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消費者が住宅を新築する際に求めることを叶える工務店ネットワーク
消費者にとっても施工会社にとっても、住宅の新築を円滑に進められる条件を調えることが工務店ネットワークの目的です。それでは、消費者が新築する住宅に求めることはどのようなことなのでしょうか？
- 家族構成や家族の暮らし方に合う間取り
- 家族の好みや価値観に沿った外観や内装のデザイン性
- 快適で健康に暮らせる室内環境
- 自然災害に強い耐震性能
このような条件を備えた家を「納得できる予算で建てられる」ことが、消費者が住宅を新築する際に求めることです。建築関係の仕事をしている人でもない限り、住宅の新築に慣れている人、深い知識のある人は多くはありません。その為、自分たちが建築を依頼する工務店によって、新築された住宅への満足度が大きく変わります。
多くの人が有名ハウスメーカーのモデルハウスに足を運ぶ理由は、ブランド力に加えて、行きやすい場所にモデルハウスがあることと、テレビコマーシャルでイメージをつかめていることではないでしょうか？
ブランド力は、建築技術やデザイン性と、アフターフォローに関する安心感に結びつきます。人によっては、ステータスという面からの満足感もあるかもしれません。一方、工務店に対する情報は希薄であるという現実があります。誰の目にも留まるという位置にはありません。
実は、ハウスメーカーの家は自分たちの理想の家には飽き足らないと思っている人や、ハウスメーカーの家は予算的に無理という事情のある人は多数存在します。しかしながら、「ではどこで？」となると、圧倒的に情報量が少ないのです。
以前は、新聞の折り込み広告などで情報を得るという手段がありましたが、現在では新聞をとっていない家庭も多くあります。そこで多くの人が、地域の優良な工務店を容易く見つけられるようにと考えられた仕組みが工務店ネットワークです。
工務店の利便性を向上させる工務店ネットワーク
工務店にとって、「消費者が購入しやすい価格」と「高品質の家」を同時に実現させることと、「多くの消費者に自社を知ってもらうこと」は大切な課題です。
「消費者が購入しやすい価格」と「高品質の家」を同時に実現させる
高品質な家に求められるグレードの高い建築資材は、使えば使うほど建築費が嵩んで行き、消費者が購入しやすい価格からは遠ざかっていきます。一方、どんなに優れた設計力とデザイン性、建築技術があったとしても、低品質な建築資材を使ってしまえば高品質な家は完成しません。
その為、高品質な建築資材をコストダウンさせたいという想いを持つ工務店が多いのではないでしょうか？
工務店ネットワークでは、ネットワークの力を利用して、建築資材の共同購入や、大量一括仕入れによって、コストダウンを図っています。その為、ネットワークに所属している工務店は、高品質な建築資材を適正な価格で手に入れ、住宅建築に役立てられます。
多くの消費者に自社を知ってもらうこと
設計力やデザイン性、技術力など、「住宅建築に必要な条件を全て備えている素晴らしい家」を建てていても、その存在を知る人がその家の施主だけであれば、多くの人に自社の家の良さを知ってもらうことができません。
一方、広告宣伝費に費用をかければ、多くの人の目に留まるようになります。ただ、多数のモデルハウスを常設したり、テレビコマーシャルを放映したりすると、年間数十億円がかかります。その結果、建築費が大幅に高額になってしまいます。
工務店ネットワークでは、この2つのジレンマを解決する為、地域ごとでの折込みチラシなどで、工務店が大きな負担を負うことなく、宣伝広告できる取り組みを行っています。
その結果、消費者にとっては「優良工務店を知るチャンスが増える」工務店にとっては「自社の住宅の魅力を多くの消費者に知ってもらえる」という橋渡しが実現します。
工務店の実力を向上させ国や地域の自治体を繋ぐ工務店ネットワーク
建築現場での人材や次世代後継者育成、工務店の経営力強化をサポートし、国や自治体と工務店を繋ぐネットワークもあります。
地域に必要とされる工務店をアピールすると共に、木造建築に必要な研究開発、木造建築に関係する他団体との連携などを通じて、工務店業界を活性化させることを目的としています。
具体的には、JBN ZEHビルダー登録や国からの補助による無料の断熱施工実技研修会などが行われています。
工務店ネットワークの種類
