住宅チラシの作り方・配布の手順、成果を高めるコツ|QRコードなど導線づくりとホームページ集客との連携

モデルハウスや住宅見学会などイベントの集客において、チラシは重要なツールですが、単体では安定した問い合わせ獲得につながりにくいという課題もあります。
「チラシをポスティングや新聞折込で配布してもなかなか反響がない」「チラシの費用対効果を実感できない」というお悩みを抱えている経営者様は多いのではないでしょうか。
住宅チラシの効果を高めるためには、作り方や配布エリアの設定など、押さえるべきポイントがあります。
そこで本記事では、全国各地の建築業者様へWeb運用サポートを提供する『ミライスタイル』が、住宅チラシのメリットと効果や、作り方・配布までの手順、成果を出すためのコツについて詳しく解説します。
インターネット社会において欠かせないWeb集客との“合わせ技”も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
限られた予算と時間で効果を発揮する集客ノウハウを身につけ、安定した受注獲得を目指したい方は、ミライスタイルへお問い合わせください。
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住宅チラシのメリット・効果

チラシを使い、イベントやモデルハウス見学などの集客をするメリットは、主に地域を特定できる点にあります。
主なメリットは以下のとおりです。
商圏内の見込み顧客に直接アプローチできる
チラシをポスティングもしくは新聞折込する場合、配布エリアを細かく設定できるため、商圏内の見込み顧客に絞って広告費を活用できます。
全国規模のハウスメーカーでない限り、多くの工務店やリフォーム会社は商圏を限定していますが、ホームページやSNSなどインターネットによる集客は、チラシほど細かいエリア設定ができないため、費用対効果が分散する可能性は否めません。
しかし、チラシでは「情報を届けたい見込み顧客」を絞り込んで、直接アプローチできる点がポイントです。
地域密着の認知拡大につながる
エリアを絞って定期的にチラシを配布すると、その地域での認知拡大につながります。
気になったチラシを保管しておく人は多く、今は住宅の購入や新築、改修などを検討していなくても「いつか頼もう」と思ってもらえれば、一定の集客効果を得られます。
特に紙媒体でリーチしやすい高齢者の方が多い地域では、保管したチラシをご家族に見せるなどの波及効果も期待できます。
モデルハウス見学・イベント来場を促進できる
チラシは、タイムリーな情報を積極的に広める場合に適しており、モデルハウス見学や施工現場見学、マイホーム相談会など日時を限定したイベントの告知に活用する方法がおすすめです。
インターネットでは、ユーザーが検索しない限り情報を届けられず受動的なアプローチになってしまいますが、住宅チラシの配布は、「家の購入や新築を考えてもいなかったが、一度見てみよう」という潜在顧客にリーチできる可能性が高まります。
住宅チラシの作り方・手順

