独立建築士の成功はホームページ集客がカギ!よくある失敗例も解説
建築士として独立を検討する際考えるべきことはたくさんありますが、経営を軌道に乗せられるかどうかは安定した集客の確保にかかっています。
今回はフリーランスの建築士や設計事務所として、集客できるホームページをつくる重要性を解説します。
建築士・設計事務所のホームページ制作実例なども交えながら、集客に強いホームページづくりのコツもチェックしていきましょう。
目次
■独立建築士の成功はホームページ集客がカギ!
■建築士・設計事務所のホームページ集客実例
■集客に強いホームページのつくり方
■建築士の独立でよくある失敗例
目次
■独立建築士の成功はホームページ集客がカギ!
事務所登録や資金集めなど建築士として独立するために必要な準備はたくさんありますが、素早く経営を安定させるにはホームページでの集客が欠かせません。どれだけ建築士としての実力があっても、お客さんが集まってくれなければ食べていけないですよね。
集客不足による経営の悪化は、フリーランスの建築士で良く聞く失敗例です。独立直後は在籍していた設計事務所や人脈からの紹介で仕事を得ることができても、それだけだといずれ先細りしてしまう可能性が高いです。
自分の建築士としての強みやポートフォリオを伝えられるホームページがあると、コンセプトに共感してくれた熱量の高いユーザーを集めやすくなります。
SNSやYouTubeなども活用しながらWEB経由の安定した集客方法を構築するのが、令和時代の建築士の戦い方といえるでしょう。
■建築士・設計事務所のホームページ集客実例
私たちが実際にホームページ制作や運用をお手伝いしている建築士・設計事務所の集客方法をご紹介します。
SUHACO
一級建築士設計事務所がラインナップするコンセプトハウスのホームページ実例です。
シンプルな構成のなかにコンセプトや施工事例をわかりやすく配置。
床面積や必要なオプションを入力すると予算が分かる見積もりシミュレーションや、見学申し込みフォームまでワンセットの動線も設置しスムーズな集客につなげています。
住まいづくりコラムによるSEO対策、SNSのプロモーション運用など、集客面もお手伝いさせていただきました。
有限会社角倉建築設計事務所
建築実例を活かした雑誌風のデザインで、作品の魅力を伝えるサイト構成となっています。
事例はジャンルごとに分類し、思わずクリックしたくなる魅力的なサムネイルを設置。
オンライン相談、LINE相談など、時代に合わせた集客手法もいち早く採り入れています。
前田敦計画工房
犬・猫と暮らす家というオリジナリティの高いコンセプトをしっかり伝えるデザインのホームページです。
設計事務所としてのコンセプトや設計力を訴求しつつ、設計事務所との家づくりや設計費用などユーザーのギモンにも回答しています。
コロナ過の家づくり、テレワークなど時代に合わせた情報も発信し、ユーザーのニーズに先回りする能動的な集客体制も構築できました。
■集客に強いホームページのつくり方
・ユーザーのギモンや要望に応える
数ある中から建築士のホームページを訪れるユーザーは、家づくりに対してなんらかのギモンや要望を持っているはずです。
「ハウスメーカーよりデザイン性に優れた家を建てたい」「設計料はどれくらい?」など、ユーザーが求める答えをしっかり明示できると集客につながりやすくなります。
今まで建築士として積み上げてきた経験をもとに、ユーザーの不安や悩みを先回りするアドバイスなども効果的。
信頼感やなんでも相談しやすい雰囲気などが伝わると、問い合わせにつながりやすくなります。
・施工事例をより魅力的に見せる
ホームページでデザイン力やコンセプトをユーザーに伝えるため、ポートフォリオが重要なのは言うまでもありません。
施工事例の見栄えはホームページの集客力に直結する部分ですから、特に見せ方に工夫しましょう。
数が多い方が良いのはもちろんですが、一軒ごとの写真の充実度やクオリティも重要です。完成写真をこれから撮影する物件があるなら、建築に強く腕の良いカメラマンに依頼するのも効果的。
・SNSと連携する
Facebook・Twitter・InstagramなどSNSとホームページを連携させるのも、集客に効果的です。
