建築業界でも活用できる“LINE集客” 便利な9つの機能とは? | ミライスタイル

建築業界でも活用できる“LINE集客” 便利な9つの機能とは?

建築におけるLINE集客のポイント

既に、ホームページやSNSの運用に取り組んでいる企業が増えている中、集客ツールとして「LINE」を活用する会社は少なくありません。

建築業界も例外ではなく、不動産会社や工務店、設計事務所など様々な会社がLINE集客に取り組んでいます。

しかし、まだまだ「興味はあるがどうやればいいか分からない」という方も多いはずです。

そこで、今回はLINE集客の重要性や、建築業界で活用できるLINEの便利なサービス・機能を紹介します。

「新たなビジネスチャンスを掴みたい」「事業の幅を広げたい」という方は、ぜひ参考にしてください。


目次
■“LINE集客”が重要な理由
■建築業界の集客で役立つ9つのメリット・機能・サービス
■“LINE集客”を成功させるためのポイントは?
■“LINE集客をWEB運用のプロに任せてみませんか?




コラムのポイント
■ 「LINE」は無料で始められる上に、多くのユーザーへアクセスできる可能性に満ちている集客手段です。
■ アカウントの設定や機能の活用によって、より多くのフォロアーを獲得できます。
■ 私たち“ミライスタイル”が、建築業界専門のWEB運用会社として、専門知識を持ったスタッフがチームで御社をサポートします。




■“LINE集客”が重要な理由

LINE集客の重要性

LINEは、簡単にチャットでコミュニケーションがとれるSNSとして知られていますが、近年はビジネスシーンでの活用事例が急増しています。

その理由は、ずばり「ユーザー数の量」です。

LINE株式会社の発表によると、2022年12月時点での月間ユーザー数はなんと9,400万人。

他のSNSと比べても、段違いに多い数です。

「若い人が利用する」と思われがちですが、実はユーザーの年齢層は幅広く、10〜60代まで各年代で隔たりなく利用者がいる点にも注目してください。

LINEの利用者年齢層
(引用:LINEキャンパス


総務省の調べによると、SNSを活用している人のうち、10~60代全ての年齢層において、LINEの使用率は90%を超えています。(参考:総務省|令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書

関東圏内の利用者が最も多いものの、人口と比例して全国に満遍なくユーザーがいる点もLINEの強み

そのため、都市部・地方部関係なく、届けたい人に情報を伝えられるのです。

(引用:LINEキャンパス


ユーザーの多くは連絡手段としてLINEを利用しているため、1日に何度も確認するという特徴もあります。

LINE株式会社の調べによると、「LINEを毎日利用する」と回答した人は、10〜60代全ての年齢層において60%を超えていて、30代以下に限定すると80%近くの方が1日に1度はLINEを確認するということが分かっています。(参考:LINEキャンパス

このように、LINEを活用して集客を行うことは、それだけ多くの人にリーチする可能性が高いことを意味するのです。

手軽に情報を得たい20〜30代の若年層を顧客へ取り込みたい場合には、ホームページやメールマガジンの充実よりも、LINE公式アカウント運用の方が、大きな効果が得られることも十分考えられます。

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■建築業界の集客で役立つ9つのメリット・機能・サービス

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LINEを活用した集客は、小売店・レストランなどのサービス業・ECサイトなど多種多様な業界で取り入れられています。

その中で、建築業界においてはどのような機能が活用できるのでしょうか?

ここでは、便利なサービスや機能を紹介します。

その① 基本的に無料で運用できる

LINEを個人がコミュニケーションツールとして使う場合と、法人が集客ツールとして使う場合では、それぞれ違うアカウントを作成しなくてはいけません。

企業が利用する場合には、まず「LINE公式アカウント」に登録しましょう。

認知度を高めて集客につなげるために便利な、様々な機能が使えます。

フリープランですと月額固定費は無料なので、気軽に挑戦できる点は大きなメリットです。

まずは無料のプランで運用を始めてみてから、有料プランに切り替えることをおすすめします。

LINE料金プラン
(引用:LINE for Business



その② メッセージの開封率が高い

多くの方がLINEを連絡手段として使っているため、頻繁にアプリケーションを確認することが習慣化しているはずです。

そのため、企業からのメッセージも開封率が高く、過半数のユーザーが半日以内にメッセージを確認するというデータもあるほどです。

(引用:LINE for Business


個人的なメッセージと比べると、企業からの情報は中身を確認するまで時間がかかることが予想できますが、アプリの設計上、未読通知が表示され続ける仕組みになっているため、最終的に開封してくれる可能性は決して低くありません。