住宅販売やイベント告知のチラシを作成する際には、手順とポイントを押さえることが重要です。
目的とターゲットを設定する
まずは、自社のペルソナ※とチラシ配布の目的、ターゲットを設定するところから始めましょう。
※ペルソナ:製品やサービスを購入するであろう「典型的な顧客像」を指し、主に、年齢・性別・職業(収入)・価値観などを細かく想定することによって、ニーズに合う製品・サービスを提供でき、効果的なアプローチが可能になる
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【住宅チラシを配布する目的の例】 ・モデルハウスを見学してもらいたい ・各種イベントに集客したい ・お得なキャンペーン情報を広めたい ・自社の存在やサービス内容を広めたい |
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【住宅チラシのターゲット例】 ・マイホームの新築や購入を検討している確率が高い「30〜40代の人」 ・リノベーションを検討している確率が高い「築年数の古い住宅に住む人」 ・リノベーションや2軒目のマイホーム建築を検討する人が多い「ハイエンド層・シニア層」 |
これらチラシを配布する目的やターゲットを明確にすることで、チラシに掲載する内容とターゲットとするエリアが絞られます。
掲載する情報を整理する
チラシ配布の目的とターゲットが定まったら、それに合わせた掲載情報を整理しましょう。
必要な掲載情報は以下のとおりです。
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・施工事例の写真もしくはイメージ図(実物写真の方が効果的だが、見た目は重要なので画像加工が必須) ・住宅の仕様に関する概要(チラシを見た人がグレードを想像できる情報) ・価格目安やパックプランの提示(リーズナブルな価格台をアピールポイントにする場合は必須) ・会社情報(会社の正式名称、所在地、連絡先、ホームページのURLなど) |
チラシは、人の興味関心を惹きつけることが目的であるため、細かい情報を網羅する必要はありませんが、必要情報が書かれていないと、不審感につながるのでご注意ください。
キャッチコピーを考える
キャッチコピーは第一印象を左右し、集客効果に影響します。
キャッチコピーを考える際には、以下のポイントを押さえましょう。
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・一目で会社のアピールポイントや住宅の特長が分かるようにする ・訴求したいターゲットに刺さるフレーズにする ・具体的な数字を入れると効果的 ・シンプルかつユーモアがあるものにし、抽象表現に注意する |
レイアウト・デザインを考える
チラシのレイアウトやデザイン性は、視認性に影響します。
おしゃれなデザインにすることも重要ですが、文字が読みにくかったり印象に残らなかったりすると、そのまま破棄されてしまう可能性があるため注意が必要です。
チラシのレイアウトやデザインを検討する上で、重要なポイントは以下のとおりです。
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・施工事例の写真は大きめに(どのような住宅か一目で分かるようにして、周囲に映り込む電線や電柱など、余計な視覚情報を除く) ・文字やイラスト、ロゴを載せる場合は、カラーを3色以内におさめる(見やすくチラシの内容が伝わりやすい) ・文字のフォントは1〜2種類に絞って統一感を出す(キャッチフレーズや見出しと、その他の説明文でフォントを変えるのが基本で、ゴシック系がおすすめ) ・チラシを見る人の視線誘導※を意識する(重要な内容は上半分に配置する) ・情報を絞って、余白のあるレイアウトにする(読みやすくなる) |
※視線誘導:広告デザインなどで、読み手の視線の流れをコントロールし、伝えたい情報を意図する順序で伝える手法で、日本人の場合、目線は「左上から右下」「大きいものから小さいもの」に流れるのが基本とされている
印刷・配布方法を決める
チラシの配布コストや費用対効果は、印刷方法・配布方法によって大幅に変動します。
| 印刷方法 |
【輪転印刷】 ・印刷部数が多くなるほど、コストを抑えられる(大量印刷におすすめ) ・細かい印刷が難しい場合がある 【枚葉印刷】 ・印刷部数が多くなるほど、コストが高くなる(少量印刷におすすめ) ・写真やベタ塗り部分の印刷に適している |
| 配布方法 |
【ポスティング】 ・広い範囲に一斉配布が可能で、1部あたりの配布コストを抑えられる ・配布先は新聞購読者に限定される 【新聞折込】 ・新聞折込より配布コストは高い ・新聞購読者以外の人を含めたターゲットエリア全世帯に配布可能(ポスティング禁止の家を除く) |
上記の違いから、印刷方法と配布方法を決める際には、チラシの枚数とターゲットエリアを入念に検討することが重要です。
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住宅チラシの成果を出すためのコツ

