高い目標を持ち次年度の経営にあたる | ミライスタイル

高い目標を持ち次年度の経営にあたる

次年度のP/L上の経営・財務内容を潤沢に持っていくため、敢えて高い目標を掲げるように考えています。

売上は追わずに利益額を重視し、来期は高い目標を据えています。

 

当社のようなIT業の場合、製造業や建設業と比較して必要経常利益は高くて然るべきとなります。

固定費を賄ってどこまでの安全率が取れるかという尺度で考えています。

 

次年度の経常利益目標は10%~15%の間で計画しており、当社のような年商約3億円の会社であれば利益は3,000万円~5000万円のような感じになります。

 

当社の経営は現預金は月商5か月以上あり、比較的潤沢です。借り入れの状況も一気に各行と分厚くなり、改善しました。また純資産についてもこれまでの経営で通算で積み重なってきているので、短期・1年や2年で債務超過になる可能性は限りなくゼロで、それだけを見ると経営は盤石のように見えます。

 

第2回交流会ワークショップBチーム

ただその一瞬の気の緩みが命取りと考えて、目の前のP/Lと現場を見ながら「何か改善できる事は無いか」と毎日各部を改善するようにしています。まだまだ自己資本をもっと分厚く出来る、営業キャッシュフローをよくできる、と思っています。徐々に営業の枚数を上げていく事も必要で、組織力を高めてより良い制作・運用でクライアントへの提供価値・WEB問合せ等の数値結果を、会社全体としてもっと大きく出せるようにしていきたいと思っています。

 

これまでは、創業期の利益が上がらないうちは借り入れして人を入れてきました。次に利益が上がり始め、そうなると1000万円上がった→人一人は1000万円→だから人を1人入れようとなりました。

 

これからは常時人を年間4~5人は入れていけるような採用計画を描いています。

達成するには年間経常利益3000~5000万円位が常に上がっている状況が理想です。

 

第2回交流会集合写真

年商10億円以下の会社にとって経常利益3000万円という数字は、一つの旗のように目標にしている数字になるかと思います。なかなか出せる数字では無い事に気づきます。来季の当社はこの水準を目指していきます。ここから先は常時利益が3000万円以上出ている状況で、採用活動を止めずに自己資本が増え続ける組立てにもっていきます。この採用活動における利益額目標の意味は、とても大きいと思います。

 

第2回交流会ワークショップCチーム

この数字の到達には、当然目の前の事を一生懸命行うだけでは足りず、道なき道に何か突破口を導き出すような感覚が必要と思います。そのような知恵は毎日現場に立ち続けて、P/Lの数字が頭に叩き込まれてくるくらいの状態でないと出てこないのではないかと思います。

 

高い目標を掲げるところから、全て始まると思います。現在のようにおかげさまで受注がとても順調な状況に甘んじない為、高い目標を掲げて常に油断せず、次年度も結果を出せればと思います。

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