コミがある場合は、自社メディアの「お客様の声」コーナーなどで積極的に発信しましょう。
6.問い合わせのハードルを下げる
広告やWEBサイト、SNS運用では、お客様が気軽に問い合わせられる導線設計が重要です。
たとえば、「今すぐ問い合わせ」ではなく「無料相談はこちら」「見積もりだけでもOK」「まずは資料請求から」など、ユーザーの気持ちに寄り添った言葉選びを意識しましょう。
また、問い合わせフォームの入力項目が多すぎると、それだけで離脱されてしまう可能性が高まります。名前・連絡先・希望内容など、必要最低限の項目だけに絞り、問い合わせのハードルを下げるのも効果的です。
7.広告文とLPの内容を一致させる
広告効果を高めるには、「広告文の内容」と「リンク先のLP(ランディングページ)の内容」が一致している必要があります。
ユーザーは広告に関心を持ってクリックします。しかし、遷移先で異なる内容が書かれていると、すぐに離脱されてしまい機会損失につながりやすくなります。
広告とLPは常にセットで考え、整合性の取れた設計を行いましょう。
8.迷わせない導線で行動につなげる
広告を見たユーザーに関心を持ってもらえても、その後の導線がわかりづらいと、問い合わせや資料請求といった行動にはつながりません。反響を得るには、「次に何をすればいいか」がひと目でわかるシンプルな導線設計が必要です。
わかりやすい位置に問い合わせボタンを配置したり、「無料見積もりはこちら」「LINEで簡単相談」「施工事例を見る」など、次のアクションを具体的に明示したりして、ユーザーを迷わせないよう工夫しましょう。
9.効果測定して改善を回す
ただ広告を出すだけでは、どの施策が効果的だったのかがわからず、無駄な出費につながってしまう可能性があります。安定した成果を出し続けるには、「出した後の効果測定」と「改善の繰り返し」が欠かせません。
特にWEBは、数値で明確に効果を測定できるのが大きなメリットです。たとえば以下のような指標を、専用の分析ツールでリアルタイムに確認できます。
・広告が表示された回数(インプレッション)
・クリックされた回数とその率(CTR)
・問い合わせ・資料請求などのコンバージョン数
・流入元やユーザー属性
こうしたデータをもとに、広告文やターゲティング、出稿タイミングなどを柔軟に見直すことで、成果を大きく改善できます。
10.チラシの配布タイミングを考える
チラシの配布は、季節やニーズに合わせたタイミングを意識することで、効率的に集客できます。
一般的にリフォーム需要が高まるのは、春と夏です。春は新生活のスタートに向けて住環境を見直す人が増え、夏は天候が安定し、工事がしやすい季節のため、リフォームへの需要が高まります。
一方、梅雨や冬は天候や寒さの影響で工事が敬遠される傾向があるため、チラシ配布のタイミングとしては慎重になる必要があります。ただし以下の表の通り、リフォームの箇所によっては需要が高まる時期が異なるため、リフォーム内容ごとに配布時期を工夫しましょう。
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キッチン |
年明けや春、生活の区切りとなる時期に需要が高まりやすい。 |
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浴室 |
湿気対策・ヒートショック防止で梅雨や冬に需要が高まりやすい。 |
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トイレ |
夏や冬などボーナス時期に需要が高まりやすい。 |
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給湯器 |
使用頻度が増えて故障が起きやすい冬に需要が高まりやすい。 |
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屋根 |
雨漏りが起こりやすい梅雨や台風前後に需要が高まりやすい。 |
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窓まわり |
寒さ対策が必要になる秋から冬にかけて需要が高まりやすい。 |
「広告を運用する社内リソースがない」
「広告を出したいけど、何から手を付ければ良いのかわからない」
このような場合は、建築業界専門のマーケティングをサポートしている「ミライスタイル」にお気軽にご相談ください。
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リフォーム業界の注意すべき広告規制

リフォーム業界の広告には、さまざまな法的ルールやガイドラインが存在します。意図せず違反してしまうと、信用の低下や行政処分のリスクもあるため注意が必要です。
ここでは、広告を出す際に特に気をつけたい規制のポイントを解説します。
価格・割引の条件を明確にする(追加費用の有無も含む)
広告で価格の割引を打ち出す場合は、条件を明示する必要があります。あいまいな表現や、実際とは異なる価格表示は景品表示法違反にあたるため避けましょう。
リフォームの広告で特に気をつけたいのが、追加費用の有無や適用条件の明記です。
たとえば、「トイレリフォーム◯万円〜」と表示している場合でも、「本体代のみ」「標準工事費込み」「別途処分費が必要」など、含まれる内容や除外される費用をわかりやすく説明していないと、トラブルの原因になる可能性があるので気をつけましょう。
「最安」「No.1」など根拠のない強い表現は避ける
「業界最安値!」「地域No.1!」といった強い表現は、明確な根拠がないとやはり景品表示法に抵触するため避けましょう。
たとえば「最安」と謳うには、同じ条件・サービス内容で他社との比較データがあり、かつその情報を公的に提示できる必要があります。「No.1」も同様に、第三者機関による調査結果や、掲載時期・調査方法などを明記しなければ、不当表示と見なされるリスクがあります。
実績・口コミ・写真は誤解を招かない形で掲載する
施工実績やお客様の口コミ、ビフォーアフターの写真を掲載する際は、それらの情報を誇張したり、誤解を与える形で掲載しないよう十分に配慮しましょう。場合によって、景品表示法や消費者契約法に抵触するためです。
たとえば「満足度98%」という表現を使う場合、その根拠となる調査方法・対象・期間などを明示する必要があります。
施工事例の写真についても、他社の画像を無断使用したり、CGやAIで過度に加工するなどの行為はNGです。
保証やアフター対応の範囲を明確に記載する
保証やアフターフォローをサービスの売りとする場合は、その内容を正確かつ具体的に記載する必要があります。
たとえば「10年保証」や「万全のアフター対応」といった文言だけでは、どの範囲に対し、どんな条件で、どのような対応が受けられるのかがわかりません。
あいまいな表現はユーザーに誤解を与え、後々のトラブルにつながる可能性があるため注意が必要です。
景品表示法・特商法に触れる表現がないか確認する
広告を出す際は、景品表示法や特定商取引法に違反する表現が含まれていないかを事前に確認しましょう。これらの法律は、消費者を誤認させる広告表現や、不当な勧誘行為を防ぐために定められています。
違反した場合は、行政処分や罰則を受ける可能性があり、今後の事業の存続にかかわる重大な問題を引き起こす恐れがあります。
これまで解説してきた広告規制と照らし合わせながら、公正な態度で消費者に寄り添いつつ、広告の文言や表記を慎重に検討しましょう。
まとめ
リフォーム会社の集客において、広告は非常に有効な手段です。しかし、ただ広告を出すだけで成果につながるわけではありません。
重要なのは、自社の強みや魅力を明確にし、それがどのターゲット層のニーズを満たすのかをしっかり整理したうえで、適切な手法とタイミングで広告を展開することです。
社内だけで運用が難しい場合は、建築・リフォーム領域に強いパートナーと組むことで、無駄な広告費を抑えつつ成果につなげやすくなります。







