建築企業WEBサイトに対する適切なゴールの設定
こんにちは、WEBディレクターの本郷です。建築企業のWEBサイトを運営する上で、ついつい見落としがちなゴールの設定についてご紹介します。
適切なゴールを設定することで、それに合わせたコンテンツや運営方法などが明確に意識しやすくなるため、ゴールを設定することが大切です。
目次
ゴールを数値化して分析する
ゴールを設定することでサイトの分析などもしやすくなり、ゴールに対する達成度を数値化し、視覚化することで社内でも共有しやすくなります。
ターゲットの地域や年齢など細かく設定することでより、具体的で正確なゴールを設定することができます。
ゴールは1つとは限らない
オウンドメディアのゴールとしては『会社の認知度の向上』、『ターゲット見込み客の獲得』、『会社の信頼度の向上』…などが挙げられますが、必ずしもゴールは1つとは限らず、コンテンツごとに適切なゴールを設定する必要があります。
ゴールの例をいくつか紹介します。
ブランド(会社)の認知度の向上
「多くのアクセス数を集めて会社の認知度を上げたい!」という場合はブランドの認知度の向上がゴールになります。
オウンドメディアとして運営していく上で、ブログを掲載し続けることでアクセス数の流入が期待できます。
認知度の向上というゴールに対する数値化はアクセス数やユーザー数などになってきます。
ターゲット見込み客の獲得
顧客の獲得は企業にとってとても重要なゴールとも言えます。
サイトの運営方法としては、会社が想定しているターゲットにとって有益な情報を掲載し、ターゲットの興味を集めるのが有効です。
見込み客の獲得をゴールに設定している場合、サイトへの問い合わせ数がゴールに対する評価度となります。
そのため問い合わせボタンを大きく見せる、問い合わせフォームまでの分かりやすい導線を作るなどの対策をとる必要があります。
会社のロイヤリティ/信頼度の向上
会社の信頼度やロイヤリティを高めるというのは、顧客の質を高めるという意味にもなります。
そのためにはサイトを上質で高級感のあるような見せ方にしたり、ブログを分かりやすい内容で投稿し信頼度を高めるということが大切です。
サイトのリピーター数などが信頼度を計測する上で重要な指数になってきます。
影響力を高める
オピニオンリーダーとなる業界にとって影響力がある大型サイトになります。
情報発信することで業界関係者も注目するようなメディアのようなサイトです。
このようなゴールを設定した場合、アクセス数や流入キーワードなどがとても重要になり、特にアクセス数は莫大な数値が必要になります。
適切なゴールと正確なKPIの設定を
このようにゴールの設定により、サイトの運営方法も大きく異なるためWEBサイトを運営するためにゴールの設定を適切に行う必要があります。
ご紹介した通り、ゴールが達成できたか測定するための方法はいくつかあり、IT業界を中心にKPI(Key Performance Indicator/重要業績評価指標)という用語で呼ばれます。
適切なゴールの設定と、それを測定する正確なKPIの設定が必要になります。