〈リフォーム会社の集客媒体〉チラシ・イベント・SNS・ホームページの効果を徹底比較 | ミライスタイル

〈リフォーム会社の集客媒体〉チラシ・イベント・SNS・ホームページの効果を徹底比較

リフォーム会社の集客媒体・それぞれのメリットデメリットと成功事例

新築住宅着工戸数が減少傾向にある中、リフォーム・リノベーション会社の競争率は年々高まっています。

大手リフォーム会社はもちろん、新築ハウスメーカーも参入している昨今、「高い施工技術を持っていても、集客につながらない」とお悩みの会社様も少なくないはずです。

そこで、今回は「リフォーム会社の集客媒体」について、種類とそれぞれのメリット・デメリット、成功のコツ、事例を紹介します。

「将来に向けた販路を開拓したい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてください。


目次
■リフォーム会社の集客媒体|それぞれのメリットとデメリット
■集客方法の成功のコツ|媒体の組み合わせがポイントに
■ホームページ・SNSで集客を始める際の注意点
■リフォーム会社の集客|成功事例
■SNSとHPの運用は建築に特化した“プロ”にお任せを




コラムのポイント
■ 市場規模が拡大を続けているリフォーム業界において、安定した集客を獲得するためには、オンライン・オフラインにこだわらず複数の集客媒体を組み合わせて運用することが重要です。
■ 私たち“ミライスタイル”が、建築業界専門のWEB運用会社として、知識豊富なスタッフがチームで御社をサポートします。




■リフォーム会社の集客媒体|それぞれのメリットとデメリット

SNSとホームページの連携

物価高騰や円安によって、新築住宅の着工戸数が減少傾向にある中、政府の既存ストック住宅活用や空き家問題解決に対する取り組みによって、中古住宅・中古マンションのリフォーム市場は拡大を続けています。

2022年には、ついに住宅リフォーム市場規模は7兆円を超えたというデータもあるほどです。

この動きに伴い、大手ハウスメーカーや不動産仲介業者など、さまざまな業態がリフォーム業界へ参入しており、その中で安定的に集客を得ることは簡単ではありません。

そこでポイントとなるのが、どの集客媒体を使うかという点です。

リフォーム会社の集客方法は、主に以下の7つが活用されています。

  • ●昔ながら顧客による口コミや紹介、リピート
  • ●新聞折込チラシやポスティングチラシ
  • ●オープンハウス・現場見学会・リフォーム相談会などの自社イベント
  • ●業界で行われる大規模な合同イベント
  • ●SNS(LINE・フェイスブック・インスタグラム・ピンタレストなど)
  • ●自社ホームページ
  • ●リフォーム会社ポータルサイト・マッチングサイト・アプリ



では、それぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介します。

口コミ・紹介

古くから住宅リフォームに携わっている会社ほど、口コミや紹介の効果が期待できます。

地元密着型の工務店やリフォーム会社の中には、数珠繋ぎで受注が途切れないところも少なくありません。

メリットは、広告費がかからない点です。

受注を一件ずつ誠実に対応していくことで、顧客満足につながり、良い口コミや紹介がもらえます。

ただし、リフォーム工事を発注する人が世代交代したり、ご近所関係が希薄になると、効果は下がってくる点は否めません。

また、若い方ほどこれまでの付き合いではなく、価格や品質など、コストパフォーマンスを重視する方が多いため、安定した集客数を見込めないリスクがあります。

チラシ(新聞折込・ポスティング)

新聞折込チラシやポスティングチラシは、地域ターゲットを絞った集客ができる点が最も大きなメリットです。

ただし、新聞の発行部数は年々減少しており、2013年と2023年の発行部数を比較すると40%も減っています。(参考:一般社団法人 日本新聞協会|新聞の発行部数と世帯数の推移

また、煩わしさから“ポスティングNG”の表示を出す家も増えているのも現状です。

そのため、チラシにかかる広告費のコストパフォーマンスが下がっている点は否めません。

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自社イベント(オープンハウス・現場見学会・相談会など)

リフォーム会社はメーカーのように形ある成果物を常に展示できる訳ではないため、自社で開催する各種イベントは施工技術やセンスをアピールできる絶好の機会です。

イベントに来場する方は既にリフォームを具体的に検討している可能性が高いため、高確率で集客につながる点も大きなメリットです。

ただし、イベントを開催するためには人件費だけではなく、イベントへの集客を目的とした広告宣伝費がかかります。

イベントへの来場者数が少ないと、集客効果は見込めません。

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大規模な合同イベント(リフォームフェアなど)

