不動産営業でインスタを活用するメリット|集客方法を解説
不動産業界でも活用事例が増えてきたSNS集客ですが、最近力を入れる企業が増えてきているのがInstagram。
2010年に登場したInstagramも2021年現在のユーザー数は3300万人を超え、ユーザー層が広がったことで住宅業界でも存在感を増しています。
今回は不動産営業におけるインスタ活用のメリット、実際の集客方法について詳しく解説します。
目次
■インスタグラムの特徴・不動産との相性
■不動産営業でインスタを活用するメリット
■不動産のインスタ集客方法
■インスタグラムの特徴・不動産との相性
まずはインスタグラムがどんなサービスなのか把握し、どんなタイプの不動産営業活動との相性が良いのかも考えてみましょう。
・画像や動画ニーズが強い
インスタグラムはほかのSNSサービスと比べて、クオリティの高い画像や動画のニーズが強い点が特徴です。
インスタ映えという言葉があるように、文章より視覚情報を重視するユーザーが多いため、パッと目を引く画像が注目されやすいです。
不動産分野では、おしゃれなデザイナーズマンションの画像やルームツアー動画などのコンテンツと相性が良いでしょう。
・若い&女性ユーザーが多い
最近はユーザー数の増加に伴い属性も広がりつつありますが、インスタは若い世代&女性が多い傾向があります。
リリース後は10代が中心でしたが最近は20~30代も増加傾向にあり、不動産の顧客層にも十分リーチできると言って良いでしょう。
FacebookやTwitterとはユーザー層が異なり、ライフスタイルやデザインをイメージできるような物件の訴求と相性が良いです。
・拡散性は低い
インスタグラムの投稿は基本的にフォロワーのみに届くため、ほかのSNSのような拡散性はありません。
逆に言えば自分にとって興味がある情報の純度が高く、ユーザーのロイヤリティを高めやすいツールと考えることもできます。
例えばTwitterでたまたま投稿がバズって閲覧数が伸びたとしても、直接不動産の顧客にはなりえないユーザーがほとんどです。
インスタグラムは拡散性が低い分、部屋探しやマンション購入を検討している純度の高いユーザーにリーチしやすいのが特徴です。
他の不動産会社とはっきり差別化できるサービスや物件の訴求と相性が良いでしょう。
・Facebookとの連携機能がある
インスタグラムはフェイスブックの傘下企業のため、二つのSNSには連携機能が搭載されています。
すでにフェイスブックを運用しているなら、アカウント連携すれば同じ労力でインスタグラムにも投稿できます。
フェイスブックとインスタグラムのユーザー層は違うので、最終的にはそれぞれの運用が必要ですが、開設直後の運用には助かる機能です。
■不動産営業でインスタを活用するメリット
・写真や動画で直感的に物件紹介できる
ホームページよりも直感的に物件のビジュアルを伝えられるのは、インスタを使うメリットの一つです。
画像ありきのインスタはほかの情報にわずらわされることがなく、気に入った写真があればほかの物件を見てもらえる可能性が高くなります。
魅力的な物件を扱う機会が多ければユーザーをファン化しやすく、集客効果の高いツールになるでしょう。
・ハッシュタグでユーザーを絞り込める
インスタは「#ペット可」「#タワーマンション」などのハッシュタグで、物件との親和性が高いユーザー層にリーチしやすいのもメリットの一つです。
例えば「#港区 #3LDK #デザイナーズマンション」のように地域や間取りのハッシュタグを付ければ、物件にマッチするユーザーの問い合わせが期待できます。
デザイナーズ物件など独自性の高いコンセプトがあれば、ハッシュタグ活用効果も高まります。
・定期的な情報発信ツールになる
自社アカウントをフォローしてくれたユーザーに対し、最新情報を定期的に発信できるのはインスタ活用の大きなメリットです。
ホームページのお知らせ欄でも情報発信は可能ですが、ユーザーが自発的にチェックしてくれないと伝えることができません。
その点インスタなら自動的に通知してくれるので、フォロワーに確実に情報を伝えることができます。
