リフォーム独立後に儲かる仕組みのつくり方|ホームページ集客が重要
大手から個人まですでに群雄割拠のイメージが強いリフォームですが、今後も需要増が予想されまだまだチャンスが大きい業界です。
独立ハードルの低さが特徴のリフォーム業界ですが、経営を軌道に乗せるためにはしっかり儲ける仕組みをつくることが大切。
今回はリフォームの儲かる仕組みづくりを一つずつ考え、重要度が増しているホームページ集客の実例もご紹介します。
手軽に儲ける裏技はありませんが、基本となる部分をしっかり押さえて確実性の高い独立開業を目指しましょう。
目次
■令和時代にリフォームで独立して儲かるの?
■リフォームで儲かる仕組みのつくり方
■リフォームのホームページ集客実例
■令和時代にリフォームで独立して儲かるの?
家族や人生を守る大切な住まいを手掛けるリフォームは社会的意義の大きい仕事ですが、現実問題しっかり儲けを出せるのかというのも気になるところですよね。結論としては、リフォーム業界は今後も需要が見込めるため、大きな利益を出すチャンスはまだまだあります。
2018年に総務省が行った調査では全国の空き家率が13.6%に達していることが分かり、喫緊の課題となっています。国土交通省で空き家対策モデル事業の募集が始まるなど、国を挙げてのリフォーム需要推進が予想されています。
豊富な中古住宅市場を背景に、初めての住まい選びに新築ではなくリフォームやリノベーションを選ぶ人も増えてきました。ハウスメーカーや電気水道などさまざまな業種からの参入も多いですが、リフォーム市場規模とチャンスは拡大していくとみて良いでしょう。
【出典】平成30年住宅・土地統計調査 特別集計(総務省)https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2018/tokubetsu.html
■リフォームで儲かる仕組みのつくり方
これからの時代リフォーム業でしっかり利益を出すためには、行き当たりばったりの経営ではなく基本的な仕組みを構築する必要があります。どの取り組みも手間と時間はかかりますが、じっくり一つずつクリアして安定した経営を目指しましょう。
・自社ホームページ集客体制を育てる
仕事を獲得してしっかり収益を上げるためには、安定した集客体制を構築することが最重要と言えます。このあとの仕組みづくりにどれだけ力を入れても、そもそもお客さんが居なければ儲けることは不可能です。
リフォーム業界でもWEB集客が当たり前となった現代では、自社ホームページによる媒体に頼らない集客を構築するのが安定して儲けるコツ。ホームページは初期コストがかかりますが、一度作ってしまえばポータルサイトのように毎月の出稿料はかかりません。
広告宣伝費を節約して自社のコンセプトに合ったユーザーにリーチできるため、客単価や利益率のアップも見込めます。
開業してすぐはポータルサイトや新聞広告などに頼る必要もありますが、早い段階から自社集客体制を育てて安定した収益をつくりましょう。
・信頼できる職人を集める
リフォームのプラン作成から契約までは自分一人でもできますが、実際に工事を行う職人が居なければお金は入ってきません。技術があり信頼できる職人を集めることも、収益を上げるための大切な取り組みの一つです。
工事品質が低いと顧客の満足度があがらず、後述するリピートやOBからの紹介をもらえる可能性も低くなります。悪い口コミが広がると良質な顧客を集めるのが難しくなり、客単価が下がることで価格勝負に巻き込まれる悪循環になり得ます。
高齢化と人手不足に悩む建築業界では職人の確保も難しい課題ですが、逆に良い人材をそろえられれば競合との差別化も可能です。独立前からの人脈や募集サイトなども活用しながら、腕の良い職人を集めましょう。
・コンセプトを絞り明確にする
独立してすぐのうちは「どんな仕事も請けなければ」と間口を広げる必要もありますが、ある程度コンセプトを絞ることも大切です。
どんな工事にも対応できる総合力で勝負しようとすると、どうしても大手の価格やブランド力にかなわず利益を出すのが難しいです。逆に大手や競合が目を付けないコンセプトに特化することで、価格勝負を脱し粗利率のアップも期待できます。
