【動画でわかりやすく解説】地域を攻略するにはMEOが必須|今からできる6つの対策と費用の考え方 | ミライスタイル

【動画でわかりやすく解説】地域を攻略するにはMEOが必須|今からできる6つの対策と費用の考え方

地域を攻略するにはMEOが必須|今からできる6つの対策と費用の考え方

WEBを活用するマーケティングはもはや経営戦略の軸となる重要なポイントです。

特にサービスの対象エリアを限定している地元密着型の中小企業の場合、受注につながる集客を得るためにはMEOが欠かせません。

そこで今回は、MEOのメリット・デメリットと今すぐ始められる6つの対策ステップを解説します。

多くの方が気になる費用や、無料・有料に違い、WEB運用の代行会社を選ぶ時にポイントも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。


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集客方法の変化

集客方法の変化

サービスを提供する中小企業の場合、10年ほど前まで住宅へのポスティングや新聞の折込チラシへ広告宣伝費を充てていた企業は少なくありませんでした。

しかし、新聞の発行部数は2014年から2024年のたった10年間で40%も減り、チラシの効果はあまり期待できなくなっています。

そこで紙媒体のチラシや広告にとって変わり急激に台頭したのがWEBコンテンツです。

「インターネットは若い人のものだけ」という時代は既に終わりを迎えており、インターネット利用率は13〜59歳までで90%以上、60歳以上でも平均で50%を超えています。

また、総務省のインターネット利用目的に関するアンケート調査では、「サービス・製品に関する情報収集や購入で活用している」と回答した人は60%にも上るのが現状です。(参考:総務省|インターネットの利用状況

そのため、企業の規模や業種、ターゲットの年齢層を問わず、ほとんどの会社にとってWEBでの集客活動は欠かせません。

ポイント
WEBで自社のサービスや商品の認知度を高めて集客するための基本が「SEOとMEO」です。

WEB集客によって業績を伸ばしている会社は、ネームバリューのある大企業であってもSEOやMEOの対策を実行しています。


▶︎おすすめコラム:オウンドメディア運用代行は実績重視で選ぶ|外注できる範囲、費用・契約期間の目安、成功事例を解説


MEOとは|SEOとの違い

オウンドメディア運用代行に外注できる業務の範囲

MEOとはMap Engine Optimizationの頭文字を取った言葉で、日本語に訳すと「マップ検索エンジン最適化」という意味です。

要約すると、Googleマップなどの地図エンジンで検索結果の上位に自社の情報が表示されるようにするための取り組みを指します。

Googleでは、ユーザーが検索エンジンでキーワード検索する時の位置情報に合わせて検索結果を変えるアルゴリズムも搭載されていて、ここにもMEOは関係します。

ここで、例としてみなさんがパソコンやスマホで「つくば市_歯医者」と検索した時の検索結果画面を見てみましょう。

パソコンによる地図検索エンジンでの検索結果
スマホによる地図検索エンジンでの検索結果

赤い四角で囲った部分が、まさにMEO対策によって得られる効果です。

地図エンジンで会社情報が上位に表示されると、キーワードによってはGoogle検索でも自社ホームページが上位表示される効果があるので、MEOはWEB集客においてかなり重要な方法とされています。

一方、SEOとはSearch Engine Optimizationの略称で、日本語では「検索エンジン最適化」と呼ばれます。

根本的な考え方はMEOとSEOで似ている点が多いですが、詳細は少々異なります。

SEOMEO
効果自社ホームページなどの検索結果上位化マップ検索における「地域+業種」などのキーワード検索結果上位化
主な対策方法ユーザーの検索意欲を満たすキーワードに沿ったコンテンツ作成Googleビジネスプロフィールの会社情報を充実させ、口コミや評価を集める
効果が出るまでの期間数ヶ月〜1年程度数週間〜数ヶ月程度
競合相手全国の同業者同じ地域に店舗やオフィスを構える同業者