リフォーム産業新聞が毎年主催している「リフォーム産業フェア」など、大規模な会場で多数の会社がブースを設けるイベントもあります。

メリットは、自社を知らない顧客へもリーチできる可能性があるという点です。

一方、デメリットは出展料がかかり、大手会社のブースに人が集まりがちで、中小規模のリフォーム会社では思うような集客効果が得られない可能性があるという点に尽きます。

そのため、他社と明確に異なるコンセプトや強みがある会社におすすめの集客媒体です。


自社ホームページ

2000年代に入ると、会社の規模を問わず、集客にインターネット媒体を利用する会社はほぼ100%になったと言われています。

総務省の調査によると、中小企業でも自社ホームページを開設している会社は2005年時点で90%に迫っているというデータもあります。

中小企業の自社ホームページ開設率推移
(引用:総務省|平成27年情報通信白書

メリットは、チラシやCMなどその他の広告宣伝費よりもリーズナブルな上に、運用次第では高い集客効果を得られる点です。

ただし、多数ある企業ホームページから潜在顧客へ情報を届けるためには、SEO対策などの緻密な運用が欠かせません。

実際に、ホームページを開設したものの運用されておらず、放置されているページは多数存在します。

どの会社も自社ホームページを作っているからこそ、集客効果を得るためには時間と労力をかけて差別化する必要があるのです。

SNS(LINE・フェイスブック・インスタグラムなど)

ホームページと合わせて集客ツールとして活用されているのが、FacebookやInstagram、PinterestなどのSNSです。

当初の目的であった個人間でのコミュニケーションツールとしてではなく、企業の認知度を高めたり、顧客と直接やりとりしたりする目的で使われています。

総務省の調べでは、SNSを利用する目的として「情報収集」を挙げる人が63.7%にも上ることから、今や主な集客媒体といっても過言ではありません。

SNSの利用目的
(引用:総務省|令和3年通信利用動向調査の結果


SNSを集客活動のツールとして利用するメリットは、コストがほとんどかからない点です。

また、出先などからでも手軽に更新でき、タイムリーな「情報発信・ユーザーのニーズ調査」ができます。

ただし、手軽である反面、こまめに更新しないと多数あるアカウントに埋もれてしまい、なかなかユーザーの目に留まりません。

また、SNS単体では直近の受注に繋がりにくく、自社ホームページなどの連携が必要です。


リフォーム会社ポータルサイト・マッチングサイト・アプリ

多くのリフォーム会社情報から地域やコンセプト、価格などで簡単に検索できるポータルサイトやマッチングサイトも人気です。

より多くの顧客にリーチする可能性があり、資料請求や問い合わせに繋がりやすい点がメリットと言えるでしょう。

ただし、企業登録料がかかる上に、ユーザーが簡単に一括資料請求などができるため、具体的な受注に繋げるまでのハードルは高めです。

また、大規模なリフォーム会社は多数の施工事例を登録でき、検索結果に上位表示されやすい反面、小規模な会社ですと施工事例が限られ、ユーザーの目に届きにくい可能性もあります。


ポイント
リフォーム会社の集客媒体は多数ありますが、その中で会社の規模や特性、予算に合わせて適切な方法を選ぶことが重要です。

継続的に運用できる媒体を組み合わせると、相乗効果が生まれる可能性が高まります。



■集客方法の成功のコツ|媒体の組み合わせがポイントに

SNSとホームページの連携方法

リフォーム会社の集客力をアップさせるためには、今までの媒体だけにこだわらず、新たな方法と併用して取り組む必要があります。

特に、チラシや口コミ、紹介などが主な集客手段であった会社は、ホームページ開設はもちろんSNS活用も踏まえた“オンライン集客”と組み合わせるのがおすすめです。

例えば、口コミや自社イベントで会社の信頼性や技術をアピールするだけでは、その情報を目にする人は限られますが、合わせて同じ内容をSNSで拡散し、ホームページへ誘導すると、ユーザーの分母が一気に増えます。

逆に、ホームページやSNSを作り込んでも、施工事例が充実していなかったり、オフラインで相談できる機会がなかったりすれば、「この会社に頼もう」とはなかなかなりません。

つまり、オフラインとオンラインそれぞれの集客媒体を組み合わせ、メリットを活かして活用することがポイントです。


■ホームページ・SNSで集客を始める際の注意点やポイント

SNSとホームページの連携活用を始める際の注意点

では、SNSやホームページを活用した集客を始める際に押さえるべき注意点やポイントを紹介します。

ホームページとSNSの連携

ホームページへのSNSボタン設置
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自社ホームページとSNSをそれぞれ切り離して運用しても、思うような集客効果は得られません。

どちらが欠けても会社の認知度は高まらないのです。

そのため、ホームページ内には、SNSへの誘導ボタンを必ず設置してください。

「ホームページからSNSへ」「SNSからホームページへ」の導線が充実するほど、より多くの集客を獲得できます。



ホームページ・SNSの更新はこまめに

SNSやホームページの更新はこまめに
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ユーザーがリフォーム会社を探すためにインターネットの検索エンジンを利用した際、自社を少しでも上位表示させるためには、こまめな更新が欠かせません。

