反響につながる塗装ホームページ制作のコツ
ホームページを開設・リニューアルしたものの反響がない…、とお悩みの塗装リフォーム店は少なくありません。
ネット検索全盛の現代は競合の数が多いため、ただキレイなだけのホームページを作っても反響を取るのは難しいです。
今回は反響を取れる塗装ホームページ制作のポイントや、盛り込むべき基本コンテンツの作り方を解説します。
目次
■塗装もホームページ集客が重要
■反響が出る塗装ホームページ制作に必要なこと
■塗装ホームページの基本コンテンツ
目次
■塗装もホームページ集客が重要
・塗装会社もスマホで探す時代
10数年前は「ネット検索のリフォーム会社は信用できない」という風潮がありましたが、今は塗装もスマホ検索が当たりまえの時代になりました。
ネット反響が重要になったことで大手から個人店までホームページ制作に力を入れ、情報量と品質が向上したことでユーザー層も厚くなるという好循環が生まれています。
一方で競合の数と品質が向上したため、ただホームページを作るだけでは反響が取れなくなってきているのも事実です。
ホームページで確実に塗装反響を出すには、さまざまな工夫を凝らして競合と差別化する必要があります。
・元請けになる重要性
ホームページ反響に力を入れることは、顧客からの直請けで下請け体質を脱し、安定した利益を出すことにもつながります。
すでに人口減少フェーズに入り市場が縮小している日本では、大手や中堅の元請け会社も突然倒産するリスクはゼロではありません。
元請けからの仕事に頼っていると、突然売上がなくなってしまう可能性も考えられます。
自らが元請けになってこうしたリスクを軽減し、効率的に利益を上げることがこれからは大切になってきます。
■反響が出る塗装ホームページ制作に必要なこと
ここからは、実際に反響が出るホームページに仕上げるためのポイントを一つずつ見ていきましょう。
・顧客が知りたい情報を分かりやすく
まずはホームページを訪れてくれた顧客が何を知りたがっているのか理解し、分かりやすく配置することを基本に考えましょう。
ホームページは実際の店舗より気軽に訪問・離脱できるので、ユーザーは知りたい情報が見つからなければすぐ次に行ってしまいます。
ほとんどのユーザーが最初に知りたいのは「自分の家がいくらくらいで塗装できるのか?」ということです。塗装店側が伝えたいこととユーザーが知りたいことは違うことも多いので、要注意です。価格のハードルをクリアして初めて、そのほかの情報を読んでもらえる可能性が生れます。
かといってトップページに情報を詰め込みすぎるのは、見にくくなってしまうので良くありません。ユーザーが知りたい情報に優先順位をつけて、順番に読んでもらえる動線を作りましょう。
・写真で説明する
ホームページを訪れる人はさまざまですが、基本的には「塗装のことを何も知らない人」を想定して写真で説明するようにしましょう。
建築を知らない一般の方は、文章だけで作業の内容をイメージすることはできません。ローラーと刷毛の使い分け、養生作業の大切さなど、なるべく写真でイメージしやすいように工夫してください。
特に若い世代の方は長文を読むことになれていないことも多く、文章の羅列を見ただけで離脱してしまう可能性も考えられます。
可能なら動画コンテンツなども併用しながら、分かりやすく伝えることを基本にしましょう。
・自社の強みとこだわりを伝える
経営者の皆様はご存じのこととは思いますが、塗装は一般の方に差が伝わりにくい仕事です。
特に直接対面することのないホームページでの接触では、自社の強みやこだわりをしっかりアピールしないと競合に埋もれてしまいます。
作業品質のこだわり・作業スタッフの教育体制など、特に力を入れている部分はしっかりコンテンツを作りこんでください。
創業したきっかけや想いを伝えるのも、信頼感を高めるのに効果的です。
・アクセスを増やす仕組みを作る
ホームページ自体のクオリティが高くても、人に見てもらわなければ反響にはつながりません。
反響が出るホームページにするためには、継続的にアクセスを増やしていける仕組みを組み込むことが重要です。
SEO対策・リスティング広告・ブログなど、アクセスを増やす仕組みはたくさんあり、それぞれ特徴が異なります。
アクセス施策はただ導入するだけでなく、営業エリアの特性や自社の強み、ホームページとの連携を上手く取ることが大切。
ホームページの立ち上げから成長段階まで、その時に合わせた組みあわせでアクセスを増やし、反響につなげましょう。