その③ クーポン配布やインベント・キャンペーン告知に向いている

LINE公式アカウントのフォロアー、いわゆる“友だち”へ、一斉にメッセージを送信できる点もLINEの大きな特徴です。

テキストだけではなく、画像や動画、URLリンク、クーポンなども配信できるため、現場見学会や期間限定キャンペーンの告知をするのに適しています。

見てくれるか分からない人や、興味がないかもしれない人まで一斉に告知するよりも、多少なりとも会社のサービスに興味を持ってくれているフォロアーにアプローチする方が、ずっと効率的ですよね。

個人アカウント同士のように、チャットや通話もできるため、ユーザー側から会社へアプローチするのが簡単な点もポイントです。

予約制のイベントでも、気軽に参加しやすい点は、ユーザーのメリットになります。

ただし、あくまでも情報の配信先はフォロアー(友だち)に限定されるため、ある程度“友だち”を増やしてからでないと、告知効果は得られません。


その④ ステップ配信で定期告知が簡単

ステップ配信とは、あらかじめ登録しておいたメッセージを、設定したタイミングで友だち追加したユーザーへ自動配信できる機能です。

例えば、登録した当日に自社サービスの紹介メッセージが配信され、その翌週にクーポンが送られると言ったように、自動でユーザーにとって有益な情報を提供できます。

(引用:LINE for Business

性別や年代、地域などの属性を指定して、メッセージ配信の条件を細かく設定することもでき、過去配信したメッセージの開封状況や、添付したURLをクリックしたかどうかなど、細かい分析もできるため、運用の傾向対策にも活かせます。(参考:LINE for Business


その⑤ メッセージの種類が豊富

LINEで配信できるメッセージにはいくつか種類があるため、目的や業態によってそれらを使い分けられます。

テキストメッセージ

(引用:LINE for BUsiness

端的に情報を伝えたい場合におすすめのタイプで、テキストだけではなく画像や音声、動画も送れます。

例えば、営業時間の変更や個人へのアポイントコンタクト、その他、具体的な情報のやり取りに適しており、最も頻繁に使われる手段です。


リッチメッセージ

(引用:LINE for BUsiness

画像とテキストをまとめて配信できるため、ビジュアルに訴えたい現場見学会や新規事例紹介などに適しています。

配信された画像にURLリンクを貼り付けられるのはもちろん、LINE公式アカウントで発行したクーポンへ誘導することもできるため、集客に直結させたい情報を配信する際に活用してみましょう。


カードタイプメッセージ

(引用:LINE for BUsiness

こちらは、一つのメッセージで複数の“カード”を配信でき、ユーザーは情報をスクロールしながら横並びで確認できます。

例えば、自社のサービス一覧をカードとしてまとめて配信すると、ユーザーが比較検討しやすくなるということです。

それぞれのカードにURLリンクを設定できるので、そのまま自社サイトのサービス紹介ページへユーザーを誘導できます。


その⑥ LINE VOOMで会社情報を拡散できる

LINEは、“友だち”へメッセージや情報を送れるだけではありません。

そのほかにも、FacebookやInstagramのように、ショート動画をアップして、それを友だち側から能動的にチェックしてもらう「タLINE VOOM」機能も活用してみましょう。