「更新といっても、施工事例を頻繁に上げるのは難しい」という会社も多いでしょう。

その際におすすめなのが、ブログやコラムの活用です。

リフォームに関係する情報に限らず、会社の日常風景を紹介する内容でも構いません。

ホームページが定期的に更新されていると、上位表示されやすくなります。

SNSにおいても、こまめな投稿はとても重要で、フォロワー獲得・認知度アップに効果的です。

SNSを投稿するたびに連動してホームページのお知らせを更新することもできます。

SNSやホームページがほとんど更新されていないと、「この会社大丈夫?」と不信感につながるリスクがありますので、注意しましょう。

炎上リスクに要注意

ホームページではあまり炎上について心配する必要はありませんが、SNSの場合は要注意です。

総務省の調査によると、SNSが炎上するケースは個人アカウントに限りません。

「炎上」とは、「ウェブ上の特定の対象に対して批判が殺到し、収まりがつかなさそうな状態」「特定の話題に関する議論の盛り上がり方が尋常ではなく、多くのブログや掲示板などでバッシングが行われる」状態である。

日本国内での炎上発生件数はモバイルとSNSが普及し始めた2011年を境に急激に増加しており、個人・企業問わず炎上の対象となっている。

(引用:総務省|令和元年版 情報通信白書



2015年には、国内で1,000件を超えるSNSの炎上が起こっており、その数は2006年と比べて24倍にまで上ります。(参考:総務省|令和元年版 情報通信白書

つまり、SNSの活用は、常に炎上と隣り合わせであるということです。

そのため、SNSの運用は複数人で行うなど、投稿の内容をダブルチェック・トリプルチェックできる体制を整えましょう。

また、SNSを利用する人の多くは、スピード感を重視する傾向が強いため、問い合わせにすぐ対応することも重要です。

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企業イメージに合うブランディングにこだわる

会社のブランディングにつながるホームページデザイン
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リフォーム会社を探す際、多くの方がインターネットで検索してホームページを見つけます。

そのため、ホームページのデザインや世界観はとても重要です。

また、SNSに上げる画像からその会社の雰囲気を読み取る人も少なくありません。

内容と同じくらいホームページのデザインや、SNSの投稿にもこだわりましょう。

集客効果を高めるためにはSNSのブランディングも重要
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また、SNSによってユーザーの傾向や投稿内容に違いがあるため、自社のターゲット層に合った媒体を選ぶ点も成功の秘訣です。

最近は、YouTubeにて自社の施工事例をルームツアーとして紹介しているリフォーム会社が増えています。

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■リフォーム会社の集客|成功事例

ミライスタイルは、建築分野の会社に限定して、ホームページの制作やSNSも含めた運用サポートを行っています。

その中から、効果的に集客を獲得できているリフォーム会社様の成功事例を紹介します。

こまめな更新で検索画面上位表示を実現

こまめな更新で検索画面上位表示を実現
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こちらのホームページは、施工事例の追加だけではなく、住宅リフォームのためになるコラムを多数投稿することで、さまざまなキーワード検索画面に表示されています。

ユーザーの目に多く留まるほど、会社を知ってもらえるきっかけになることは間違いありません。

コラム投稿と合わせて、InstagramやLINEの運用、SEO対策・リスティング広告・メルマガ配信とさまざまな流入チャネルを連携させることで集客効果アップにつながります。

視覚的に情報が多いホームページで受注に直結するユーザー獲得

一目で知りたい情報がわかるホームページデザイン
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自社の強みが一目でわかるサイトデザインも重要です。

デザイン性・価格など、強くアピールしたいコンセプトが視覚的に分かりやすいホームページは閲覧時間が長く、より多くの情報をユーザーに届けられます。

また、ターゲット層の年齢に合わせて文字フォントやカラーを選定する点も大切です。

こちらの会社様は、「ホームページ(WEB運用)+チラシ(紙媒体)+イベント(現場集客)」の連携が密で、これこそ最も強力なプロモーション方法と言えるでしょう。



第一印象で伝わる“高級感”

土屋ホームトピアランディングページ
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こちらの事例では、ホームページの定期的な更新やSNSとの連携、リスティング広告などの対策をとった上で、デザインにもこだわった点がポイントです。

ハウスメーカーである強みを活かして、「品質・信頼・サポート体制」がユーザーに伝わるように、必要な情報を盛り込みつつも、画像とフォント、カラーを選び抜き、高級感のあるデザインに仕上げました。





■SNSとHPの運用は建築に特化した“プロ”にお任せを

ライバルの多いリフォーム業界で集客を獲得するためには、オフライン・オンラインにこだわらずいくつかの集客媒体を併用することが必要です。

特に、会社の認知度アップにはホームページやSNSの運用が欠かせません。

しかし、中小規模の会社ですと通常業務に追われて、なかなかそこまで手がつけられないという会社も多いでしょう。

そのような場合は、思い切ってプロにWEB運用を任せてみませんか?

ミライスタイルは建築業界専門のWEB制作・運用会社。

建築に特化することで業界のニーズに的確に対応し、集客できるホームページをご提供しています。

設計事務所・工務店のサポート事例も数多くございますので、独立や事務所の開業、集客のお悩みなどぜひお気軽にご相談ください。

全国からお申込みいただけるWEB個別診断もございます。



株式会社ミライスタイル
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著者情報

メイン奏

メイン奏(株)ミライスタイル ライター

建材メーカーにて住宅やオフィス、店舗のリフォームに携わった後、設計事務所や教育機関での業務経験を経て、建築系ライターとなりました。今まで現場で目の当たりにした リアル な情報を皆様にお伝えしていきたいと思っております。

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