【建築会社のホームページ制作】WEB運用の重要性と集客効果の高い事例を紹介
建築会社、特に工務店やリフォーム会社は、口コミや紹介、チラシなどオフラインの集客方法が根強い業種ですが、近年はホームページを制作して運用する会社が増えています。
しかし、「どんなホームページにすれば集客効果が上がるのか分からない」「自社ホームページを改善したいが何から始めればいいか分からない」という方も多いでしょう。
そこで、今回は「建築会社のホームページ制作」について、その必要性やポイント・注意点、成功事例を紹介します。
「安定した集客を見込みたい」「新たなビジネスチャンスを掴みたい」「将来に向けた販路を開拓したい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
■建築会社にホームページ制作・SNS連携が必要な理由
■建築会社のホームページに載せるべき“12”の内容
■建築業界のホームページ制作・リニューアル事例|工務店・リフォーム・設計事務所・メーカー
■建築会社のホームページを制作・運用する際の注意点
■SNSとHPの運用は建築に特化した“プロ”にお任せを
■ ホームページから確実に集客を獲得するためには、サイトデザインや構成、継続的な運用が欠かせません。
■ 私たち“ミライスタイル”が、建築業界専門のWEB運用会社として、知識豊富なチームで御社をサポートします。
目次
■建築会社にホームページ制作が必要な理由
住宅の新築やリフォーム、土地購入などを検討する際、多くの方がまずインターネットで情報を収集します。
それは、若い世代の方だけではなく、80代以上の方も同様です。
総務省の調査によると、2022年の全世代における平均インターネット利用率(個人)は「84.9%」、50代以上の方に限定しても「70%」を超えています。
同調査では、高所得者層がよりインターネットを活用していることも分かっています。
販路の拡大や自社の認知度アップに、インターネット、つまりホームページは欠かせないということです。
実際に、中小企業全体のホームページ開設率は「90.4%(2021年)」、建設業界に限定すると「97.0%(2021年)」にも上ります。
この現状を見ると、自社ホームページを立ち上げることは、もはやオプションではなく必須事項といっても過言ではないでしょう。
ただし、ホームページは制作すればすぐ集客につながる訳ではありません。
定期更新されなければ、検索エンジンに上位表示されず、ユーザーの目に止まる機会は少ないですし、万が一ホームページへ流入しても、情報が古ければ不信感を抱かれて、受注につながる可能性は低いでしょう。
中小企業庁の調査によると、建設業種でホームページやSNSの運用をしている会社のうち、60%以上の企業が「ホームページの更新は不定期」と回答しています。
この原因は、「日々の業務に追われてホームページ運用に時間を割けられない」「社員数が少なく、担当者を置けない」などの理由が考えられます。
しかし、新聞購読者が減り、ポスティングを拒否するお宅が増えている現状において、集客数を確保するためにもホームページはとても重要なツールであることは間違いありません。
【おすすめコラム】
・建築業界で実践したい集客効果を上げるホームページと活用したいSNSツール
・集客力を上げたい!今すぐに工務店が取り組むべき対策とはホームページの活性化
・建築業界の集客は“SNS × ホームページの連携”がポイント|メリットや注意点を簡単解説
■建築会社のホームページに載せるべき“10”の項目
自社ホームページを新たに制作したりリニューアルする場合、ユーザー目線で掲載する内容を検討することが重要です。
ユーザーが求めている情報を網羅すると、検索画面に上位表示されやすくなるためです。
以下の10項目を中心に、ホームページへ掲載する内容を検討しましょう。
【会社概要・変革】
会社選びの際に、信頼できる会社かどうか見極めるため、会社概要や変革、所在地、社員数、有資格者などをチェックする方は少なくありません。
最近では、事業内容を動画にして分かりやすく表現しているホームページも増えています。
ただし、B to C業態の場合には、あまり詳細を書く必要はなく、見やすく分かりやすくまとめることがポイントです。
【会社のコンセプトや強み】
設計事務所や工務店、リフォーム会社ですと、デザイン性を重視したホームページも多いですが、会社のコンセプトや強みをすぐに理解できるサイトデザインや構成にする必要があります。
ホーム画面と詳細ページで、自社のコンセプトや強み、特徴をしっかり表現しましょう。
