理想的な社内WEB担当者について
先日、クライアントの社長様と私・専務の清水のほうでWEB運用打ち合わせに行ってきました。
今回はこのクライアント様の事例を通して「理想的な社内WEB担当者」について説明せ差て頂きます。
この会社様は、新築事業・不動産事業・リフォーム事業と3つの事業を行っています。
数字はジワジワと上がってきているのですが、WEB担当と社長の距離が遠いという課題を持たれていました。
当社はSEO対策や数字を作る事は得意ですが、完全に丸投げになると結果が出ないのが実情です。
この日は清水から「理想的なWEB担当者」について社長にお伝えしました。
僕もその議論に参加し、みんなが自由に意見を言い合いました。
このクライアント様は、社長のご理解のおかげで何でも言い合えるパートナーにして頂いています。
とても心理的安全性の有る、いいチームになりつつあると思っています。
問合せがいまいち伸びていないのは「人の連携」に課題がある事について、社長に力を入れてご説明しご理解を頂きました。
これは大きな収穫で、良い方向に動いていきそうな予感がします。
WEB運用は会社経営そのものですので、山あり谷ありです。
そして問合せを獲得できるかどうかは、「WEB担当者様の情熱」に掛かっていると思っています。
問合せが沢山来ている会社は、例にもれず「経営感覚で現場の仕事も出来るスーパーWEB担当者」の存在が有ります。
始めはWEB担当者がいない・体制が整っていない事も多いのですが、当社と二人三脚でWEB運用をする中で、徐々にWEB担当者様が育っていくケースが多いです。
理想的なWEB担当者の特徴は
・問合せ獲得の「執念」のようなものがある
・ブログ、SNSを毎日のように更新している
・自分の日々を「未来への先行投資」と考えて、圧倒的に行動できる
・PCの手作業が早い。早いので全ての技術が1本に繋がっていく
・本やネットからインプットを積み重ねて、アウトプットしている
・なんにでも前向きである
・時間を気にせずに仕事に夢中になっている
・単に他部署にお伺いを立てる・顔色を見るだけでなく、実績で見せたり、社内を味方につけられる
・結果として、大事なポイントに予算を掛ける決済を得られる
・「野武士」感が有り、ともすると粗削りだが、熱量が有る
・一人社長のような感覚で動いている
といった特徴を持っている事が多いと感じます。
このような担当者を育てるには社長が現場に権限移譲を行い、懐の広い采配を振るって頂く必要があると思っています。
今回、WEB担当者様と社長のパイプをしっかりと構築していく事、そして新築・リフォームと分散していたリソースを一度リフォームにまとめて集中的に伸ばすお約束を致しました。
選択と集中を行い、一気に状況を打開しようと考えています。
当社のミッションである「中小の建築家・工務店を元気に」するために「二人三脚して並走」させて頂きます。
社内の人材が育ち、WEB運用のナレッジが内製化されていきます。
時間の積み重ねが資産となります。
この日は、このクライアント様ととても良い打ち合わせになったと思いました。
今後が楽しみです。