「チラシを配布したが、効果がほとんどなかった」という体験をしたことのある企業様は多いのではないでしょうか。
住宅など不動産に関連するチラシの集客効果(反響数/配布数)の割合は、0.01 〜0.1%と決して高くはなく、1万枚配布して1〜10件の問い合わせがあるかどうかです。
しかし、いくつかのポイントを押さえると、その成果を高められる可能性があります。
ターゲットを絞った配布エリアを設定する
成果を高めるために重要となるのは、配布枚数ではなく配布エリアです。
チラシの集客効果を高めるために、配布部数を増やす方もいますが、これでは費用対効果は低下します。
商圏内で自社のペルソナに合う人が多く住む地域をリサーチし、そこを“狙い撃ち”することがポイントです。
ポスティングの場合は、配布エリアを番地レベルでかなり絞り込めますが、新聞折込のエリア区分は販売店などによって異なるため、事前に確認しておきましょう。
配布のタイミングを最適化する
オープンハウスや施工現場見学会、マイホーム相談会など、日時を限定したイベントの告知でチラシを活用する場合は、最適なタイミングで配布しましょう。
チラシの効果を高めるのに適した配布時期は、イベント開催の1〜2週間かつ、週末の午前中です。
チラシの配布が早すぎても遅すぎても効果が出ない可能性がありますので、イベントの告知チラシを配布したい場合は、早めに印刷会社やポスティング・新聞折込会社と打ち合わせを進めておく必要があります。
来場特典や限定情報で行動を促す
チラシを配布する際には、見込み顧客・潜在顧客の購買(来場・問い合わせ)意欲を掻き立てるために、特典や限定キャンペーンを設ける手法も一般的です。
住宅販売や施工会社がよく活用する特典・キャンペーン例は以下のとおりです。
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「イベント来場者限定プレゼント」 「チラシを見た方限定のお値引きキャンペーン」 「ゴールデンウィーク限定!20%オフキャンペーン」 |
QRコードやWeb導線を設置する
最近増えているのが、オフラインの集客方法であるチラシにQRコードを掲載するケースです。
QRコードは無料で簡単に作成できるため、スマホから自社のホームページやSNSに誘導しやすいツールとして、多くの会社が活用しています。
以前は、チラシにフリーダイヤルの番号を掲載する会社がほとんどでしたが、近年は維持費がかからないメールアドレスや公式LINEなどの問い合わせ先を掲載する会社が増えています。
オンラインの問い合わせ先は、チラシを見た人が営業時間外でも気軽に連絡できる点がポイントです。
配布後に反響データを分析して改善する
チラシを配布した後は、必ず反響データから効果測定し、次回の改善点を見つけて活かすことにより、集客効果を高められます。
イベント来場を促すチラシの場合は、チラシを持参してもらえるように、プレゼント引換券などをつける方法が有効です。
同じタイミングで2種類のチラシを別の地域に配布し、A/Bテスト※によって効果測定する方法もあります。
※A/Bテスト:2パターンのうち、どちらがより集客効果が高いか検証する実験的手法
チラシにQRコードを載せる場合は、そこからアクセスした人の人数をカウントでき、より正確な反響データを収集することが可能です。
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住宅チラシを行う際の注意点

ポスティングや新聞折込で住宅チラシを配布する際、コストを無駄にしないためにも以下の点にご注意ください。
情報量を詰め込みすぎない
自社の強みやイベント情報など、チラシで伝えたい内容が多くても、情報の詰め込み過ぎにはご注意ください。
チラシの情報量が多すぎると、こちらが伝えたい内容が伝わらず、全てを読まずに破棄されてしまうリスクが高まります。
また、住宅チラシの場合はデザイン性が重要になり、情報過多はチラシの「おしゃれさ」や「洗練さ」を損なう可能性がある点もポイントです。
チラシの25〜45%程度が余白になっていると、高級感や落ち着いた印象をプラスできて、キャッチコピーやイベント情報など、重要な情報に自然とユーザーの視線が誘導されます。
誇大広告にならないようにする
チラシを作成する際には、「景品表示法(正式名称:不当景品類及び不当表示防止法)」で禁止する誇大広告にご注意ください。
景品表示法では、チラシなどの不当表示を制限するだけではなく、不当景品による集客も厳しく規制しており、消費者が良い商品やサービスを客観的かつ合理的に選べるようにしています。
以下のような事例が誇大広告に該当する可能性があるので注意が必要です。
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・「ウイルスがいなくなる壁紙や換気システム」▶︎表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す資料が必要となり、明示できないと「不実証広告※」に該当する ・「環境に優しい、サスティナブル住宅」▶︎抽象的でグリーンウォッシュ※に該当する可能性がある ・「他社と比べて、光熱費が◯◯%ダウン」▶︎比較対象が曖昧で、「有利誤認表示※」となる可能性がある ・「通常価格から◯◯%オフ」▶︎住宅は定価設定が難しいため、「有利誤認表示」となる可能性がある ・「太陽光パネルで、光熱費を◯◯円削減」▶︎発電電力量は、季節や天候、立地の条件によって変動するし、毎月安定的に光熱費を削減できるか分からないため、「有利誤認表示」となる可能性がある ・「◯◯円で家を建てられる」▶︎追加費用が生じないように価格を提示すると、「有利誤認表示」となる可能性がある ・「1名様限り!特別価格販売」▶︎「おとり広告※」に該当する可能性がある ・「住宅購入で100万円プレゼント」▶︎景品表示法で定める上限額を超える過大な景品類の提供は禁止されている |
※不実証広告:合理的な根拠がない効果・性能の表示
※グリーンウォッシュ:具体的な根拠を示さず環境に配慮しているように見せかけて企業イメージをよく見せる手法で、世界的な規制が強化されており、該当すると企業イメージが損なわれる
※有利誤認表示:価格を著しく安くみせかけるなど取引条件を著しく有利にみせかける表示
※おとり広告:不動産業界では釣り広告とも呼ばれ、実際には契約できない好条件の商品を広告に掲載して集客する手法
(参考:消費者庁|事例でわかる景品表示法)
自社のチラシが景品表示法に抵触していないか確認したい方は、「消費者庁表示対策課 指導係」などに事前問い合わせをしましょう。
反響計測(効果測定)できる導線設計をする
チラシの内容や配布方法を検討する際には、必ず反響計測(効果測定)できる導線を設定しておきましょう。
反響計測できないと、費用対効果や改善点が分かりません。
住宅チラシに採用される主な手法は以下の通りです。
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・チラシに、クーポンやプレゼント引換券をつける ・チラシ専用の問い合わせ窓口(メールアドレスなど)を準備する ・チラシ専用のQRコードでホームページに誘導する |
チラシの反響計測をする場合は、反響数に何を設定するか(来場数・購入数・問い合わせ数など)を明確にして、チラシ配布にかかった費用も明確にしておくことが重要です。
チラシとWeb集客の合わせ技が成功のコツ

