令和時代の不動産集客方法はオンライン活用がカギ|WEB集客戦略
すでに人口減少フェーズに突入している日本では、不動産業界も縮小する市場の中で効率的な集客方法を構築しなければいけません。
具体的には新聞広告やポスティングといったオフライン集客から、ホームページやオンラインセミナーといったオンライン集客への移行が必要になってきます。
今回は不動産業界の集客方法を改めて見つめなおし、令和時代のWEB集客戦略も解説します。
目次
■令和時代は不動産の集客方法も変化している
■不動産の集客方法
■令和時代の不動産集客戦略
目次
■令和時代は不動産の集客方法も変化している
いつでもネットで情報収集できるようになった現代、賃貸・売買含めて不動産情報もスマホで手軽に検索することが当たり前になりました。WEBの不動産情報は即時性が高く、シームレスに問い合わせや情報の確認までできるため、紙媒体をはじめとしたオフライン広告と需要が入れ替わりつつあります。
旧来のオフライン集客からいきなりすべてオンライン集客に切り替えるのは大変ですが、将来を見据えて早めに移行しておく必要があるでしょう。
今回の記事をきっかけに改めて自社の集客方法を見つめなおし、時代の変化に対応しましょう。
■不動産の集客方法
まずは不動産業界における主な集客方法について、オフライン・オンラインに分類して考えてみましょう。
【オフライン】
年々効果が減少している方法が多いオフライン集客ですが、工夫次第ではまだ活用の場もあります。
・新聞広告
新聞の広告スペースや折り込みチラシは、不動産会社が多くのユーザーに認知を促す定番の集客手法といえるでしょう。
ただし新聞の発行部数は年々減少しているため、費用対効果も小さくなってきています。読者層も高齢化している状況を逆手にとって、高齢者向けの不動産情報を扱うなど、効果的な集客のためには工夫が必要になります。
・ポスティング
チラシやダイレクトメールを直接投函するポスティングも、不動産業界の定番集客方法ですよね。自社の商圏にエリアを絞りこみやすく、マンション・戸建てなど細かくコントロールできるのもポスティングの特徴です。
外部に委託する方法から自社の手撒きポスティングまで規模も調整しやすく、営業活動のついでに行うなど地道な活用方法もあります。
・ティッシュ配り
かつて駅前や繁華街で見かけたティッシュ配りは、新型コロナウイルスの影響で少なくなりました。しかしティッシュの代わりに広告が入ったマスクを配るなど、工夫を凝らした集客手法も登場しています。
自社社員のほかアルバイトなどを雇ってピンポイントで実施でき、反響があれば費用対効果が大きい方法です。
・交通広告
電車・バス・タクシーなどをメインとする交通広告は、掲載費用は大きいもののリーチ数も多いため認知を取りやすい集客方法です。最近はデジタルサイネージの登場により、よりユーザーに認知されやすい工夫も。
住宅購入を検討しているビジネスパーソンに訴求しやすく、通勤途中に目に入るのも交通広告の特徴です。
【オンライン】
前述したように、これからの時代力を入れていくべき集客方法です。
・ポータルサイト出稿
大手のポータルサイトはもともとアクセス数を持っているため、出稿直後から反響が見込めるのが大きなメリット。ただし最近は複数のサイトで同じ物件が横並びになることも多く、どうしても大手不動産会社が有利な状況になっています。
オンラインでの定番集客方法ですが、頼りすぎず費用対効果を見ながら活用していくのが良いでしょう。
・オウンドメディア運営
ホームページをはじめウェブメディアやブログなど、自社で所有・管理を行うメディアを通じた集客手法です。
すでに自社ホームページを持っているケースが多いと思いますが、後述するオンライン集客方法と連携すれば活用の幅が広がります。
SEO対策やリスティング広告による集客の受け皿としても重要で、クオリティが反響率に影響することも。アクセス数を増やすのには時間がかかりますが、育てれば安定した集客ルートになってくれます。
・オンラインセミナー
もともと店舗や会場で開催していたセミナーのオンラインバージョンは、自社メディアと連携することで効果的な集客方法になります。開催規模や時間も自由に設定できるため、アクセスを確保できれば一気に見込みの高いユーザーを集客可能です。すでにオフラインセミナーを実施しているなら、オンラインでの視聴も選べる同時開催にすると良いでしょう。
・SNS
Facebook・Twitter・Instagramに代表されるSNSも、不動産業界の集客手法としてスタンダードになりつつあります。ホームページを訪れたユーザーにフォローしてもらえれば、新着情報を定期的に発信して将来の見込み客にすることができます。
デザイン性の高いリノベ物件を扱うならInstagram、お知らせ中心ならTwitterなど、目的に合わせて使い分けると効果が高くなるでしょう。
■令和時代の不動産集客戦略
・一つの集客方法に依存しない
オンライン・オフラインそれぞれの集客方法をご紹介しましたが、なるべく複数の手法を構築していくのがおすすめです。これからの時代は従来のオフライン集客も活用しつつ、オンライン集客にバランスを移していくと良いでしょう。
一つの集客方法への依存率が高いと、時代の変化でその方法が頭打ちになると経営への影響が大きくなってしまいます。例えばポータルサイトの集客に依存していると、競合の参入やサイト改修などの要因に左右されやすくなります。複数の集客方法が育っていれば、リスクを分散することができるのです。
すべての集客方法を均等に採り入れる必要はありませんが、自社の営業スタイルに合った方法を複数構築していきましょう。
・コンセプトや強みを打ち出す
ネット社会では比較される競合数が増えているため、自社のコンセプトや強みを明確に打ち出して出し抜く必要があります。ペットと暮らしやすい物件、リノベーション済物件など、特定のユーザーに刺さり競合が少ないジャンルを攻めるのも効果的です。エリアに特化して、地域情報と合わせた物件選びなどの特集を組むのも良いですね。
学生街やファミリー層が多い住宅地など、エリアの特性に合わせたコンセプトを考え、競合他社になり魅力を打ち出してみましょう。
・ニーズの高いユーザーに拡散する
オフライン広告の時代もターゲットの設定は重要でしたが、デジタル広告・オンライン集客ではさらに細かく対象ユーザーを設定することができるようになりました。
例えばSEO対策で「4LDK×マンション」というキーワードを選べば、ファミリー層を狙い撃ちできるといった具合です。扱う物件の傾向やコンセプトに合わせ、ニーズが高いユーザーに広告を拡散することで問い合わせ・成約率が高まります。
前述した自社のコンセプトや強みに合わせてペルソナを設定し、効果的な集客を行いましょう。
・自社のWEB資産を徐々に育てる
これからはオンライン集客方法が重要となることは前述しましたが、なかでも自社のWEB資産を育てていくことが大切です。ポータルサイトへの出稿はずっと同じコストがかかりますが、ホームページは一度構築すればあとは少ないコストで運用できます。SNSやYouTubeなどの自社アカウントコンテンツも、フォロワー数が増えればメルマガのようなストック型の使い方が可能です。
これらのWEB集客方法は構築に時間がかかりますが、育てた後はずっと自社の資産として活用できます。
■まとめ:自社集客体制を構築し、安定した経営を
オンラインが全盛の令和時代は、低コストで安定した集客が期待できる自社ホームページやメディアの構築がカギとなります。ポータルサイトやオフライン広告に頼らず、自社の力で集客できる体制で安定した経営を目指しましょう。
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