読書、、ファイナンス思考――日本企業を蝕む病と、再生の戦略論 (著:朝倉 祐介 )

本日も、1冊お勧めの書籍のご紹介です。

ファイナンス思考――日本企業を蝕む病と、再生の戦略論 (著:朝倉 祐介 )は、「PL脳」という目先の売り上げを急ぐあまり、企業にとって重要な未来への投資が行われなくなる考え方の指摘から始まります。

その中で、ファイナンスの定義とは

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ファイナンスとは、会社の企業価値を最大化する為に

A 事業に必要なお金を外部から最適なバランスと条件で調達し(外部からの資金調達)
B 既存の事業・資産から最大限にお金を創出し(資金の調達)
C 築いた資産(お金を含む)を事業構築のための新規投資や、株主・債権者への還元に最適に分配し(資産の最適配分)
D その経緯の合理性と意思をステークホルダーに説明する(ステークホルダー・コミュニケーション)

という一連の活動
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そのうえで
会社は3つの市場から評価される

財市場・・・顧客による評価
労働市場・・・従業員による評価
資本市場・・・投資家による評価

という3つの目線が必要と書かれています。

ポイントは

「これらの3つの市場から見た会社の良し悪しが合致しない」

という事で

これに気付いた時、とても視野が広くなるなあと感じました。

そして受託開発を主にした事業は目先のPLの動きに惑わされがちになると感じているので、本書はとても参考になりました。