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Webサイト運用で上げるべき成果
Webサイトには、自社の認知度を上げるという目的があります。この目的を達成することによって、自社のWebサイトにインターネットユーザーが数多く訪れるようになります。これが運用の成果の第一歩です。
ここからの問い合わせや資料請求といった集客への具体的なステップは、自社のWebサイトの魅力と充実度にかかっています。
誘導・アピール・サポートという3つの点からWebサイト運用のガイドラインを考えていきましょう。
誘導
第一の目的は自社の認知度を上げ、無限に広がるインターネットの情報の中から、自社のWebサイトへと検索ユーザーを導くことです。Webサイトには、会社の営業時間に関わらず、接客できるという良さがある代わりに、目につかなければ誰も来ないという恐ろしさもあります。
インターネットで検索ユーザーが建築会社を探す目的は、住宅建築の依頼先を発見することです。注文住宅を新築したい人もいれば、リフォームをしたい人もいるでしょう。大手ハウスメーカーであれば、名前が知れ渡っているので、検索サイトに名前を入力するだけでそのハウスメーカーのサイトに辿り着けます。
一方、有名ハウスメーカー以外で住宅を新築したいと考えている人は、注文住宅・工務店といったキーワードをGoogleやBingなどの検索サイトに入力して、施工を依頼する建築会社を探します。ただ、世の中には非常に数多くの工務店が存在する為、検索ページの上位は、スポンサーサイトや不動産ポータルサイトで締められています。
スポンサーサイトとは、Googleならスポンサーシップ、BingならMicrosoft広告との契約で、検索サイトに費用を支払って上位に表示されているサイトです。不動産ポータルサイトとは不特定多数の不動産会社が物件情報を掲載しているWebサイトです。
その為、ただ自社のWebサイトが存在するだけでは、検索ユーザーに見つけてもらうことができません。多くの人の目に留まり、「自社のWebサイトへの訪問客を増やす為の対策ができている運用」が成果を上げます。
SEO対策
Googleなどの検索エンジンは、検索ユーザーのニーズへの的確さによってWebサイトを評価します。そしてこの評価の高さによって検索順位が変わります。このような検索順位を上げて、検索ユーザーの目に留まりやすくする対策がSEO対策です。
具体的には、ガイドラインを遵守した構造化データ、HTMLタグの最適化、検索意図にマッチするキーワード選定などが挙げられます。
SNS活用
Twitterやインスタグラム、YouTube、FacebookなどのSNSを活用して検索ユーザーを自社のWebサイトに誘導します。
アピール
ここで必要なことは自社のWebサイトの充実度が高く魅力的であることです。訪問してくれた検索ユーザーの心をがっちりとつかめるWebサイトでなければ、あっという間に他のサイトへと移動されてしまいます。
訪れたユーザーに自社の魅力をアピールし、お問い合わせや資料請求に繋がるサイトにしなくてはなりません。その為には、このサイトを閲覧してみようという気持ちをおこさせるファーストインプレッションと、魅力を伝える部分まで容易にたどり着けるわかりやすさ、そして自社の魅力を伝える部分の充実度が必要です。
ファーストインプレッション
住宅を探している人びとにはそれぞれ好みや予算があり、初めに目にしたページが、自分の探しているイメージにはあわないと感じれば、他のサイトに行ってしまいます。同時に会社によって対象となる客層は異なります。
自社の魅力が伝わると共に、自社の住宅と対象となる顧客候補の人々にアピールするデザイン性が求められます。魅力的なファーストインプレッションを与えられるサイトにすることも運用には求められます。
容易にたどり着けるわかりやすさ
サイトを訪れる人には、施工事例を見たいと考えている人もいれば、会社の信用度を確認したいと考えている人もいます。既にその会社の住宅を見たことがあり、すぐにお問い合わせをしてみたいと思っている人もいるでしょう。
それぞれの目的のページにすぐにたどり着けるわかりやすさや、表示速度が大切です。メニューがわかりにくく目的のページになかなかたどりつけない、表示速度が遅いというような状況であれば、他のサイトに移動されてしまいます。この部分を常に最適な状態にしておくことも運用の役割です。
サポート
ユーザーにとってWebサイトの良さのひとつは、営業時間に関わらずお問い合わせができることです。そして会社側にとっては、お問い合わせに繋げることがWebサイトの目的です。
ユーザーの中には、一応問い合わせてみよう…という段階の人から、施工事例を見てほれ込んだ!詳しいことを知りたいという段階の人までいます。
一応問い合わせてみよう…という段階の人にとって、もし、お問い合わせが見つけにくい状態にあったら、お問い合わせをあきらめてしまう人もいるでしょう。また、お問い合わせに辿り着いたとしても、送信までの手順が面倒であれば、やめてしまうかもしれません。
ただ、お問い合わせをしてみようと考えるユーザーより、迷いながらお問い合わせをするユーザーの方が多いことも事実です。しかしながら、そのようなユーザーが問い合わせることによって、確信的なユーザーに変化することは少なくありません。
そこで第一段階として、それほど気持ちの強くないユーザーであっても、問い合わせがしやすい状態をつくること、第二段階としてそれほど強くない気持ちを確信的な気持ちに変化させるお問い合わせ後のサポートが大切です。
お問い合わせのしやすさとお問い合わせ後のサポートも運用の仕方で変わってきます。
Webサイトを円滑に運用する方法
Webサイトはあるが効果が薄いという状況の原因は、運用がうまくいっていないことにあることが多いです。そこで考えたいことはWebサイトの運用は自社だけで、すべてするべきなのか?ということです。
アクセス状況を調査して、効果が出ているかどうかを分析すること、その結果と社内の新しい動きに合わせて、常にコンテンツを更新していくことが、運用の重要な役割です。また、サイトが閲覧できなくなるなどのトラブルを防止する対策をすること、万が一サーバーに問題が発生した時にはすぐに対処できることも求められます。
調査や分析に基づいて、日々コンテンツを更新していくという作業量は非常に多く、専門的な知識も必要です。社内に専門的な知識を持つスタッフがいたとしても、第三者的な視点からの対策が必要な場合もあります。
Webサイトはあるが効果が上がっていないという場合、運用が円滑に行われていないという可能性が高いです。その場合には、自社だけで解決するよりも、一部を外部に委託するといった選択肢もあります。
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