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建築業界での集客の難しさとは
自社の建築する注文住宅や、自社が手掛けるリフォームの魅力を一人でも多く知ってもらい、縁もゆかりもなかった人を、見込み客→顧客へとする工程が集客です。そして、建築業界での集客の難しさとは、見込み客が限定されているということです。
化粧品や電化製品など、日常的に使うものであれば、見込み客の範囲は広いです。人生を左右するほどの価格ではないので、100%納得しなくても、購入を決める人は少なくありません。
一方、住宅の新築やリフォームを検討している人にとって、とりあえず買ってみようという選択肢はありません。家族が暮らす家としての理想に叶っている住宅を建築できるかどうかということと、これから数十年に渡る住宅ローンの返済を考えると、施工を依頼するかどうかは容易く決められないからです。
その為、自社の建築する住宅の特徴に強く魅力を感じる人が見込み客となり顧客になっていきます。従って集客力を上げる為には、自社の建築する住宅の特徴に魅力を感じる人に絞って集客の対策をしていく必要があります。
さらに、物販の場合、日本全国の人々が対象となりますが、住宅の新築やリフォームには自社の施工地域が決まっています。その為、自社の施工地域内で新築やリフォームを検討している人にターゲットを絞る必要があります。
難しさに応じて集客効果を上げる方法【アナログ集客とWeb集客の使い分け】
建築会社にとって見込み客の対象とは、自社の建築する住宅の特徴に魅力を感じる人と、自社の施工地域内で新築やリフォームを検討している人です。
自社の建築する住宅の特徴に魅力を感じる人
自社の建築する住宅をアピールする集客には、モデルハウスや住宅見学会、ホームページ、インスタグラムなどが向いています。
モデルハウスや住宅見学会
多くの工務店では経費が嵩むモデルハウスより、期間限定で住宅見学会を行っていることと思いますが、これは非常に有効な方法です。特に注文住宅の場合、間取り図や画像を見ても、家の中での動きやすさや、内装の質感や触感、室温や空気の快適さは伝わってきません。
実際に住宅の中に足を踏み入れ、内部を歩き回ってみると、画像や間取り図では実感できなかったその住宅の持つ良さを感じられます。
ホームページ
大手ハウスメーカーではモデルハウスと同時に、会社紹介や施工事例の画像がたくさんの掲載されている豪華なパンフレットを作成しています。このようなパンフレット作成には非常に高額な費用がかかります。
きれいな施工写真を見込み客に見てもらえる良さはありますが、内容を更新する為、毎年度作成しなくてはならないので、1回の出費では終わりません。一方、自社のホームページを充実させるという方法であれば、たくさんの事を見込み客に伝えられます。
施工事例
パンフレットと違い、新築住宅やリフォーム住宅が完成する度に、新たな事例を最速のタイミングで追加できます。施工事例には間取り図を一緒に掲載したり、居室ごとの特徴を紹介するコメントを施工事例の写真に付け加えたりすると、より住宅の良さが伝わります。
施主様から暮らし始めてからの写真や画像が提供された場合には、施主様の許可があれば施工事例と共に掲載することができ、口コミ効果も生まれます。
こだわり紹介
工務店によって建築する住宅へのこだわりはそれぞれです。一般的な住宅より高めではあるが、「高い住宅性能と質の良い素材で優れた家を建てている」という工務店もあれば、コストダウンの為の企業努力を惜しまず「できるだけ低価格で注文住宅を提供している」という建築会社もあることと思います。
チラシだけでは、そのような会社の想いはなかなか伝わりません。ホームページなら字数や画像数の制限がないので、十分に会社のこだわりを伝えられます。
会社の信用度
住宅を新築する人や購入する人にとって、最も怖いことは施工を依頼した会社が約束通りの家を建てられなかったり、倒産したりしてしまうことです。その為、自社が絶対的に信用できる会社であること、施工不良や倒産など、もしもの時の保証が約束されていることを具体的に伝えることが大切です。
この部分もチラシだけでは十分に伝えられませんが、ホームページなら外部委託している保証会社がある場合、リンクを張るなどの方法で、具体的な安心感を伝えられます。
SNS
インスタグラムやYouTubeでは、視覚的なアピールができます。動画では家の中を歩き回りながら間取りの紹介ができます。ただ、SNSの運用には、炎上を回避しながら定期的に短いスパンで発信する、フォロワー数を増やすなどの円滑な運営が求められます。