セミナーや内覧会などのイベント告知を興味あるユーザーにダイレクト発信できれば、い大きな効果が期待できます。
・相互コミュニケーションできる
インスタは企業側の情報発信だけでなくユーザーとの相互コミュニケーション機能を備えているのも、不動産営業における大きなメリット。
例えばユーザーが画像一つに対し手軽にコメントを付けられるため、物件に対する質問と回答をやり取りすることも可能です。
ホームページの問い合わせフォームだとかなりハードルが高いですが、匿名性の高いインスタならユーザーも質問しやすいでしょう。
ダイレクトメッセージ・ビデオ通話などほかのコミュニケーション機能もあり、メルマガ的な使い方やオンライン相談にも対応できます。
・更新の手間が少ない
画像と短い文章をスマートフォンから手軽に投稿できるインスタグラムは、少ない手間で活用できるのがメリットです。
ホームページだと撮影した写真をPCに取り込んで管理画面から編集する必要がありますが、インスタなら物件その場からすぐ投稿できますよね。
業務の負担にならず手軽に更新でき、ユーザーに最新情報を届けることでフォロワーの獲得にもつながります。
インスタは時間対効果の高い営業手法と言えるでしょう。
■不動産のインスタ集客方法
インスタ集客の方法は複数あり、それぞれ適した用途が異なります。
・物件の画像投稿
インスタ集客の基本は画像投稿による物件紹介です。
一番手間が掛からない集客手法で、更新頻度を高めて新規フォロワーを獲得しファン化を狙うことができます。
魅力的な物件画像をベースに、ホームページには掲載していない角度や周辺情報の写真なども織り交ぜると効果的です。
・動画ルームツアー
インスタの動画投稿機能を使い、モデルハウスや物件の疑似ルームツアーコンテンツを作るのも効果的な手法です。
写真では伝わらない雰囲気や広さなど、動画ならではの臨場感を訴求できるのがルームツアーの魅力。
玄関から各部屋への動線を歩いて撮影するだけならそれほど手間はかかりません。
設備やデザインの特徴なども動画内で解説できると、さらに良いコンテンツになるでしょう。
・ライブ配信
インスタにはライブ配信機能があり、ユーザーと直接交流できるイベントを開催することもできます。
物件現場からの生配信で質問に答えたり見たい角度を撮影したり、オンラインで内覧会と同じようなイベントを作れます。
遠方からの移住や時間が取れないなど、リアルイベントに参加できないユーザーに対応できるのもライブ配信のメリット。
来場の手前の1ステップとして、ユーザーとの距離感を詰めるのに効果的な方法です。
・広告出稿
ほかのSNSと同じようにインスタグラムにも有料広告枠があり、出稿することでより広いユーザー層にアプローチできます。
画像・動画・カルーセル広告などバリエーションがあり、訴求したい内容に合わせて選ぶことが可能です。
広告表示させユーザー層を絞り込め、予算に合わせて費用も調整することができます。
運用初期段階でフォロワーを増やしたり、イベントに合わせて告知を打ったりと、さまざまなシーンで活用できる集客手法です。
・インフルエンサーとのコラボ
最近は収納術やインテリアコーディネートなどを紹介する、住宅系インスタグラマーとコラボして集客する手法も見受けられます。
もともと住環境に興味を持つユーザーに訴求できるので、ユーザー層の拡大と集客効果が期待できます。数万単位のフォロワーを持つインフルエンサーとコラボできれば、集客効果も大きくなるでしょう。
インフルエンサーをモデルハウスに招いたり物件選びのセミナーを開催したり、いろいろなコラボイベントを考えてみましょう。
■まとめ
インスタグラムは比較的新しい営業手法ですが、不動産業界でもうまく活用すれば効果が期待できます。
デザイナーズ物件などを扱うことが多かったり、顧客層が若かったりする会社様は、ぜひ上手にインスタ営業を採り入れてみてください。
新しい時代の流れにスムーズに移行し、安定した経営を目指していきましょう。
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