【代表者の挨拶・スタッフ紹介】
代表者の挨拶で会社の理念や取り組みをしっかりアピールしましょう。
代表者の人柄や考えに共感して会社を選ぶ人も少なくないからです。
文章だけではなく、写真をつけることも忘れないようにしましょう。
経営者の顔が見えることで、より親近感を抱いてもらえて受注獲得へのハードルを一つ越えられます。
実際にやりとりするスタッフも紹介しましょう。
顔写真・名前に加えて、仕事に対する意気込みなど、人柄が分かる内容がおすすめです。
直接会ったことのない人でも、人となりが分かると、距離が縮まり、仕事を頼みたい気持ちが高まります。
【サービス内容・特徴】
サービス内容とその特徴をできるだけ具体的に記載しましょう。
その際、あまり文章に頼らず、イラストやフローチャート、写真などを交えるのがポイントです。
建築会社の場合は、アフターサービスや保証サービスの紹介も重要となります。
【事例(実績)紹介】
ユーザーが具体的に成果物をイメージできるように、事例(実績)紹介も充実させましょう。
検索機能をつけて、ユーザーが見たい事例を探せるようにしておくこともポイントです。
ホームページ制作(リニューアル)時にある程度の事例数を揃えておくだけではなく、定期的に追加することも重要です。
事例がコンスタントに増えていくと、会社の信頼性につながります。
【価格情報】
ユーザーが会社選びの際に参考とするのが、価格情報です。
会社の価格帯を知ってもらう上でも、必要な情報となります。
注文住宅やリフォームなど、明確な金額を表示しづらい場合は、事例に価格目安を掲載する程度でも構いません。
敢えて具体的な金額を載せないことで、見積もり問い合わせへ誘導することもできます。
【お客様の声】
これから仕事を頼む会社を探している人にとって、ユーザーの感想やレビューは重要な参考資料です。
顔写真付き・施工事例写真付きなど、リアルな感想を掲載しましょう。
【相談(問い合わせ)窓口・資料請求】
相談(問い合わせ)窓口は、フォーム形式にして、入力の手間を省いてハードルを下げることがポイントです。
また、見積もり相談・資料請求・ファイナンシャル相談など、内容ごとに窓口を変えるのもおすすめです。
【採用情報】
建築会社のホームページを見る人は、仕事を依頼したい人だけではありません。
求職中の人にアピールできる場でもあります。
ホームページへ採用情報を載せると、「ここで働きたい」と意欲のある人が問い合わせてくる可能性が高まります。
【コラム・スタッフブログ】
ホームページを検索画面で上位表示させるために、定期的な更新が欠かせません。
ところが、建築会社で事例をこまめに投稿することは困難ですし、それ以外の内容を変更する機会は滅多にないでしょう。
そこでおすすめなのが、コラムやスタッフブログです。
トレンドキーワードをテーマに設定するとSEO対策・流入数アップをもたらします。
日々の現場風景をブログで投稿すれば、頻繁に更新しやすいですし、よりリアルな内容をユーザーへ届けられます。
【おすすめコラム】
・〈設計事務所のWEB集客〉“ブログ”で自社の強みをアピールする方法は?
・集客につながる工務店ブログの書き方|ブログネタの見つけ方も
・リフォームの集客でチラシやイベントの効果を上げるコツはホームページやブログでのWEB集客との連携
■建築業界のホームページ制作・リニューアル事例|工務店・リフォーム・設計事務所・メーカー
ミライスタイルは、建築分野の会社に限定して、ホームページの制作やSNSも含めた運用サポートを行っています。
その中から、集客力アップにつながったホームページの制作・リニューアル事例を紹介します。
工務店・ハウスメーカー
こちらは、東京都墨田区の工務店様からホームページリニューアルをご依頼いただいた事例です。
ご依頼いただいた時点で、既に月間10,000アクセス程度をキープしていましたが、後から情報を追加したことで、ユーザーが知りたい情報へ辿り着くまで時間がかかるという問題点を抱えていました。
リニューアルにあたって重視した点は、おしゃれで綺麗なサイトにするのではなく、これまでの企業イメージである“親しみやすく信頼できる街の工務店”を保ちつつ、最新技術を紹介する点です。
上場を目指していらっしゃる福井県の工務店様をお手伝いさせていただいた事例です。
高級感の有るデザイン性に統一しながら、シンプルかつ明瞭にコンセプトを打ち出しました。
100を超える施工事例やお客様の声、YoutubeなどSNSとの連携など、細部まで構成にこだわり、コラムやスタッフブログで確実にサイトへの流入数を増やしています。