工務店と消費者を繋ぐネットワークには複数のタイプがあります。具体的にどのようなネットワークがあるのか見ていきましょう。
日本最大級の工務店ネットワーク ジャーブネット
ジャーブネットの使命は、注文住宅のプロとして自信を持っておすすめできる「品質」と、納得いただける「価格」、そして「匠の心」で日本の家づくりを変えることにあります。
「匠の心」とは、住まう人に喜ばれることを、自らの喜びとすること。ご家族の幸せな暮らしを応援したい。そのために、末永く安心できる家をつくりたい。
そんな「匠の心」をもつ全国各地の地域密着工務店が力を合わせることで、この国の家づくりをジャーブネットが変えていきます。
JBN （Japan Builders Network）・全国工務店協会
全国の地域工務店を、技術、人材、品質、事務、情報等の面からサポート、関係省庁や各機関、関連事業者と協力・連携し、地域の良好な住環境と、木造建築物の整備や維持で、地域社会に貢献することを目的とした全国組織です。
これらの役割を果たすために、国土交通省、経済産業省、厚生労働省、環境省、林野庁などの中央省庁と協力し、ヒヤリングや意見交換、政策提言などを行っています。
優良工事店ネットワーク
リフォーム業者と消費者を結ぶネットワークです。リフォームをしたい人にとっては、最小の工事費用でリフォームでき、工務店にとっては、自社が得意とする工事をリフォームしたい人に対してアピールしてもらえます。
会社によってはリフォームを請け負った後、下請け業者に工事を依頼するケースもあります。その場合には中間マージンが発生する他、下請け業者による工事の質の差も出てきます。
優良工事店ネットワークでは、工事店の登録審査を行い、厳しい審査基準を設けています。その為、登録した工務店は優良工事店であることが認定され、消費者にとっては安心してリフォームの依頼ができるという理想的な連携が生まれます。
自分でお客様を見つけられない下請けの工事店はどうしても立場が弱いために、リフォーム営業会社から流してもらった工事では切り詰められたコストの圧迫で、とにかく早く安く工事することを強制されがちです。優良工事店ネットワークは、その工事店とお客様を直接結び付けることにより、お客様の負担を減らすだけでなく、良い仕事をしている参加工事店の利益を確保することも目的として活動していますので、双方の利益を両立することができます。
引用：優良工事店ネットワーク
ネットワークに参加する以外に必要なWEB広告
多くの工務店様は、何らかのネットワークに参加していらっしゃることと思います。ただ、それだけで十分な宣伝広告の効果を得られていらっしゃいますか？
自社の建築する住宅の魅力を多くの人に知ってもらう為には、自社独自のホームページが役立ちます。
設計・建築技術、デザイン性、住宅性能など、優れた住宅に必要な条件の備え方は、工務店それぞれの家づくりへの姿勢によって異なります。自社の持つこだわり、自社の考える理想の家像を隈なく洩れなく伝えることが、本当に良い家を求める消費者へのメッセージになります。
それができる場が自社のホームページです。チラシやパンフレットは、毎日のように配る訳にはいきません。一方、インターネット上のWEBサイトであれば、いつでもどこでも誰でも閲覧することができます。その為、共働きなどで時間がとりにくいご夫婦は、ネット上で家づくりの情報を得るというケースが増え続けています。
建築家としての誇りを持ち、高品質な住宅を建てる工務店のホームページは、本当に良い家を建てたい消費者とのご縁を結びます。
ミライスタイルは建築業界専門のWEB制作・運用会社です。
これからホームページを立ち上げる、リニューアルを検討している、といった場合はぜひ一度ご相談ください。建築に特化することで業界のニーズに的確に対応し、集客できるホームページをご提供させていただきます。
ミライスタイルでのサイト作成やリニューアルは完成したその日がスタートの日でもあります。建築・建設会社様、工務店様の歩みと共にサイト運用を行い、さらなる発展をサポートしてゆきます。
全国からお申込みいただけるWEＢ個別診断もございますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
著者情報
ミライスタイル ライター 大住友子
マーケティング調査から得られた情報を活かして、暮らしやすい建築・住宅をテーマに情報を発信しております。