ホームページがSNSから流入したユーザーの受け皿になり、逆にホームページユーザーに最新情報を発信することもでき相乗効果が生まれます。
住宅は検討期間が長い商品ですから、一度興味を持ったユーザーに持続してアプローチできるSNSの活用はとても効果的です。
■建築士の独立でよくある失敗例
・オーバーワークで身体を壊してしまった
就業規則のないフリーランスの働き方に慣れない最初のころは、つい仕事を詰め込み過ぎてオーバーワークに陥りがち。
独立直後はがむしゃらに取り組んで経営を軌道に乗せることも大切ですが、身体を壊してしまっては元も子もありません。
家族と過ごす時間やスポーツなど趣味の習慣なども活用し、適切な休息も入れながらワークライフバランスを保ちましょう。
・思ったより稼げない
会社を通さずに自分で仕事を受けると利益が大きくなるイメージがありますが、いざ独立してみたら意外と稼げないというのもよくある失敗パターン。
フリーランスの建築士は売り上げの割に仕入れや経費が少ないため、税金の額が多く手元に現金が残らないケースも…。
会社に在籍していたときと違い、国民健康保険に切り替わると負担額がグッと増えるのも意外と手痛い出費です。
初年度をなんとか乗り切ったものの、確定申告で数字が見えて慌てる失敗パターンも多いようです。
・やりたかった仕事ができない
経営方針やコンセプトも自由に決められるのが独立のメリットですが、思い通りの仕事を受注できずモチベーションが上がらないという失敗ケースも多いです。
戸建て設計をメインに掲げたものの、数年後はサブだったインテリアデザインで食いつないでいる状態…というのは良く聞くパターン。せっかく独立したのに、結局やりたい仕事ができないのではあまり意味がありませんよね。
最初のうちはどんな仕事も請ける覚悟と心構えが必要ですが、だんだんコンセプトに沿った仕事を受注できるように工夫しなければいけません。集客方法に工夫して、集めたいユーザー層に自社を知ってもらう仕組みをつくりましょう。
・仕事がだんだん減っていった
独立した直後は前の会社や知人など人づてで仕事をもらえることも多いですが、住宅は頻繁に建て替えるものではありませんので、ずっとその経営スタイルを続けるのは難しいでしょう。
人脈に頼った受注を続けてしまい、数年後に仕事がなくなり再就職や廃業に至るというのもよくある失敗談。
紹介も大切な集客方法ですが、なるべく複数の集客ルートを確保してリスクを分散しましょう。
・慣れない事務仕事がキツイ
設計事務所に在籍していたときと違い、独立すると設計業務以外の雑務もすべて自分でこなさなければいけません。独立前の働き方を基準にスケジュールを組むと、時間が足りなくなって前述したオーバーワークにつながってしまうケースも多いです。
経費精算や書類の整理、事務用品の補充など、見えにくい事務仕事は意外と時間と労力がかかるものです。一人事務所でスタートしてある程度経営が安定したら、事務員を雇い入れるなどすると設計業務に専念できます。
最近はクラウドソーシングで事務や経理を部分外注するという方法もあります。上手に活用してメイン業務に専念できる環境を早めにつくりましょう。
■設計事務所を立ち上げるなら、まずは集客を確保しましょう
これから建築士として独立を検討するなら、さまざまな準備とともに早めの段階で集客の確保にも取り組みましょう。
WEB集客は効果が出るまでのタイムラグがあるため、開業前から取り組んでおくとスタートダッシュを切ることができます。
これからの時代に合わせた魅力的なホームページをつくり、強みやコンセプトに共感してくれるお客さんを集めましょう。
建築士の独立サポートはミライスタイルにご相談ください
独立に合わせたホームページ制作をご検討の際は、私たちミライスタイルにもぜひご相談ください。
私たちは建築業界に特化したWEB運用会社で、多くの設計事務所・建築士様のホームページづくりをお手伝いしてきました。
独立後のサイト運用やWEB広告戦略のコンサルティングなど、ノウハウを活かしたトータルサポートも私たちの強みです。
無料のオンライン個別相談も実施していますので、お気軽にお声かけください。
株式会社ミライスタイル
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