HTML5とHTML4の違い
プログラマのKです。
本日は「HTML5とHTML4の違い」について話をさせていただきます。
HTMLは、Hyper Text Markup Languageの略で、Web上で公開される文書の構造を記述するためのマークアップ言語です。
マークアップ言語もプログラム言語の一種です。
その言語で書かれた内容を解釈して動作を行うプログラムが必要です。
HTML言語を解釈するプログラムは、Webブラウザに埋めこまれています。
Webブラウザは、指定されたHTML文書をHTMLのルールに従って解釈します。
HTML文書の場合、動作結果は、Webブラウザ上での表示及び、マウス・クリック等の入力に対する反応になります。
Webブラウザに組込まれているHTMLを解釈するプログラムをユーザーエージェント(user agent)ともいいます。
マークアップ言語(markup language)は、タグと呼ばれる印を文章中に埋めこんで文書構造や表示用の修飾情報を指定する言語です。
タグは、「<」と「>」で囲んで表現します。
「<」と「>」の
「<」と「>」の間の文字列がタグの名前を表し、「タグ名」と呼ばれます。
HTMLでは、タグ名とタグ名の意味は固定されています。
タグは、ここからここまでは、こういう意味ですとか、ここからここまでは、このように修飾して表示しますという意味の印です。
先頭を示すタグと、末尾を示すタグの2つで一組になります。
先頭にはタグ名をそのまま用い、末尾を示すにはタグ名の先頭に”/”スラッシュをつけます。
HTML文書の先頭をで表し、末尾をで表します。
~は、印の内側をHTML文書として扱ってくださいという指示です。
普通の文章は、段落分けできますから、段落を示すのに
というタグが用意されています。
二つの段落で構成されているHTML文書は、
段落1の内容
段落2の内容
と記述されます。
マークアップ言語では、この例のように、タグの内側にタグを含めることができます。
タグの内側にタグをいれる階層構造を「入れ子構造」といいます。
は、段落という「文書構造」を示すタグの一つです。
emは「この部分を強調表示してください」、は「emよりさらに強調して表示してください」という修飾表示についての指示を表しているタグです。
プログラム言語では、文字を表示するときに、「どんな字体を使って、何ポイントの大きさで表示してください」という厳密な指示が必要な方が普通なのですが、HTMLでは、このような比較表現も可能です。
これは、HTML言語の特徴の一つです。
また、修飾を含めた詳細な表示方法の指定には、CSS(Cascading Style Sheets)を用います。
Webブラウザが解釈可能な文章・プログラムをWeb文書ともいいます。
Web文書からみると、基本ソフトはWebブラウザであり、HTMLはWebブラウザが提供している機能を利用する場合のAPIを規定しています。
元々は、API(Application Programming Interface)は、アプリケーションソフトから、基本ソフトであるOSの機能を使う時の決めごとなのですが、Web文書から見るとWebブラウザが提供している機能は、基本ソフトが提供している機能と同じように使えますので、APIと表現しています。
HTML4までは、動画やオーディオの扱いには「プラグイン」と呼ばれる、動画を扱うためのプログラムを取込む必要がありました。
HTML5では、