ポイント
SEOもMEOもユーザーがキーワード検索した場合に自社の情報を上位に表示させる点では同様ですが、対策するフィールドが異なります。

SEOはGoogleなどの検索エンジンでの上位化を目指すのに対して、MEOはあくまでも地図(マップ)検索エンジンに特定した上位化を目指す対策を指します。



MEOのメリット

MEOのメリット・デメリット

MEO対策に取り組む最大のメリットは、ずばりターゲット地域を限定することで、中小企業でも大企業に勝てる可能性があるという点です。

MEOは地域を特定したWEBマーケティングの手法なので、全国展開している大企業より地域密着の会社が上位化されるケースは珍しくありません。

あまり広告費をかけずにターゲット層へ効率的に会社情報を届けられて、受注につながる確率が高い点もMEOの魅力です。

ユーザーにとってのメリットは、会社のホームページへ移動しなくても検索画面だけで連絡先や営業時間、住所が分かるため、すぐにサービスを利用したり商品を購入したいできる点です。

そのため、最近は会社のホームページまで行かずに、地図エンジンで知りたい情報の収集を完結する人が増えています。


MEOの具体的な6つのステップ

MEOの具体的な6つのステップ

MEOの対策方法は順序立てて進める必要があります。

ここでは無料ですぐに始められる基本的な6つのステップを紹介しますので、初めての方もぜひ挑戦してみてください。

ステップ①Googleビジネスプロフィールへの登録

まずは、Googleビジネスプロフィールでアカウント登録しましょう。

こちらは無料で自宅やオフィスのパソコンからデータ入力できます。

Googleビジネスプロフィールに登録する情報は、地図検索エンジンの結果画面で表示される会社情報です。

MEOの具体的な方法「Googleビジネスプロフィールへの登録」


Googleビジネスプロフィールへ登録して、初めてGoogle地図検索エンジンに会社情報が表示されます。

入力できる会社情報は以下の通りです。

  • 会社の所在地と電話番号
  • ホームページのURL
  • 衛生・安全対策などの取り組み
  • 創業時期や女性経営者、LGBTQ・SDGsへの取り組みなどの特色
  • 写真やロゴ
  • サービス表や価格表
  • 見積もり依頼や問い合わせのフォーム機能


Googleは“ユーザーファースト”を理念としているため、検索結果で上位化を目指すためにはこれらの基本情報を漏れなく入力し、充実させることが重要になります。


ステップ②オーナー確認

Googleビジネスプロフィールへ基本情報を入力しただけでは、検索結果に反映しません。

Googleは情報の正確性を保つために、ビジネスプロフィールを有効化させる前に必ずオーナー確認します。

会社情報がオーナーによって入力されているか、入力された情報は正しいかをチェックするのです。

オーナー確認の方法は、業種や地域、営業時間、公開情報などによって異なり、自動的に決められます。

  • ビジネスプロフィールにログインして簡単に確認される場合
  • 登録住所に確認コードの書かれたハガキが郵送される場合
  • 電話やテキストメッセージで確認コードが送られる場合
  • 動画の撮影やライブビデオ通話が求められる場合


オーナー確認を済ませずに放置すると、検索結果の上位化は実現できませんので注意しましょう。

ステップ③対策キーワードの選定

MEOは、どの対策キーワードを選ぶかによって集客効果が大きく変わります。

ターゲットエリアの人がどのようなサービスを求めているかをリサーチし、そのキーワードをビジネスプロプロフィールの紹介文へ入れるとより上位化される確率が高まります。

例として、「つくば市_歯医者」の検索キーワードを見てみましょう。

対策キーワードの選定


検索結果を見ると、「つくば市_歯医者」と検索している人は、「痛くない・日曜日・女医・緊急・学園の森」などのキーワードと組み合わせている傾向がわかります。

これらの複合キーワードのうち自社に当てはまるものがあれば、会社の基本情報に取り入れると効果的です。

ステップ④写真・口コミの収集

MEOにおいて、実際にサービスを利用したり商品を購入したりしたユーザーの口コミや評価はとても重要視されます。

写真や高評価の口コミが多いほど、検索結果の上位に表示されるのです。

写真・口コミの積み上げ

ただし、写真や口コミの収集は自社だけではなく、お客様の協力が必要です。

「自分や知り合いに頼んで口コミを投稿すればいいのでは」と思う人もいるかもしれませんが、これは絶対にやってはいけません。

Googleは“やらせ投稿”をブラックハットとみなして、投稿を工作した会社へペナルティーを与えます。

※ブラックハット:悪意のあるサーバー攻撃やハッキングの総称

以下の行為はブラックハットと判断される可能性があるので注意しましょう。

  • 大量のアカウントから偽物の口コミを投稿したり星5をつける
  • ユーザーに無料サービスもしくは値引きをして良い評価をつけてもらう
  • SNSや他のサイトに不正な方法で会社ホームページのリンクをはってもらう(不正にサイテーションする)
  • 対策したいキーワードを口コミで連呼してもらう