・問い合わせ動線を適切に配置
ホームページで安定した反響を出すためには、ユーザーの行動に合わせて適切な場所に問い合わせフォームを配置することも重要です。
前述したようにネットユーザーはとてもせっかちなので、問い合わせ方法が分からないだけで次のホームページに移行してしまう可能性は高いです。
かといって問い合わせボタンを無作為にたくさん置くのは、見にくくなるので逆効果。ユーザーが知りたい情報を得て満足し、問い合わせしたくなる場所にゴールを置くことで反響につながりやすくなるのです。
■塗装ホームページの基本コンテンツ
・価格表
塗装工事の価格はユーザーの関心が高いため、特にしっかり作りこむべきコンテンツです。
塗料の種類による価格や耐用年数の違い、パック料金にどんな作業が含まれているのかなど、分かりやすさを重視しましょう。
建物の状況によって費用が変わることは明記しつつ、費用相場がわかる内容に仕上げてください。
・施工事例
技術力や信頼感につながる施工事例コンテンツも、反響獲得のために重要となる要素の一つ。
ただビフォーアフター写真を載せるだけでなく、築年数・工期・費用・塗料など、参考になるデータも充実させたいところです。
工事中の施工写真も、信頼感アップにつながります。
・お客様の声
実際に塗装したお客様のインタビューやアンケートコンテンツも、信頼度アップに大きく貢献してくれます。
施工事例一つひとつにお客様の声を掲載できれば、さらにコンテンツの質が高まります。
声を集めるのは地道な作業となりますが、質と量を高めれば競合に差をつけやすい部分です。
・施工手順
実際の施工手順はなるべく写真を多く使い、近隣挨拶や養生など準備から施工、完成検査まで詳しく説明しましょう。
各工程のこだわりポイントも、工事品質の印象を高めることができます。
現地調査や見積もり時にお客様に直接説明するときのイメージで、分かりやすく詳細に説明してください。
・営業エリア
実際に施工できる営業エリアも、できるだけわかりやすい場所に明確に表記しておきましょう。
自宅の市町村がエリアに含まれていることを確認できれば、問い合わせのハードルを下げることができます。
対応できないエリア外からの問い合わせを減らす効果も。
・スタッフ紹介
営業・施工スタッフの顔写真やプロフィールも、店舗の信頼感につながります。
なるべく顔出しできるスタッフや職人にお願いして、フレンドリーな印象を作りましょう。
打ち合わせや作業の風景にも、表情の良いスタッフの写真を使うと良いイメージにつながります。
・会社概要/沿革
創業年や保有資格などの会社情報もユーザーの比較要素に含まれるため、必要な情報をしっかり明記しましょう。
特に奇をてらう必要はなく、ユーザーが知りたいことを掲載すればOKです。
・ブログ/SNS
InstagramやFacebook、現場ブログで日々の施工現場を公開するのも、ユーザーの信頼感につながります。
トップページに更新頻度がわかるコンテンツを盛り込むことで、キチンと稼働しているサイトのイメージになるのもメリット。
長文ではなく、その日の現場写真や作業と短いコメントだけでも効果があるので、社員全体で取り組みましょう。
・Q&A
ネット検索のユーザーは塗装一回目の方も多いので、不安に先回りしたQ&Aも用意しておくと良いでしょう。
「外出して良いの?」「洗濯物は干せる?」などの、普段お客様に良く聞かれることをまとめればOKです。
■まとめ:しっかり工夫して集客できる塗装ホームページを
ホームページで塗装反響を取るには、多くの競合の中から選んでもらうための工夫が必要になります。
ホームページ制作の際はデザインにこだわるだけでなく、今回紹介したポイントに注目してみてください。
WEB集客は安定した結果を出すまでに時間がかかりますが、育てれば会社の大きな財産になります。
これからの住宅業界を勝ち抜くため、今からホームページを育てていきましょう。
塗装ホームページの制作やリニューアルなら、建築業界専門WEB制作会社のミライスタイルにご相談ください。
建築業界に特化することで、御社の強みや顧客のニーズに合わせたホームページ制作・運用をお手伝いできるのが私たちの強みです。
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株式会社ミライスタイル
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