ポイントは、趣味嗜好にあったユーザーや興味を持っているであろうユーザーにまでおすすめ表示される点。(参考:LINE for Business

そのため、投稿の拡散力は期待できます。

例えば、お得なキャンペーン告知をこのタイムラインにも載せれば、“友だち”を増やせるチャンスが増えるでしょう。

また、トーク機能のようにユーザーへいちいち通知(通知音やバナー表示)されないため、投稿を連投してもユーザーが煩わしさを感じず、登録解除のリスクが抑えられる点もポイントです。


その⑦ 自動返信サービスがある

建築業界の場合、どうしても人員に限りがあり、顧客運用を勤務時間外で対応しなくてはいけないケースも多いでしょう。

また、通常業務に追われて、手厚い対応ができるかどうか不安という方も少なくないはずです。

そんな方におすすめなのが、ユーザーから問い合わせがあった際にまず自動で返信できるサービス。

このサービスを活用すれば、顧客の熱が冷めないうちに意識を繋ぎ止めておけますし、いくつかの対応を後で落ち着いてからまとめて取り掛かれます。

簡単な問い合わせであれば、自動で臨機応変な返答をしてくれる「AI応答メッセージ」を使ってみるのもおすすめです。

(引用:LINE for Business


AI応答メッセージの返信内容は「一般的な質問」「基本情報」「業種カテゴリー別」「予約」という4つのカテゴリーに分かれています。カテゴリー別の返信内容は管理画面から確認・編集が可能で、メッセージごとにオンとオフを切り替えることもできます。

(引用:LINE for Business




その⑧ 機能を拡張してカスタマイズできる

LINEはこれまで紹介した基本サービスに加えて、様々なカスタマイズが可能です。

例えば、自動で来店予約管理をしてくれる機能や、先ほども紹介したAI応答メッセージ機能、そのほかにも顧客情報管理機能などを活用すれば、より効率的に集客が行えます。(参考:LINEマーケットプレイス

ただし、あまり多くの機能を追加しすぎると、管理が複雑になってしまいますので気をつけましょう。


その⑨ 有料のLINE広告活用で潜在顧客にリーチできる

LINEの運用に慣れてきたら、是非有料のLINE広告も活用してみてください。

LINE広告は、月間9,400万人が利用するLINEに広告を出稿するための広告配信プラットフォームです。
「トークリスト」や「LINE NEWS」、「LINE VOOM」をはじめとするLINEの様々な面やファミリーサービスなどに広告配信が可能。
オンラインで手軽に広告配信設定をすることができます。

(引用:LINE for Business



膨大なユーザーへ自社を知ってもらえるきっかけになります。

年齢や性別、地域、ユーザーの興味関心などを限定したターゲティングも可能なので、比較的コスパのいい広告配信と言えるでしょう。

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■“LINE集客”を成功させるためのポイントは?

LINE集客成功のポイント

これからLINE集客を始めたい方の多くは、日頃連絡ツールとしてしか使ったことのない方がほとんどでしょう。

集客手段として活用するためには、ポイントを押さえて取り組まなくてはいけません。

目的を明確にする

まず、LINE運用の目的が「集客」「認知度アップ」「情報発信」のどれなのかを決めましょう。

それぞれの目的によって、アカウント設定や配信する情報、キャンペーン内容が異なります。

全てを目的にしてしまうと、メニュー画面が複雑になりますし、フォロアーにしてみれば、興味のない情報が頻繁に配信されて、煩わしくなってしまうかもしれません。


サービス内容が伝わりやすいプロフィール設定

公式LINEアカウントを開設する企業はどんどん増えているため、簡単に会社のサービス内容が分からなければ、友だち追加してもらえない恐れもあります。

アカウント画面を一目見るだけで、サービス内容だけではなくコンセプトや強みも分かる文章にすれば、ユーザーも「とりあえず友だち追加してみよう」という気持ちになるはずです。

アカウント画面に表示できるのは、以下の情報や機能です。

  • アカウント情報
    アカウント名、ステータスメッセージ、プロフィール画像、背景画像 の設定ができます
  • 基本情報
    「紹介文」「営業時間」「予算」「電話」「Webサイト」「予約」「支払い方法」「設備」「住所」「地図」の中から必要なものを設定できます。
  • ボタン
    ボタンはアカウント名の下に3つまで表示できます。
    「トーク」はデフォルトでの表示となり、残り2つのボタンは「投稿」「通話」「クーポン」「ショップカード」「サービスページ」「予約」の7種類からお好きなものを設定できます。
  • パーツ
    上記以外にもプロフィール画面に表示したい情報は、パーツ機能を使い、つけ足すことができます。
    追加できるパーツは、以下の通りです。

