中小工務店が確実に集客するための戦略とは?今すぐ実行できる方法を紹介 | ミライスタイル

中小工務店が確実に集客するための戦略とは?今すぐ実行できる方法を紹介

工務店

世界的な資材の高騰が続く中、中小工務店が今後も生き残るためには、限られた需要を確実に獲得することが重要です。

しかし、忙しい業務の中でどうやって効果的に集客できるかを考えることは決して簡単ではありません。

そこで、今回は中小工務店が確実に集客できる方法についてご提案させていただきます。

今後の経営に不安を感じている方や、今後さらなる拡大を望んでいる方は、ぜひ参考にしてください。


目次
■ 住宅需要の推移や傾向は?
■ 効果的な集客戦略とは?
■ まずは「事例 + ブログ + SNS」に取り組んでみましょう
WEB集客マーケティングはプロにお任せを
■ まとめ





■ 住宅需要の推移や傾向は?

建築現場

新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに世界的なウッドショックが起こり、その後さらにウクライナショックによる資材などの価格高騰が問題視されている中、今や日本の住宅業界は非常に厳しい状況に置かれています。

特に、中小規模の建設業関連会社は、社会情勢の煽りを直接的に受けるため、2021年には約1,000社もの倒産が報告されています。
(参考:中小企業庁|倒産の状況

確かに、2009年以降はずっと年間の新設住宅着工戸数は100万戸を下回っており、決して“好景気”と言える状況ではありません。

新設住宅着工件数推移
(「国土交通省|令和3年度 住宅経済関連データ」をもとに作成)


一方で、ここ数年のGDPにおける住宅投資の割合は、2009年以降微増し続けている状況もあるため、一棟あたりに当てられる予算が高くなっているという事実もあるのです。
(参考:国土交通省|住宅関連産業について

また、内閣府の消費動向調査によると、消費者が抱く景況感(消費者マインド)は、2020年4月に大暴落したものの、翌年2021年6月には暴落前の水準にまで回復しています。
(参考:国土交通省|住宅建設の動向|景況感(消費者マインド)

つまり、住宅建設を検討する消費者は極端に減っているという訳ではなく、むしろ質の高い住宅を求める方が一定数いるということです。

ちなみに、2013年の調査結果によると在来工法による一戸建注文住宅の53.3%は、中小規模の工務店が供給してることが分かっており、決して需要が大手ハウスメーカーに偏っているという訳ではありません。
(参考:国土交通省|住宅関連産業について

だからこそ、会社規模に関係なく、限られた需要を確実に獲得する集客戦略が重要なのです。



〈関連コラム〉
ミライスタイル|コラム|2021年と2022年で“新築住宅着工戸数”はどう変わる?推移データを徹底分析


■ 今までの手法にプラスすべき“WEB集客”4つのポイント

業者

中小工務店の中には、今でも折り込みチラシや看板広告、住宅展示場などのアナログな手法を集客の“軸”にしている会社も少なくありません。

しかし、やはり効率的に多くの消費者に情報をリーチさせるためには、やはりWEB戦略を立てることがとても重要です。

総務省の行った「通信利用動向調査報告書(令和2年度)」では、建設業の98.1%が自社ホームページを設立しているというデータも出ています。

しかし、多くの中小工務店のホームページには、ある共通した問題点があります。

それは、「うまく運用されていない」という点です。

最後の更新から何年も放置されたままになっていたり、消費者が知りたい情報が全く網羅されていないいなど、「とりあえず作っただけ」のサイトは決して少なくありません。

では、具体的にはどのような手法をとれば、ホームページから集客を得られるのでしょうか?

主なポイントは、次の4つです。


その① 欲張り過ぎずにターゲットを絞る

「多くの集客を得るためには、多くの人にサイトを見てほしい」この考えが間違っている訳ではありませんが、ターゲットを定めないままホームページを作っても、閲覧数は稼げても受注率が高まりません。

年齢や性別、価格帯、ライフスタイルなどについて、ある程度ダーゲットを絞り、そこに“刺さる”サイトを作り上げることがとても重要です。

マーケティング分野ではこれを「ペルソナ」と言い、基本中の基本とされています。

会社にとっての理想的な顧客イメージを固め、その層の人が何を求めているかを踏まえて、それをサイトに反映させることが一番のポイントです。


その② 会社のコンセプトを一目で伝わるようにする

ペルソナの設定と同時にとても重要なのが、会社のコンセプトをはっきりと顧客に伝えることです。

会社の強みや理念、デザインのテイストなど、顧客に伝えたいことを端的にまとめて、サイトに訪れた人が一目で理解できる工夫をしなくてはいけません。

なぜなら、インターネットから情報を収集する人の多くは、サイトのホーム画面やデザインで会社への印象を決めてしまうからです。

つまり、いくら強みや思いをサイトに長く書き記しても、ファーストインパクトによってはじっくりとみてもらえないということです。


その③ 頻繁にサイトを更新する

忙しい業務の中、サイトを頻繁に更新していくことはとても難しいでしょう。

実際に、何年も放置されてしまい、そのページが“死んでしまっている”ケースは少なくありません。

頻繁に情報を追加することで、顧客にとって有益なサイトと判断され、検索ページの上位に表示されやすくなりますし、何よりも「きちんと稼働している会社である」ことがアピールでき、顧客からの信頼獲得につながります。


その④ MEOとSEO対策を行う

MEOとは、Googleマップなどに会社情報を上位表示させる対策のことで、SEOとは、ターゲットとなるキーワードで検索された際に、上位表示されるための対策を言います。