※サイテーション:自社の「名前・製品名・サービス名・住所・電話番号」などの特定情報が、インターネット上で多く記載されている状態を指し、SEOやMEOで有利に働く可能性がある

ブラックハットはユーザーの有益な検索行為を妨害するとしてGoogleから悪い評価を受ける可能性があるので気をつけましょう。

ステップ⑤投稿機能を活用する

Googleビジネスプロフィールには、Googleマイビジネス投稿という機能があり、常に最新の情報を投稿すると上位化する可能性が高まります。

投稿機能で発信できる主な情報は以下のとおりです。

  • 駅から店舗までのアクセス方法
  • 最新のサービスや商品
  • イベント情報
  • 期間限定サービス
  • 特典情報
  • 求人情報


これらの情報をこまめにアップすると、Google検索において会社の信頼性が高まります。

ステップ⑥自社サイトのSEO対策

MEOと切っても切り離せないのがSEOです。

SEOとは、Search Engine Optimizationの略称で、Googleなどの検索結果で自社サイトを上位表示させるための取り組みを指します。

MEOとSEOは違うアルゴリズムに対応していますが、ビジネスプロフィールにWEBサイトのURLを登録していると、自社サイトの評価(検索結果における順位)もMEOに影響するとされています。

そのため、MEOを成功させるためには自社サイトのSEO対策が欠かせません。

ただしSEOはMEOよりもさらに複雑で、サイト内の内容や検索結果からのサイトクリック率、実際にサイトに訪れた人の滞在時間など、様々な角度からの分析と対策が必要です。

ポイント
MEOとSEOの両方を成功させたい方は、一度WEB運用会社へ相談してみましょう。

ミライスタイルでは、貴社サイトの状況や改善策について、オンラインの個別相談を承っております。

「ホームページを見直したいがないからやればいいかわからない」「MEOとSEOをプロに任せて効率的に集客したい」という方は、お気軽にお問い合わせください。



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MEOのデメリット・注意点

地域を限定してピンポイントでWEB集客できるMEOですが、デメリットや注意点もあります。

結果が出るまで試行錯誤が必要で時間がかかる

MEO対策しても、その効果が出るまで数週間から数ヶ月かかり、幅があり、必ずしも即効性があるとは限りません。

そのため、「今すぐ受注が必要」という場合には、別の対策も必要になります。

複数の地域で対策すると効果が出にくい

ターゲットエリアとその近隣エリアの両方でキーワード対策すると、どちらのエリアでも全く効果が出ない可能性があるので注意しましょう。

MEOのターゲットエリアを設定する場合は、サービスを展開したいコアエリアを決めることが重要です。

ヒットする検索キーワードを見つけるには時間がかかる

キーワードによっては競合が多く、いくらMEO対策をしてもなかなか上位化できない可能性があります。

例えば、「つくば市_歯医者」などの大きなキーワードは上位化させたい会社が多いことが予測でき、色々と試行錯誤しても効果が出ないかもしれません。

しかし、対策する検索キーワードを「つくば市_◯◯駅前_日曜_歯医者」と絞り込むと、いきなり検索結果の一番上に表示されるケースもあります。

このように、ヒットする検索キーワードに辿り着くまでには“トライ・アンド・エラー”を繰り返さなくてはいけない可能性があるということです。

ターゲットの地域を絞りすぎるとその他のエリアから集客できない

MEOだけに取り組むと、ターゲットにした地域以外のキーワード検索で表示されにくくなる可能性があります。

そのため、MEOで対策しきれない周辺地域は自社のホームページ内で地名を盛り込むなど、SEOでカバーしなくてはいけません。

悪い口コミや評価をもらう可能性がある

MEOには口コミの数が影響しますが、悪い評価が多いと表示順位は下がります。
そのため、地図検索エンジンで上位表示させるためには、ユーザーにとって良いサービスや商品を提供することが大前提です。

自社ホームページのSEO対策と両立するのが大変

MEOとSEOはどちらもWEB上で自社のサービスや商品の認知度を高めるために重要なツールですが、その両方を対策するには時間と労力がかかります。
会社の規模によってはWEB担当者をつけられずに、長い間Googleビジネスプロフィールやホームページがそのまま放置されるケースは珍しくありません。