チラシ配布は、地域やターゲットを絞って情報拡散できるツールですが、安定的に問い合わせや受注を獲得するためには、Web集客との“合わせ技”が必要です。
総務省の調査では、インターネットを「情報源として欠かせない」と回答した人の割合は50代までで70%を超えていて、60代でも約50%にも上ります。
60代までの方はインターネットを主な情報源として活用しているため、チラシに加えて、ホームページやSNSを活用したWeb集客は欠かせません。
具体的には、以下の方法を試してみましょう。
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・自社ホームページの作成(もしくは、既存ページのリニューアル) ・Googleなどの検索エンジンで自社ホームページを上位表示させるためのSEO※(コラムやブログなどの記事の定期投稿) ・Googleマップなどの地図検索エンジンで自社情報を上位表示させるためのMEO※(口コミの収集など) ・ターゲット層が検索するであろうキーワードに対してピンポイントでアプローチできるリスティング広告※ ・SNSの定期投稿(外壁塗装と相性が良いのは、LINEとYouTube) |
※SEO:Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略称で、Googleなどの検索エンジンにおいて検索結果で自社サイトを上位表示させるための施策を指す
※MEO:Map Engine Optimization(地図検索エンジン最適化)の略称で、Googleマップ上の検索結果に自社情報を上位表示させるための施策
※リスティング広告:検索連動型広告とも呼ばれ、Googleなどの検索結果画面に表示されるテキスト広告で、入力されたキーワードと親和性の高いものが表示される
チラシだけで安定的に問い合わせを獲得し続けることは難しく、Web集客と組み合わせていない場合、長期的に見て集客数が伸び悩むケースが多く見られます。
特に近年は「チラシを見た後に会社名で検索する」という行動が一般的になっているため、ホームページやWeb導線の整備が不十分だと、せっかくのチラシ反響を取りこぼしてしまう可能性がありますので、ぜひ併せてWeb集客もご検討ください。
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まとめ
住宅チラシは、商圏内の地域に限定して見込み顧客や潜在顧客にアプローチできる有効な集客方法です。
ただし、効果を高めるためには、チラシのデザインやエリア選定、配布方法に加えて、配布後の効果測定が重要になります。
また、近年は若い人だけではなく50〜60代の方でもインターネットから情報収集する方が多いため、ホームページやSNSを活用するWeb集客との“合わせ技”が、これからの住宅会社にとって必須と言えます。
「チラシとホームページ・SNSの相乗効果を生み出したい」「自社の強みをもっと多くの人に知ってもらいたい」という塗装会社様は、チラシ配布と合わせて、ホームページ・SNSの活用にチャレンジしてみましょう。

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