ホームページへの4つの入り口
インターネットで不動産業者を探す際、自社のホームページにお客様候補が辿り着くまでには、どのような経緯を辿ってくると思いますか？そこには4つの方法があります。
- グーグルの検索サイトから自社のホームページに来る
- ポータルサイトから自社のホームページに来る
- SNSから自社のホームページに来る
- 他のサイトを閲覧中に出てきた広告から自社のホームページに来る
ただホームページがあるというだけでは、ホームページのURL、又は社名を知っている人以外は、自社のホームページにはたどり着けません。そういう意味では、看板やチラシは役立ちます。看板やチラシを見て興味を持った人が、詳しく知る為にホームページに来る可能性があるからです。
ただ、その数は少数です。インターネット上で自社のホームページを訪れる人を増やさなくてはなりません。その方法が上記の4つです。
グーグルの検索サイトから自社のホームページに来る
不動産業者を探している閲覧者が、自分の住んでいる地域名や土地、賃貸住宅など目的のサイトに辿り着けそうなキーワードを入力します。すると、多数の不動産関係のサイトが表示されます。
この際、目に留まりやすい位置に自社のホームページがあれば、検索している人は、自社のホームページに辿り着いてくれます。一方、まったく目に留まらない位置にあれば、目に留まる位置にある不動産会社のサイトに流れていってしまいます。
ポータルサイトから自社のホームページに来る
不動産ポータルサイトとは、登録された土地や物件の情報を公開しているサイトのことです。閲覧者は地域や予算などに合わせて効率よく情報を無料で得ることができるので、多くの人が閲覧しています。
有名なポータルサイトにはテレビコマーシャルでお馴染みのスーモをはじめとして、アイフルフォームやアットホームが挙げられます。
ポータルサイトに広告を掲載する為には、掲載料金を支払った上で自社が扱っている物件情報を登録します。掲載料金には主に2つのタイプがあります。
- 従量課金制 期間や件数に応じた料金を支払うタイプ
- 反響課金制 無料で登録し、登録した情報に対して発生した問い合わせや成約件数に応じた料金を支払うタイプ
SNSから自社のホームページに来る
スマホでインターネットを閲覧している人の多くは、TwitterやInstagram、Lineを使っています。ハッシュタグをつけて自社のホームページを紹介する、期間限定のキャンペーンで来社してくれた人にプレゼントをするなどの方法で、ホームページを訪問する人を増やせます。
他のサイトを閲覧中に出てきた広告から自社のホームページに来る
ディスプレイ広告と呼ばれる広告を、広告の掲載枠があるWEBサイトに掲載する方法です。この広告は他の広告と違い、閲覧者が目的を持って探し当てる広告ではありませんが、思いがけない潜在ユーザーを呼び込める可能性があります。
入口としての役目と具体的な集客を果たすホームページにしなくてはならない
4つの方法の基本はホームページです。ホームページには、入口としての役目と、訪問者に現実的な来社を決心させる役目があります。
入口としての役目を果たす為のポイント
多くの人が訪れるサイトにする為には、ホームページは閲覧者の目に留まりやすくする必要があります。グーグルの検索サイトで上位に位置させれば、多くの人がクリックしてくれます。そして目に留まりやすい位置に表示させる為には、SEO対策と呼ばれる対策が求められます。SEO対策は、閲覧者の求めに応じるホームページにする為の対策です。
具体的には、検索エンジンに見つかりやすいコンテンツをホームページ内に複数作る、コンテンツの内容が分かりやすいタイトルをつける、コンテンツの内容をわかりやすく表示する、SNSを併用し外部からのリンクを増やすなどが挙げられます。
また、リスティング広告という費用をかけて検索上位に表示させる方法や、4つの方法でご紹介したポータルサイトへの登録やディスプレイ広告を利用する方法も入口の幅を拡げます。
訪問者に現実的な来社を決心させるポイント
入り口としての役目を果たしたとしても、せっかく訪問したサイトに魅力がなければ、現実の来社や問い合わせには繋がりません。来社や問い合わせに繋げる為には、信用できる会社、閲覧者にとって役立つ会社であることをアピールできるホームページであることが大切です。
- 会社の雰囲気にあっていることに加え、閲覧者に好印象を与えるデザイン性である
- トップページから閲覧者が知りたい情報のあるページに移動しやすい
- 自社が信用できる会社であること、自社への問い合わせや来社が閲覧者に有益であることを伝えられるコンテンツが充実している
- 表示速度が速い
そして活きたホームページにする為には、これらの対策が常に動き続けていなくてはなりません。
その為には、日々の更新と適切な運用が必要です。
ホームページを運用する意味
お客様の入り口となり、訪れたお客様が来社や問い合わせを決心してくれるような内容にホームページが仕上がったとしても、その状態がずっと続くことはありません。
社会の変化や会社の変化、訪問者数などを考え併せた上で、運用して行かなくてはならないのです。
- コンテンツを更新する
- 広告の有無や広告の種類、広告にかける費用をタイミングよく決める
- 併用しているSNSへの投稿やキャンペーンを定期的に続ける
といったことを、常にサイトを訪れてくれるお客様の数と照らし合わせながら、続けていく必要があります。そして、この作業は本業である不動産業の合間にしていくには足りないほどの膨大な時間がかかります。
また、必ず効果を生み出す対策にはならず、見当違いな方向に向かって時間と手間を費やしてしまうこともあります。そこで考えたいことは、ホームページの制作だけではなく、運用までを任せられる専門家を探し、依頼するという方法です。
インターネットの世界は日々便利になっていますが、その分複雑さも増しています。一昔前なら自社のサイトを持たない会社や、手作りのサイトだけを持っている会社が多くありました。ただ、現在では商用のサイトは、専門家が製作し運用していることがほとんどです。
手作りのサイトだけではなく、専門の会社に任せていても集客効果が思うように上がらないというケースも少なくありません。手作りのサイトは、会社の特徴をよく知っているので、自社の良さは十分に伝えられますが、検索エンジンには見つけてもらえません。
一方、専門の会社に任せた場合、自社の専門性を十分に理解できず、中途半端なホームページになってしまう恐れがあります。その為、専門の会社の選び方も重要です。
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ミライスタイル ライター 大住友子
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