情報が更新されないと、地図検索エンジンでも通常の検索エンジンでも表示順位が下がっていくので注意しましょう。

MEOやSEOの手法は目まぐるしく変化している

MEOの基本的対策方法をずっと続けていれば必ず上位表示されるとは限りません。

Googleはユーザーの満足度を高めるために毎年2回から4回コアアップデートを行い、検索アルゴリズムの見直しをして生成AIの導入も進んでいます。

そのため、MEOを成功させるためには経験値やノウハウに加えて、最新情報も欠かせません。


▶︎おすすめコラム:ローカルSEO・MEOは同時&継続対策で集客しファンを獲得|具体的な方法・ゴール、注意点


MEOは無料でもできるか|有料代理サービスとの違い・会社選びのポイント

MEOは無料でもできるか|有料サービスとの違い

これからMEO対策に挑戦する方が気になるのがコストですよね。

ここまで紹介しましたMEO対策には、特に費用は発生しません。

そのため、まずはご自身でGoogleビジネスプロフィールを投稿してお客様へ口コミ評価の投稿を依頼すれば、一定の効果を得られる可能性は十分考えられます。

ただし、WEB集客を実現するためには、MEOとそれに関連したSEOの対策には手間と時間がかかり、Googleの公表するアップデート情報をこまめにチェックしなくてはいけません。

また、MEO・SEO対策へ本格的に取り組んでいる企業はリスティング広告の投稿に費用をかけています。

※リスティング広告:ユーザーの検索キーワードに合わせて検索結果の最上部にテキスト形式で表示される広告で、ユーザーのニーズに沿った広告が表示されるため、受注獲得に繋がりやすい

つまり、確実に成果を出したい場合は「本業の空いた時間にMEOやSEOの対策に取り組む」という訳にはいかないのです。

そこで、MEO対策を代理店へ外注する会社が増えています。

MEO対策だけを月額1〜10万円程度プラス成功報酬で請け負う会社もありますが、WEB運用会社を選ぶ際には注意してほしいポイントがあります。

MEO対策だけをリーズナブルな費用で外注する方法もありますが、MEOを成功させるためにはSEO対策やSNS運用、さらに、効果的なリスティング広告の投稿などの“合わせ技”が必要です。

特にSEO対策は重要で、ホームページの中に配置したコンテンツの1つ1つが集客をもたらす可能性を秘めています。

また、MEOとSEOを成功させるためには、対策に対する効果測定と検証、対策の改善を繰り返すことも重要です。

ポイント
「WEBマーケティングに時間をさけない」「WEBを集客ツールの軸にしたい」という方には、MEOやSEO、ホームページ制作、SNS運用と単体で対策するのではなく、全てをトータルでマネージメントできる会社がおすすめです。

“ミライスタイル”は、

●ゼロからのサイト制作
●サイトの運用・メンテナンス
●サイトとSNSの総合的な運用
●WEB広告の管理
●SEO・MEO対策
●コラム・ブログやYoutube動画など良質コンテンツの作成・投稿管理

これら全てを代行しております。





まとめ|MEOを制するためにはSEO対策も必要

株式会社ミライスタイルの社屋の外観

MEOを対策すると、受注につながる可能性の高いユーザーへ会社のサービスや商品を知ってもらえる可能性が高まります。

ただし、MEOを成功させるためには自社ホームページの見直しなどSEO対策が欠かせません。

「WEBから集客できていない」という会社は、MEO単体で対策するのではなく、ホームページやSNSも含めてトータルで見直しする必要があります。

良質なコンテンツ作成やMEO・SEOを実現させたい方は、建築業界に特化したWEB運用会社“ミライスタイル”へご相談ください。

インターネット広告・各種SNSの運用、アプリ開発などについても対応し、建築業界のWEB活用を幅広くサポートしています。

【WEB幹事の『工務店・建築会社に強い優良ホームページ制作会社16社をプロが厳選!【2023年版】目的別におすすめ』にて、ミライスタイルが紹介されました。】

また、建築業界に特化したホームページ制作・運用に関する、オンラインセミナーを定期的に開催しております。

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著者情報

メイン奏

メイン奏(株)ミライスタイル ライター

建材メーカーにて住宅やオフィス、店舗のリフォームに携わった後、設計事務所や教育機関での業務経験を経て、建築系ライターとなりました。今まで現場で目の当たりにした リアル な情報を皆様にお伝えしていきたいと思っております。

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