会社の文化が創られる事
先日、古巣の先輩からお誘いを受け、お会いする機会が有りました。
その方との話の中で、売上高を競ったり会社を大きくする事を止めた当社が
目指すべき方向について、話をしながら考えていました。
会社を大きくする必要はない。その中で当社が出来る事は
「ミッション・クレドを体現する事」を通して
「会社の文化が創られる事」なのではないかと思いました。
・設計事務所・工務店を元気にする
・二人三脚で並走しつくったままのWEBサイトを再生する
・WEB制作・運用で感動をお届けする
当社のミッションとクレドは、私の創業に至る原体験から来ている為、この先変わる可能性は有りません。
そして自社の都合で、新規の受注を止める事もありません。
会社にとって現状維持は間違いなく退化だと思うからです。
新規の受注は決して止めてはいけない。
顧客基盤を分厚くする事。
急ぐことはなく、年輪のように着実な成長をしていこうと考えています。
ミッション・クレドに有る「二人三脚」という言葉通り、「感動をお届ける」という言葉通り、当社を選んでくれたクライアントに対して一つ一つのWEB制作・運用を深く、自分達の出来る最高品質にしてお届けする事。
会社経営は本当に楽しいです。
ただ、楽しい事ばかりではないと思います。
1人会社でも100人の会社でも、どちらに行っても無傷であるはずがない。
人の成長が会社の成長なのであれば、会社が成長しないという事は個々の成長を放棄して、無傷で安泰に暮らそうと考えているようで、そんな世界はどこにも無いのではないか。
この先自分達にはただ共に、ミッション・クレドに忠実にクライアントへの価値を創るため、積み重ねる事しかできない。
積み重ねを続けていれば時間と共にメンバーの絆はいつのまにか強固になり、次第に文化のようなものが生まれていくのではないか。
時代が変わればビジネスモデルが変わるのは間違いないと思います。
少しづつ変化していく事、急激に変化していく事、どちらも可能性が有ると思います。
ビジネスモデルは変わったとしても当社のミッション・クレドだけは変えなければ、それを体現する事で作られた会社の文化・思想が後世にも残って受け継がれていくのではないか。
そんな会社経営をメンバー個々の成長の中で行っていけたらと思っています。
今、会社をやっている意味を聞かれたら「正直、分からない」です。
多くのクライアントに求められているから、作っている。ただそれだけです。
会社経営について、まだ明確な答えを出せてはいませんし、この先も出ないものなのかもしれません。
ただ毎日積み重ねていたら、何かにたどり着く日が来るのではと思いながら、目の前の仕事をやっていければと思います。