MEOはお客様からの口コミの数や、会社プロフィールの充実化などが効果的と言われており、SEOはサイトの情報充実化や、信憑性の高さなどが関係しているとされています。

いくら丁寧に作り込まれたサイトであっても、MEOやSEOに配慮した戦略でなければ、そもそもインターネットユーザーの目に入ることすら難しいのです。


〈関連コラム〉
ミライスタイル|コラム|はじめての工務店WEB集客で実践すべきこと|地域工務店のホームページ制作実例




■ まずは「事例 + ブログ + SNS」に取り組んでみましょう

建築基準法

ホームページのリニューアルやMEO・SEOの対策は、専門的な知識が伴うため、日々の建築業務に追われている方ではどうしても手をつけられないでしょう。

しかし、今すぐにでもできることがない訳ではありません。

それが、「事例情報の蓄積」「ブログやコラムの執筆」「SNSのアカウント作成や更新」です。

では、それぞれ詳しく解説していきましょう。

事例情報の蓄積

一般の方は専門的な情報を見ても、それがどれほどの価値があるのかは分かりません。

「どれほど設計力やデザイン力があるのか」「得意とする施工方法は何か」などの会社選びにおいてとても重要なポイントを、施工事例を見て判断するのです。

ですから、サイトにどれだけ多くの施工事例を掲載できるかが、集客力に直結します。

ただし、施工事例はどうしても施主の方の理解や協力が必要となるため、すぐに多くを集めることはできません。

ですから、多少遠回りに感じるかもしれませんが、サイトの改善に向けて着々と1件でも多くの施工事例を集めることがとても重要なのです。

また、事例は会社のポートフォリオ(作品集)としての役割を果たすため、コストをかけてでもプロのカメラマンを入れるなど見栄えのいい写真が必要です。


ブログやコラムの執筆

先ほど、サイトを頻繁に更新することの重要性についてお話ししましたが、中小規模の工務店にとって、目新しい情報を頻繁にアップすることはなかなか難しいでしょう。

そこでおすすめなのが、ブログやコラムの執筆です。

会社スタッフのちょっとした日常を切り取るだけでもいいですし、会社のお知らせだけでも構いません。

また、建築業界のトレンドや最新ニュース、家づくりのコツなどをコラムにまとめてみるのもおすすめです。

大事なのは、定期的に継続すること。

ブログやコラムを通じてスタッフの“人となり”を伝えることで、自然と見ている人の親近感や信頼感を引き寄せられます。


SNSのアカウント作成や更新

住宅建設を検討し始める20〜30代の人にとって、今や情報はSNSから収集することが当たり前です。

最近では、TwitterやInstagramに力を入れている工務店が増えています。

特に、InstagramやPinterestは写真で手軽に施工事例をまとめて見ることができるため、多くの人が情報収集の場として活用しています。

工務店の方にとっても、サイトの更新と比べると手軽で、スマホから簡単に更新できるのでおすすめです。

効果的なハッシュダグ(特定のキーワードをつけて投稿をタグ化すること)を用いれば、多くの潜在顧客へ効果的にリーチできます。

こちらも、ブログやコラムと同じく、継続することが重要なので、あまり投稿内容にこだわり過ぎずに、気軽にこまめな更新をすることが重要です。




■ WEB集客マーケティングはプロにお任せを

工務店の方ですぐにでも始められることもありますが、やはり更なる集客力アップを目指すなら、ホームページの根本的なリニューアルを検討してみましょう。

サイトデザインや構成を変えるだけで、消費者へ与える影響は大きく変わります。

また、MEOやSEOに沿ったサイト運営も、効果を持続させるために欠かせません。

しかし、これらの作業を通常業務と並行して行うことはかなり大変です。

また、日々アルコリズムは変化しているため、最新の情報に対応した戦略を立てなくてはいけません。

ですから、より効果的に集客を高めるためにも、WEB運営は“プロ”に任せることをおすすめします。



ミライスタイルは建築業界専門のWEB制作・運用会社です

ミライスタイルのスタッフ

建築に特化することで業界のニーズに的確に対応し、集客できるホームページをご提供しています。

設計事務所・設計事務所のサポート事例も数多くございますので、独立や事務所の開業、集客のお悩みなどぜひお気軽にご相談ください。

全国からお申込みいただけるWEB個別診断もございます。

「日々の仕事に追われてなかなかWEB対策にまで手が回らない」
「何から手をつければいいか分からない」
「専門家に丸ごと任せたい」…

このようにお考えの方は、ぜひ一度私たち“ミライスタイル”までご相談ください。

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■まとめ

工務店の集客は、一昔前までは口コミや紹介、チラシ広告などのアナログな手法が主でした。

しかし、それらだけではどうしても限界があります。

中小工務店の方にとっては、WEBは日頃の業務と真逆の存在と感じている方も多いでしょう。

しかし、限られた需要を確実に得るためには、WEBマーケティングは避けて通れません。

そこでおすすめなのが、「専門的な知識のあるWEB制作・運用会社に任せる」ことです。

“WEB”と“建築”の両方について深く知り尽くした会社がおすすめです。

効率良く受注拡大を図りたいという方は、ぜひ当社の運用実績をご覧ください。

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著者情報

メイン奏

メイン奏(株)ミライスタイル ライター

建材メーカーにて住宅やオフィス、店舗のリフォームに携わった後、設計事務所や教育機関での業務経験を経て、建築系ライターとなりました。今まで現場で目の当たりにした リアル な情報を皆様にお伝えしていきたいと思っております。

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