ペットに優しい素材や工法に特化したり、デザイン力を磨いて高級リフォームを狙ったり、「これなら負けない」という強みを打ち出してみましょう。
・リフォームパックなどで単価アップ
効率良く利益を上げるためには、一軒ごとの工事単価アップは欠かせません。無理に商品や工事を売りつけるのは問題外ですが、リフォームパックやセット料金で潜在ニーズを掘り起こすことは大切です。
トイレ交換の顧客は、築年数的にほかの水回りも交換時期を迎えている可能性が高いです。水回り4点セットを用意しておけば、「それなら一緒に工事しようかな」と自然に検討してもらいやすいでしょう。
・リピートや紹介をもらえる仕組みをつくる
実質的に広告宣伝費がかからないリピーターやOB紹介からの集客は、リフォームで儲けるためには欠かせない要素の一つです。
高いリピート・紹介率を維持できれば、継続年数とともにOBが増えるためどんどん集客数も増えていきます。
ご近所紹介キャンペーンをつくったり、リピート工事の際に使える自社クーポンをつくったり、感謝を伝えつつ仕事にもつながる仕組みを用意しましょう。
・スタッフが成長する体制を準備する
独立直後は一人社長としてスタートし、経営が軌道に乗ったらスタッフを徐々に増やしていく計画を立てる方も多いと思います。一人では稼げる額にも限界がありますので、優秀なスタッフを増やす体制づくりも重要となります。
社内外の研修をはじめ、スタッフの成長を促す体制づくりに力を入れましょう。スタッフ自信が伸びしろを感じてくれれば、定着率が高まり会社の戦力になってくれます。
・ショールームをつくる
自社ショールームは会社の信頼性や客単価のアップにつながるため、大きく儲けるなら避けては通れない要素です。
単にキッチンやユニットバスを設置するだけでなく、会社のコンセプトに合わせてユーザーの夢を膨らませることができれば、工事単価を増やすことができます。
競合の無いコンセプトのショールームがあれば、来店や問い合わせ率もアップし、集客面でも有利です。開業時はショールームをつくるのが難しい場合も、将来に備えて計画を立てておきましょう。
■リフォームのホームページ集客実例
最後に、実際にホームページで集客しているリフォーム会社の実例をご紹介します。サイトデザインや集客の工夫に注目してみてください。
株式会社カラーズ:千葉県
一級建築士が在籍する強みを活かし、シンプルなデザインで少数精鋭なイメージを打ち出したホームページです。
立ち上げ直後で施工事例の数は少ないものの、地元密着で高品質なリフォームをコンセプトに掲げ集客につなげています。
スタッフブログや家づくりに関するお役立ちコラムも活用し、SEO対策と合わせて自社集客力を徐々に育てています。
玄関ドアマイスター
玄関ドア工事に特化したリフォーム会社のホームページ集客実例です。
圧倒的な施工事例の数をそろえ、ユーザーが自分の家に似た事例を見つけられる体制を構築しています。
ビフォーアフター写真だけでなくお客様の声も合わせて掲載し、工事品質の高さもアピールして競合と差別化を図っています。
株式会社SHUKEN Re
デザイン力を活かしたフルリノベーションに特化したホームページ集客事例です。
魅力的な施工事例を軸にホームページを充実させ、訪れたユーザーの夢が広がるような仕組みを構築。
フルオーダー・高級路線・2人暮らしなどコンセプトに合ったリノベパックも用意し、ユーザーにとって分かりやすい工夫も。
■まとめ:独立前からしっかり準備して安定経営を
これからも需要の拡大が見込めるリフォーム業界は、独立して大きく儲けるチャンスもまだまだあります。開業前にしっかり準備を整え、資金繰りや仕事の確保で困らないようにしましょう。特に集客の確保は安定経営に欠かせない部分ですから、自社ホームページや広告運用についても、独立前から準備してみてください。
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