    コンテンツ:「自由記述」「アイテムリスト」「最近の投稿」
    顧客獲得ツール:「ショップカード」「クーポン」
    アカウント情報:「お知らせ」「SNS」「基本情報」「よくある質問」
    サービス・取り組み:「感染症対策」「デリバリー・出前」「デリバリー・宅配」「テイクアウト」
(引用:LINE for Business )




実際の集客につながるメニュー設定

直接的に集客につなげるためには、メニューの設定も欠かせません。

例えば、自社ホームページへのリンクボタンやクーポン、サービス内容の一覧へワンアクションで飛べるボタンを配置すれば、ユーザーが気になった時にすぐ知りたい情報へアクセスできます。

(引用:LINE for Business

自社ホームページからLINE登録への導線

公式LINEアカウントから自社ホームページなどへ誘導することも肝心ですが、“友だち”を増やすためには自社ホームページからLINEへ誘導することも重要です。

友だち登録してもらえれば、一時的な興味関心に過ぎなかった気持ちから変化して、継続的な関係性に発展する可能性があります。

自社ホームページへ、LINEの友だち登録を促すウィンドウなどを配置するのがおすすめです。



ユーザーのメリットとなる情報の作成

せっかくLINEで友だち追加しても、頻繁に営業トークを投げかけられてばかりでは解除してしまいたくなる方も多いでしょう。

確かに、LINEは集客力が高いですが、そればかりに固執してしまうとユーザーの満足度にはつながりません。

クーポン配布やキャンペーン案内だけではなく、「おうちのお悩み相談」や「住まいの豆知識」など、ユーザーにとって有益になる情報を提供することが重要です。

そうすることで、今すぐに受注へ繋がらなくても、将来の顧客になってもらえる可能性が高まります。

大切なことは、継続的かつ定期的にユーザーと関わること。

密にコミュニケーションをとれば取るほど、いざ家を建てる・家を買うという時に問い合わせてもらえるはずです。






■“LINE集客をWEB運用のプロに任せてみませんか?

ミライスタイルのスタッフ

LINEは多くのユーザーに自社を知ってもらえるチャンスが多く、無料で始められるためとてもコスパのいい集客ツールです。

しかし、“友だち追加”してもらえなければ、いくら作り込んでもなかなか効果は表れません。

そのため、その他のSNSや自社ホームページなどと総合的に運用することが重要です。

しかし、中小規模の会社ですと通常業務に追われて、なかなかそこまで手がつけられないという会社も多いでしょう。

そのような場合は、思い切ってプロにWEB運用・SNSブランディングを任せてみませんか?

ミライスタイルは建築業界専門のWEB制作・運用会社。

建築に特化することで業界のニーズに的確に対応し、集客できるホームページやSNSの運用をさポーチいたします。

設計事務所・工務店のサポート事例も数多くございますので、独立や事務所の開業、集客のお悩みなどぜひお気軽にご相談ください。

全国からお申込みいただけるWEB個別診断もございます。



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著者情報

メイン奏

メイン奏(株)ミライスタイル ライター

建材メーカーにて住宅やオフィス、店舗のリフォームに携わった後、設計事務所や教育機関での業務経験を経て、建築系ライターとなりました。今まで現場で目の当たりにした リアル な情報を皆様にお伝えしていきたいと思っております。

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監修者情報

平野雄介

平野雄介(株)ミライスタイル 代表

筑波大学大学院人間総合科学研究科 建築専攻卒。ゼネコンの現場監督,木造躯体供給会社,構造設計事務所のWEB担当を経て独立。建築業界専門のWEB運用会社 株式会社ミライスタイルを創業。

保有資格 一級建築士

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