リフォーム会社
こちらは、ホームページ制作をきっかけに、継続的なサポートをお任せいただいている事例です。
公開後も、継続的なコンテンツのSEO・MEO対策や、WEB広告などを運用させていただいています。
ホームページを訪れたユーザーがよりスムーズに問い合わせまで辿り着けるように、こまめなUX改善を進めており、認知度アップの効果も出ています。
こちらは、「デザイン性の高いリノベーションを行っている会社」をアピールするために、施工写真を全面に打ち出したサイトデザインにした事例です。
InstagramやLINEなどのSNS・SEOを踏まえたコラムやブログ・リスティング広告・メルマガ・実店舗と様々な集客媒体を融合させ、確実に成果を上げています。
埼玉県にある窓・玄関ドアリフォームを事業の核としている会社様の事例です。
国内主要サッシメーカーの代理店として長い歴史をお持ちの会社様なので、信頼性とこまめでスピーディな対応を強く打ち出すデザインに仕上げました。
また、お客様の強いご要望で実現した見積もりサービスをゼロから構築し、ユーザーへ有益な情報を提供できる点もポイントです。
公開後も、WEBコンテンツマーケティングによるトータルサポートをお任せいただき、集客力アップに努めています。
設計事務所
こちらは、一級建築士事務所様のWEBサイト制作(リニューアル)をお任せいただいた事例です。
『木の温もり』と『都会的な洗練された家づくり』を掛け合わせたデザイン訴求を全面に打ち出し、既存サイトの構成を見直して、全体的に設計し直しました。
個別ページの見出しや内容も、クライアント様と密な打ち合わせを重ね、ご満足いただけるサイトとなっています。
公開後の継続的なWEBマーケティングもお任せいただき、着実に新規集客の成果が上がっています。
建材メーカー
こちらは、突板化粧板メーカー様のホームページリニューアルをお任せいただいた事例です。
デザインを一新し、写真の見え方やフォントにまでこだわりました。
製品案内ページの作り込みや、取扱樹種・実績紹介ページの改善などを行い、ユーザーが求める情報をスムーズかつ、きめ細やかに伝えていくホームページとなりました。
公開後もコラムやブログなどのコンテンツSEO対策やSNS投稿のサポート、広告運用による集客、事業の動きに合わせたUX改善など、トータル的にお手伝いさせていただいています。
ホームページ制作やリニューアルの実績も多数ございますので、「自社ホームページの効果を高めたい」「継続的に集客効果を維持したい」という方は、ぜひご相談ください。
■建築会社のホームページを制作・運用する際の注意点
ホームページを新たに立ち上げる場合も、既存サイトをリニューアルする場合も、効果の出せる内容にしなければ成果は期待できません。
また、無理なく継続的な運用をできるように体制を整えることも重要です。
ホームページによる集客効果を高めたい方は、以下の点に気をつけましょう。
- ●施工事例は少しずつでも着実に数を増やす(数だけではなくレパートリーも重要)
- ●ホーム画面は伝えたい情報を取捨選択して分かりやすくまとめる(詳細は個別ページで紹介して、ユーザー側で知りたい情報を選べるように工夫する)
- ●放置せず、こまめな更新を意識する(定期更新できるコンテンツを盛り込み、古い情報が残らないようにする)
- ●認知度を高めるためにSEOコンテンツを充実させる
- ●工務店やリフォーム会社などの施工会社は地域性が重要なのでMEO(マップ検索エンジン最適化)対策で来店促進につなげる
これらのポイントを一つずつクリアすることで、ホームページの費用対効果は高まります。
■SNSとHPの運用は建築に特化した“プロ”にお任せを
ホームページから確実に集客を獲得するためには、サイトデザインや構成、継続的な運用が欠かせません。
しかし、中小規模の会社ですと通常業務に追われて、なかなかそこまで手がつけられないという会社も多いでしょう。
そのような場合は、思い切ってプロにWEB運用を任せてみませんか?
ミライスタイルは建築業界専門のWEB制作・運用会社。
建築に特化することで業界のニーズに的確に対応し、集客できるホームページをご提供しています。
設計事務所・工務店のサポート事例も数多くございますので、独立や事務所の開業、集客のお悩みなどぜひお気軽にご相談ください。
全国からお申込みいただけるWEB個別診断もございます。
株式会社ミライスタイル
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