建築系ホームページにおけるwordpressの位置づけ
生産性が常に改善しております。体調管理し、いつも万全です。
最近はクラウドワーカー8名をディレクションし、WEBを1日30ページくらい制作・納品しております。
今日はワーカーさんがお休みの為、一人で作り続けています。
WEB運用を体系化し、建築業界にお役立ていただきたいです。
さて今日は、皆さんからの相談が多い「wordpressってどう?」という質問について、書いてみたいと思います。
企業公式ホームページやオウンドメディアの初めの一歩は、wordpressが非常に多いですね。
とても良い仕組みです。
wordpress等のWEBシステム選択においては「WEB制作コストに関する価値観」がポイントとなるかと思います。
コストパフォーマンスを求めるのであれば、無料に近い仕組みを選ぶと良いですが、大切なのは「環境変化への対応」となります。
システム選択で、塩漬けを回避しましょう
企業ホームページは塩漬けになる事が良くあります。
何故塩漬けになってしまうのでしょうか。
結論としては、システム選択にミスが潜んでいるケースが多いと、弊社では考えています。
塩漬けにならないように、システム選択を上手く行う事が重要と考えます。
可変性を考慮したシステム選択
システム選択で重要なのは、可変性となります。
可変性のあるシステムを選択するだけで、WEB業務の生産性が向上するのが理由です。
無料、もしくは安価でHPを作りたいという会社さんが、かなり多いと思います。
まずは無料、もしくは安価に使用できるシステムを列記してみます。
・wix等のHP制作ツール
・amebaやFC2等 日本のブログシステム
・bind、HPビルダー等の市販アプリケーション
・movabletypeやwordpressといったスタンダードCMS
WEBサイトを安価に制作するのであれば、スタンダードCMSであるwordpressが現時点のWEB環境(スマホ・タブレット全盛、SEOからコンテンツマーケティングへのシフト、SNSの潮流、動画等総括的な環境)では、お勧めです。
それ以外のWEBシステムと比較すると、運用に大きなコストパフォーマンスがあります。
価格を優先するなら、wordpressにメリットがある
企業のオフィシャルWEBやオウンドメディアを50万円以下という安価に収めたいのであれば、wordpressを選択すると良いです。
それ以上費用をかけるのであれば、オリジナルシステム制作と両天秤でいきます。
個人事業や中小企業HP、最初の一歩にwordpressをすすめる理由は以下となります。
②アップデートが頻繁に行われている
③デザイン・UIはかなり自由に出来る
④集客・SEOに強い
②中小企業のアクセス規模の相場 10000アクセス以下/月位であれば受け止められる
⑥動的言語で自動化出来る
⑦言語が分からなくても、ソースがWEB上に散らばっているのでかなり適応できる
⑧制作者の数が多い(ので更新が安価になる)
⑨数多くのプラグインが開発されており、色々なWEBが出来る
⑩SNS、デバイス等の変化の速いWEB事情に対応できる
そしてwordpressを使用する場合、その先のテンプレートやプラグインの制作・選択も大変重要となります。
中小企業のサイズに合ったシステム選択
中小企業で、工務店・設計事務所・専門工事会社のブランディングや受注に貢献するには、大きなWEBシステムは必要ありません。
(※ここでいう大きな仕組とは、自動化の仕組みを持つ大規模ポータルサイト等です)
プログラミングの価値は利益貢献にあると考えています。
同じ利益を産めて・運用コストも同じであれば、最短ルートを選択します。
時には、「機能を作らない選択」も吉かもしれません。
その為に何をするかというと、システム選択です。
これに間違うと、企業のオフィシャルWEBやオウンドメディアは必ず塩漬けになります。
塩漬けになると、貴重な問合せ入り口を捨てる結果に繋がってしまうのです。
WEBにかけられる費用は限られていますので、初めは身軽なシステムで始めると良いと思います。
現在は制作会社さんによってwordpressをカスタマイズした仕組も数多く出ています。
これらの「準オリジナルな仕組」を持つ制作会社さんに作ってもらうとすれば、その制作会社さんと「ずっと付き合う前提」であれば良いと思います。
また、制作前に運用時のコストも聞いておくのが大事です。
システム選択のコンサルティングが秀逸で、プログラミング、デザイン、ディレクションの3つが整った制作会社を選ばれると良いと思います。
まとめ
建築会社のWEBシステム選択、費用を抑えたい方は今のところwordpressです。
制作・運用コストを抑える事で業務効率が上がるという利点があります。
ですが一点だけご注意は、有効なWEBシステム選択はその時の環境によって変わります。
弊社は経営に寄り添うという目標の下、このような最新情報を常にキャッチアップしてゆきます。
引き続きオウンドメディア(独自ドメイン)の施策と最新事情をお届けしてゆきます。
(平野)