SNSの運営だけに人や時間を使えないという場合には、ホームページを起点にし、間取り紹介のYouTube動画や、現在進行中の住宅の建築現場のインスタグラム画像へリンクさせるという方法で活用するという選択肢もあります。
自社の施工地域内で新築やリフォームを検討している人
チラシや看板でも対策をされていない会社はまずないと思いますが、地元の人々にアピールする為には、チラシや看板が役立ちます。
看板には、意識しないうちになんとなく知っているという状態を生む効果がある為、将来的に自社の社名を打ち込んで検索してもらえる可能性があります。
チラシには地域限定の見込み客へのアピールができる良さがありますが、詳細を伝えることができません。その為、チラシを見た人がすぐに自社のホームページにアクセスできるよう、バーコードをつけておくと集客効果が上がります。
建築業界のホームページで集客効果を上げる為に必要なこと
現代は、小さな商店から大手有名企業まで、ホームページを持っています。その中で、建築業界のホームページで集客効果を上げる為には、建築業界に見合った内容にする・常に最新の状態にしておくという2つのポイントがあります。
建築業界に見合った内容にする
ホームページの制作会社に求められることは、Webマーケティングに長けていること、現代に求められるデザイン性や質感を備えていることなどが挙げられます。どの制作会社にもそれぞれ特徴があり、このような条件を満たしている会社は多数あります。
ただ、工務店など、建築業界のホームページに求められる条件は、これだけでは足りません。建築業界に詳しいという絶対的な条件があります。
工務店や建築会社の仕事は建てたら終わりではなく、その後もずっと施主様とのお付き合いが続くことと思います。また、家づくり計画から住宅の完成までの間にも、密な関係が続きます。
このような会社と施主様との長期的な信頼関係を築き上げるキッカケとなるホームページにする為には、ホームページの制作者が、工務店や会社の想いやこだわり、経営理念を十分に理解している必要があります。
どのような企業にもそれぞれ理念はありますが、建築業界を理解していない人間にとっては、工務店や建築会社の持つ思いやこだわりは理解し難く、その不十分さがホームページの充実度を低下させてしまうのです。
その為、建築業界でのホームページ作成は、建築業界に特化してホームページを制作する会社で進めることが重要ポイントの一つです。
常に最新の状態にしておく
これには2つの意味があります。ひとつはこの会社は繁盛しているのだなという印象を与える為です。ホームページを訪れた人にとって、数か月前の情報しか掲載されていなければ、寂れた会社なのでは?という懸念を与えてしまいます
もうひとつはSEO対策です。作りっぱなしで最適な運用がされていないホームページは、集客力が低く、お問い合わせに繋がりません。それどころか、ホームページに全く人が来ないという状況を生み出します。
どんなに良い内容のホームページであっても、誰にも見てもらえない状態であれば、意味がありません。また、多くの人が訪れたとしても、内容が充実していなければ、見込み客を顧客に変化させられません。
ホームページには①人が来やすい+②お問い合わせしたくなる内容という組み合わせが必要です。自社のホームページの集客力を上げたいとお考えの際には、お気軽にご相談ください。
ミライスタイルは建築業界専門のWEB制作・運用会社です
これからホームページを立ち上げる、リニューアルを検討している、自社のホームページが効果を上げていない…といった場合はぜひ一度ご相談ください。
ミライスタイル制作・運用実績
新築住宅を手掛ける工務店の制作・運用事例をご紹介します。
ノーク・ホームズ(株)
渡辺木材(株)
(株)染谷工務店 コーポレートサイト
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建築業界に特化した「WEB運用」についてのオンラインセミナーを定期的に開催しております。無料でご参加いただけますので是非ご利用ください。
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ミライスタイル ライター 大住友子マーケティング調査から得られた情報を活かして、暮らしやすい建築・住宅をテーマに情報を発信しております。