建築系ホームページへのインスタグラムの効果について
本日はインスタグラムのオウンドメディア(自社HP)への効用について、書いてみたいと思います。
自社HPは、デザイン(UI、UX)・集客・可変性の3つのバランスを取る事が重要です。
建築会社の自社HPにおける集客は、アクセスやPVを集めるだけでは目標は達成されません。
アクセスしてきたユーザーが望むようなアクション、その結果としての売上・利益への貢献が必要となります。
その為には、アクセスした後の行動を喚起する「現場との連動」という見せ方が必要となります。
昨今のユーザーはHPを見過ぎており、見慣れたホームページの構成に”飽きて”しまっています。
日々データを取り、WEBプログラミングしていて切に感じる事です。
普通の表示に慣れているユーザーを魅了するには、スマホやPCで閲覧するホームページの情報に「奥行き」が必要となります。
その「奥行き」とは、最も簡単なのが「現場の様子を見せる事」です。
向こうの世界に繋がっている感覚をユーザーに持ってもらう事で、自社ホームページは一歩レベルアップします。
WEBが画面の向こう側に広がっていきます。
現場の姿を見せるのに効果的なツールが、画像SNS「インスタグラム」になります。
インスタグラムをホームページに連動させる事はいくつかのメリットが有りますが、その中でも大きいのは「現場の臨場感を伝える効果」になります。
インスタグラム活用のメリット:現場の様子を伝達してWEBに広がりを持たせる
現在の弊社のWEB制作事例は、インスタグラム連動を標準装備としています。
具体的には、インスタグラムを投稿するとホームページに最新の投稿が表示されるというプラグインを実装します。
このインスタグラムはAPIで提供されているもの、オリジナルでJSを記述するもの、いくつかありますが、使いやすいのはAPIで提供されているものです。
インスタグラムはフェイスブックとの互換性も良く、現場の臨場感を伝えるのに今最も運用しやすいツールです。
一方で、インスタグラムはフェイスブックほどプラットフォーム自体の利用者が多くありません。
その為、インスタグラム自体の集客力を期待すると、それほど結果を産まない場合が有ります。
インスタ自体の集客力を期待するよりは、写真コンテンツでの現場発信、広がりのあるWEBを作るのに有用です。
これにより、ホームページを積極的に更新しているイメージづくりと、問合せ数の増加が期待できます。
よく、「インスタグラムを見てきました」というお客様が多くなった、と工務店さんから聞きます。
ですがそれは、厳密にいうと「ホームページに張り付けてあるインスタグラムを見てきた」というお客様が多のではないでしょうか。
インスタグラムのメリットは、「現場の臨場感」を伝える事と感じております。
臨場感を伝えるという目的で、まずはインスタグラムを使い始めてみると良いのではないでしょうか。
他にも、現場の臨場感を伝える手法はたくさんあります。
弊社でも標準装備となった「定休日カレンダー」「CTA」「ダイアリーバナー」「フッターの事務所情報」「フェイスブック窓」等も、すべてネットとリアルを連動させて、ホームページに広がりを持たせるツールです。
便利で楽しいインスタグラム、活用してみてはいかがでしょうか。
建築HPに新鮮な空気が広がります。
引き続き、建築ホームページについて仕組化を進めていきます。
(平野)